テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

脱プラスティックの容器やストローの動き、そして“量り売り”復活~今日のお店:ビジネス街の真ん中の立ち吞み「ひらやま」。

2018年07月13日 | 世の中

うわ~、ちょっと雨が降ってきましたね、

それも思ったよりきつくなってきました、

でも、もうちょっとで着きます、このまま歩いて行きましょか、



はい、エエ立ち飲みなんですわ、

「ドジョウの蒲焼」が有名なんですわ、



ふ~、やっと着きました、ここです~、

濡れましたからね、ゆっくり飲んで行きましょか、

でね、またややこしい話ですけど、聞いてくれます、



最近ね、プラスティックによる海洋汚染が海外で大きな問題になっています、

この問題、日本はまだまだ動きが遅いんですわ、残念ながら、



考えてみたら、容器やストロー、使い捨てのプラスティックってぎょうさんあります、

普段の生活になくてはならないものになっています、はい、



でも、プラは自然の浄化では分解しない、海に漂うプラは半永久的に海に漂う、

で、クジラなどの海の哺乳類、マグラなどの大型魚がこのプラを飲みこんだり、

放置された網に掛かったりして被害を受けている、ということですわ、



欧米ではすでにプラのストローの廃止、自然由来材(木とかね)への転換が進んでいます、

さらにプラ容器の削減も始まっていますわ、



プラ容器、ワタシもぎょうさん使っては燃えるごみに出しています、

これでエエのか?と思ったりはします、たしかに、



で、欧州ではスーパーでの“量り売り”が増えてきているらしいです、

TVの受け売りですけどね、



洗剤やシャンプーに飲料など、容器を客が持参して入れて持ち帰るスタイル、

もちろん、プラ容器などを削減するのが目的です、



意識の高いお客さんはこちらの方が合理的と考えている様子でした、

さすが、欧州は持続可能生活意識高いです、進んでいます、



考えてみたら容器の発明が現在の消費スタイルを作った、んかもしれませんね、



たしかに昔は“量り売り”が主流でした、

お酒に米、味噌、醤油など、食生活の根幹は“量り売り”やったらしいです、

ワタシの子どもの頃にはもう瓶がありましたけどね、



子ども時代の記憶で云うと、煎餅やおかきなんかが“量り売り”でした、

5円分とか10円分!とかを紙の袋に入れてもらい食べていました、

今みたいな袋売りは「あたりまえだのクラッカー」くらい、



そうそう、氷も“量り売り”でした、

町内に氷屋さんがあり、子供の頃にお使いで買いに行きました、はい、



え?ああ、その氷はね冷蔵庫用です、冷蔵庫のエネルギー源、

はい、電気冷蔵庫の前に立派なアカ(銅)の冷蔵庫が家にあったんです、



それ、、、なんのことですか?って、、、

さよか、もうこんな話、通じませんわな、

化石のようなお使いのお話、、、スイマセン、

【今日のお店:淀屋橋辺りの立ち呑み「ひらやま」】

ビジネス街の真ん中のある人気の立ち呑み「ひらやま」、



ビックリするような特色がある訳ではないと思いますが、長らく人気を博しています、




ま、美味しい料理とスタッフの対応が嬉しい、気楽に楽しく飲めるのがエエんでしょうね、



あ、そうそうカウンターの水槽にはドジョウが泳いでいて、これが「蒲焼」になります、



これは珍しいですね、東京に比べると関西ではあまりドジョウは食さないですからね、



先日行って初めて気がついたのですが、スタッフの方のTシャツが洒落ています、

どなたか山が好きなんでしょうか?

洒落の利いたTシャツ、遊び心が楽しいです、



ぜひ、行ってスタッフのTシャツ、注目してください、



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