もずの独り言・goo版

半蔵ともず、gooでも独り言です。『もずの独り言』はこれからも戦い続けます。

【みんな生きている】久米 裕さん

2012-10-14 18:06:55 | 日記
北朝鮮による拉致事件の集会が10月8日に神奈川県藤沢市で行われました。
集会では久米 裕さん拉致事件が取り上げられました。

「昭和52年、東京の三鷹市役所でガードマンをしていた久米 裕さんが北朝鮮の工作員にだまされて拉致された」
(特定失踪者問題調査会・杉野正治常務理事)

久米 裕さんをだました北朝鮮の工作員3人は、久米さんを石川県の宇出津から北朝鮮へ連れ出しました。
「久米さん拉致事件の犯人3人は宇出津の旅館に投宿したが、“何かおかしい”と気付いた旅館の女将さんが警察に通報。事件が発覚した」
(杉野常務理事)

通報を受けた警察は工作員1人を逮捕。
その後の家宅捜索で乱数表等が押収されました。
しかし、久米さん拉致事件は立件されませんでした。
杉野常務理事は
「起訴したとして公判の維持が難しいことと、この工作員を泳がせて北朝鮮による工作の全容をつかもうとしたのではないか」
と話しましたが、実際には「泳がせた」とは程遠いものでした。
「久米さん拉致と同じ時期に大量の失踪者が出ている。何故、みすみす拉致されたのだろう?」
(杉野常務理事)

集会では救う会神奈川の川添友幸代表が
「久米さん拉致事件の実行犯の1人は現在、東京都西東京市に住んでいる。家に乗り込んでやろうかと思う」
と怒りを露わにしました。

また、集会に参加した横田めぐみさんの父親の滋さんは
「今度の拉致問題担当大臣は現政権で7人目ですが、拉致問題担当大臣ってのは役に立ってるんでしょうかねえ」
と述べ、母親の早紀江さんは
「松原さんは本当によくやってくれていたのに。野田さんは何の説明も無しに担当大臣を代えた」
と、現政権の拉致事件への取り組みに不満を述べました。

民主党参議院議員として集会に参加したジャーナリスト・有田芳生さんも
「拉致問題の予算執行率の低さ(約30%)も問題だが、予算執行の中身が朝鮮中央通信や『労働新聞』の翻訳の費用ばかりというのは困りものだ。予算を使って情報を取りに行かなきゃダメだ」
と現政権の取り組みを批判したうえで
「これはいのちの問題だ。早く着実な交渉をしろ!」
と強く訴えました。

◆昭和52(1977)年9月19日
宇出津(うしつ)事件
被害者:久米 裕さん(拉致被害時:52歳)
石川県宇出津海岸付近にて失踪。
北朝鮮側は、久米さんの入境を完全否認している。
捜査当局は主犯格である北朝鮮工作員、金世鎬(キム・セホ)について、平成15年1月逮捕状の発付を得て国際手配しており、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。
平成18年2月の日・朝包括並行協議で、北朝鮮側は金世鎬について「かかる人物は承知していない」としつつ、我が方からの関連情報提供を前提に、同人特定のための調査を行う旨回答している。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】特定失踪者編

2012-10-14 18:00:32 | 日記
北朝鮮による拉致事件の集会が10月8日に神奈川県藤沢市で行われ、北朝鮮による拉致の疑いが濃厚な特定失踪者の家族たちが拉致事件の早期解決を訴えました。

「10月15日で拉致被害者が帰国して10年になるが、その後1件も解決していない。何ででしょうか?」
(大澤昭一さん。特定失踪者・大澤孝司さんの兄)
「兄は横田めぐみさんの事件の約1年前に失踪しました。兄ももう56歳。一刻も早く救出しなければならない。日本政府に無視されて(北朝鮮に)殺害されるということがあってはならない」
(高野美幸さん。特定失踪者・高野清文さんの妹)
「国連は訴え出てから1~2ヶ月で訴えを受理して動いてくれているのに、日本政府はいまだに腰が動かない」
(藤田隆司さん。特定失踪者・藤田 進さんの弟)

集会では救う会神奈川の川添友幸代表が
「拉致被害者救出のために各国の大使館を回っているが、認定拉致被害者のことはどの国の大使館も知っているのに特定失踪者のことを知っている国は1ヶ国も無い」
と特定失踪者問題が知られていない現状を話し、
「日本政府や外務省が何もしていない」
と不満を述べました。

また、特定失踪者問題調査会の杉野正治常務理事は1984年6月に山梨県甲府市で行方不明になった特定失踪者・山本美保さんについて話しました。
「失踪後、新潟県柏崎市の砂浜で山本さんのバッグが見つかったため自殺説が出た。ところがその後、2003年に山形県の遊佐で身元不明の遺体が見つかった。警察は『DNA鑑定の結果、この遺体は山本美保さんだ』と言う」
(杉野常務理事)

杉野常務理事は山形県遊佐で発見された遺体について
「ご遺体の記録と実際の山本さんの体型・着衣・歯型・座高が全く違う。山本さんと断定するのはどう考えてもおかしい」
と述べ、「警察は何故こんな嘘をつくんだろう?」と疑問を呈しました。

また、集会では高野美幸さんが有田芳生参議院議員に対し、
「兄も含めて、『大町ルート』という道筋で北朝鮮に連れ去られた特定失踪者が多数いるが、オウム真理教事件の坂本弁護士一家も『大町ルート』でご遺体が運ばれて遺棄されている。北朝鮮とオウム真理教の関連についてどう思うか?」
と質問し、有田議員は「今の時点では何とも言えない」と答えました。

特定失踪者問題を巡っては「一括して拉致認定を」という声がありますが、杉野常務理事は集会終了後、
「政府は一括拉致認定をしないことではっきりしている」
と一括拉致認定については絶望的だという見方を示しました。

《大澤孝司さんについて》
◆氏名:大澤孝司
(おおさわたかし)
◆失踪年月日:昭和49(1974)年2月24日
◆生年月日:昭和21(1946)年6月21日
◆性別:男
◆当時の年齢:27歳
◆当時の身分:新潟県佐渡農地事務所勤務
◆失踪場所:新潟県佐渡郡新穂村
【失踪状況】
自宅独身寮から約400m離れた飲食店で夕食を済ませ、知人宅に寄った後行方不明。
当時事務所には50人~60人が勤務、うち15人~20人程度が本土から単身赴任で来ていた。
失踪時期は観光がオフシーズンだったため、最も忙しい時期に拉致された曽我ひとみさん母子と違い警察もかなり大規模に捜査してくれた。
事務所では失踪後まもなく「あれは北朝鮮にやられたのではないか」との話で持ちきりになったが、やがてぴたりと止んだという。
元同僚の話では「失踪の2~3日前、一緒の船で新潟から帰ってきた。船中では飲む話、食べる話などをしていて自殺や失踪のそぶりは全くなかった」とのこと。
北朝鮮製と思われるマッチが寮の前あたりに落ちていたという。
平成16年1月29日、新潟県警に告発状提出。

《高野清文さんについて》
◆氏名:高野清文
(たかのきよふみ)
◆失踪年月日:昭和51(1976)年7月30日
◆生年月日:昭和31(1956)年10月31日
◆性別:男
◆当時の年齢:19歳
◆身長:172cm
◆当時の身分:電気通信大学2年生
◆特徴
1)中肉
2)丸顔
3)鼻は低く口は大きい、眉毛が濃い
◆失踪場所:東京都神津島村の民宿から
【失踪状況】
大学の寮の仲間と神津島へ行き行方不明に。
前日に「山へ行く」と言っていたため、神津島村の天上山を捜索するが発見できず。7月12日に隣の新島でも若い女性が行方不明になっている。

《藤田 進さんについて》
◆氏名:藤田 進
(ふじたすすむ)
◆失踪年月日:昭和51(1976)年2月7日
◆生年月日:昭和31(1956)年6月16日
◆性別:男
◆当時の年齢:19歳
◆当時の身分:東京学芸大学教育学部1年生
◆特徴:
1)家ではあまりしゃべらないタイプ
2)ギターがうまかった
◆失踪場所:埼玉県川口市の自宅
【失踪状況】
失踪当日6:30~7:00頃、以前から言っていた新宿のガードマンのバイトに行くといって服を持って家を出たまま帰らず。
後に新宿にある全ての警備会社に電話で問い合わせたが該当者はいなかった。
脱北者が北朝鮮から持ち出した写真が鑑定の結果、藤田 進さんである可能性が極めて高いことが判明。
平成16年1月28日、埼玉県警に告発状提出。

《山本美保さんについて》
◆氏名:山本美保
(やまもとみほ)
◆失踪年月日:昭和59(1984)年6月4日
◆生年月日:昭和39(1964)年3月3日
◆性別:女
◆当時の年齢:20歳
◆身長:160cm
◆体重:51kg
◆当時の身分:大学受験生
◆特徴
1)左目の下に3針縫った跡
2)左手にしもやけの軽いケロイド
◆靴のサイズ:23.5cm
◆失踪場所:山梨県甲府市の自宅を出て以来消息不明
【失踪状況】
「図書館に行く」と言ってバイクで出かけたまま失踪。甲府駅前にバイクが置かれているのが発見された。
4日後、新潟県柏崎市荒浜海岸にセカンドバックが落ちていたとの連絡。失踪半年後の11月6日から無言電話が4年半ほど続く。
無言電話はほとんど数秒で切れるものだったが、失踪から3年4ヶ月後と3年6ヶ月後の2回の電話は10分~15分ほど続き、相手はじっと聞いている様子だった。3年6ヶ月後の電話はすすり泣くような声が聞かれた。
平成16年1月29日、山梨県警に告発状提出。

【坂本弁護士一家殺害事件】
1989年(平成元年)11月4日に旧オウム真理教の幹部6人が、オウム真理教問題に取り組んでいた弁護士・坂本 堤さん(当時33歳)と妻子の3人を殺害した事件である。
遺体が容疑者によって隠匿されたため、1995年9月に遺体が発見されるまでは失踪事件として扱われていた。現場にオウム真理教のバッジが落ちていたが、神奈川県警は「事件性なし」として、捜査を行わなかった。
犯行が明るみに出たのは、1995年(平成7年)9月、実行犯の一人である岡崎一明が自首したことによる。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】蓮池 薫さん

2012-10-14 12:18:03 | 日記
北朝鮮から帰国して10月15日で10年を迎えるのを前に、拉致被害者の蓮池 薫さん(55歳)・祐木子さん(56歳)夫妻が新潟県柏崎市で記者会見を行いました。
帰国してから「充実した日々を送っている」と日本での生活ぶりを披露する一方、10年間で進展しない拉致事件について「非常につらい。(記者会見を)解決の一つのきっかけにしたい」と話しました。
蓮池さん夫妻は平成14年10月15日に帰国。
薫さんは
「帰国できたことを今も夢のように思う。政府、国民のみなさん、家族、友人、多くの方々の努力、関心のもとで実現した」
と、感謝の気持ちを述べました。
祐木子さんも
「10年間、前向きに生活できたのは職場や地域の方々が温かく接して見守ってくれたおかげ」
と話しました。
蓮池さん夫妻は平成14年10月15日に帰国しましたが、平成16年5月22日までは北朝鮮に残してきた2人の子供と離ればなれで暮らす日が続きました。
この10年間で印象深い出来事に「子供たちの帰国」を挙げた薫さんは
「子供たちは苦労もあったと思うが、選択の自由があって自分の道を切り開く可能性があることを感じ、一歩一歩踏み出している」
と、日本で自立した生活を送る子供たちに感慨深い表情を見せました。
蓮池さん夫妻は北朝鮮での24年間、自由の無い暮らしを強いられました。
薫さんは
「(北朝鮮を)知れば知るほど帰れるものではないと思っていた」
と、当時の心境を振り返りました。
そして、
「我々が帰国して日本で暮らしていることは、(北朝鮮にいる拉致被害者の)耳に入っている。期待が膨らむが、1年経ち2年経ち、10年経っても(解決が)実現しない。我々と比べても大変つらい思いをしているはずだ」
と、帰国を果たせていない被害者の心境をおもんぱかりました。
また、薫さんは
「北朝鮮が(死亡した証拠として提出した)死亡確認書は、でたらめだと(家族に)伝えてある。北朝鮮の出している(証拠は)つじつまが合わない」
と指摘したうえで、
「被害者の運命に関することについては譲歩はあってはならない」
と、政府の対応を求めました。
現在も北朝鮮で救出を待つ被害者に対して、薫さんは
「これ以上時間を延ばさないよう、できるだけのことを働きかけていきます」
と述べ、祐木子さんも
「元気でいれば必ず日本に帰って来られると信じている。皆さんのことを忘れていないので、元気でいてください」
と呼びかけました。

◆昭和53(1978)年7月31日
アベック拉致容疑事案
被害者:蓮池 薫さん(拉致被害時20歳)
被害者:蓮池祐木子さん(旧姓奥土。拉致被害時22歳)
新潟県内で拉致。
蓮池さんは「ちょっと出かける。すぐ帰る」と言って外出したまま失踪。同様に奥土さんも外出したまま失踪。
2人は昭和55年に結婚。平成14年10月に日本に帰国。
娘1人と息子1人は平成16年5月に帰国。
捜査当局は、拉致実行犯である北朝鮮工作員・通称チェ・スンチョルについて平成18年2月に、また、共犯者である自称・韓明一(ハン・ミョンイル)こと通称ハン・クムニョン及び通称キム・ナムジンについて平成19年2月にそれぞれ逮捕状の発付を得て国際手配するとともに、政府として北朝鮮側に身柄の引渡しを要求している。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】田中慶秋編

2012-10-14 12:12:39 | 日記
田中慶秋法務大臣兼拉致問題担当大臣が、北朝鮮による拉致被害者の家族会と就任後初めて面会しました。

「何が何でも解決のための見通しを立てていきたい」
(田中慶秋法務大臣兼拉致問題担当大臣)

全国の拉致被害者家族が集まった総会で田中大臣は、
「家族が拉致されたまま30年以上も時が過ぎていることを重く感じている」
と述べました。
家族からは田中大臣に対し、
「今年中には何とか解決への道筋を示してほしい」
と要望し、田中大臣は、近く野田総理大臣と家族会との面会の機会を設ける考えを示しました。



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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【みんな生きている】石原慎太郎編

2012-10-14 12:07:16 | 日記
石原慎太郎(東京都知事)
いや、これはもう本当に口惜しいというか、腹立たしいというか。
私は佐々淳行、警察の高官だった彼、親友でしてね。彼あたりからの情報からも、小泉君が訪朝して拉致問題がクローズアップされる前から、警察の情報としたらやっぱり非常に多くの日本人が拉致されていると、それはもう確証もあるという話も聞いてて。
私が国会議員のときに自分の選挙区で話しましたら、品川から出ている社会党の女の議員が泣いて抗議したね。「そんなこと、あり得ない」って言って。
でもね、やっぱり、結局そういう国だったんじゃないですか。
それから、日本のインテリがどういうふうに思っているか知らんけど、大江健三郎なんてのは昔の友人だけど、彼がだね、「青年にとっての未来っていうのは北朝鮮にしかない」って馬鹿なこと言って、何か、後だか隠してしまったら、谷沢永一にすっぱ抜かれて往生しているみたいだけど。
私達は、何で北朝鮮を一種のシャングリア(理想郷)みたいに考えたんでしょうかね。本当に軽率な、馬鹿馬鹿しい話ですけどね。
状況証拠から言ったら、数百人の日本人が拉致されている、こういう被害に遭っている民族関係というのは滅多にないと思います。北と南の問題とは、またこれ、ちょっと違いますよ。
それから、めぐみさんは本当に気の毒だ。だけど、これ、私の臆測ですけど、彼女、生きてると思いますな。でね、ああいうタイプの美人っていうのは、北朝鮮では珍しいの。これは、滅多なことで、だから、どういう形で生きておられるか知らんけども、かなり大事にされているんじゃないかと思うが、その形については私、臆測の域でしか言いませんがね。ああいうタイプの美人っていうのは珍しいんですよ。私は、めぐみさん、生きていると思いますな。大した論拠はありませんよ。ただね、そう思います。
(10月5日の知事定例会見より)



【拉致事件、捜査の現状】
北朝鮮による拉致事件を巡り、日本の警察はこれまで実行犯や指示役として北朝鮮の元工作員たち合わせて11人を国際手配しています。
拉致には金正日(キム・ジョンイル)総書記が掌握していた対外情報調査部と呼ばれる工作機関が組織的に関わっていた疑いが強いと見て捜査を続けています。
このうち、福井県の地村保志さん・富貴恵さん夫妻を拉致した実行犯として元工作員の辛光洙(シン・グァンス)容疑者が手配されています。
また、大阪府の原 敕晁さんが拉致された事件では、辛容疑者とともに金吉旭(キム・キルウク)容疑者も共犯者として手配されています。
この他、東京都の久米 裕さん拉致事件では金世鎬(キム・セホ)容疑者が、新潟県の曽我ひとみさん拉致事件にはキム・ミョンスク容疑者がそれぞれ関わったとして手配されています。
北海道出身の渡辺秀子さんの子供2人の拉致事件では、工作員グループのリーダー格で北朝鮮にいると見られる洪寿恵(ホン・スヘ)こと木下陽子容疑者が手配されています。
新潟県の蓮池 薫さん・祐木子さん夫妻の拉致事件ではチェ・スンチョル容疑者が実行犯として手配されている他、金総書記が掌握していた対外報調査部と呼ばれる北朝鮮の工作機関の幹部であるハン・クムニョン容疑者とキム・ナンジン容疑者が拉致の実行を指示したとして手配されています。
ハン容疑者たちは工作機関で「指導員」と呼ばれる立場で、辛光洙容疑者たちもこの組織の一員だったことがわかっており、警察は北朝鮮が組織的に拉致を実行した疑いが強いと見て捜査を続けています。
よど号ハイジャック事件のメンバーたちも1980年代にヨーロッパで相次いだ3人の日本人拉致に関わった疑いで国際手配されています。
このうち、有本恵子さん拉致事件では魚本公博(安部公博)容疑者が、石岡 亨さんと松木 薫さん拉致事件ではよど号メンバーの妻の森 順子・若林佐喜子両容疑者がそれぞれ手配されています。

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