テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事68~3月14日までの1週間の陽性率は2.3%とわずかに反転上昇、再拡大の危険信号かも、、、

2021年03月16日 | コロナウイルス2020

なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事68~

3月14日までの1週間の陽性率は2.3%(前週2.1%)とわずかに反転上昇

陽性率は低いレベルではありますが、

感染再拡大の兆しとみることも出来ます

先週も書きましたが、陽性率はすでに安心証明にはならない状況です、

◆検査数が増加、低い陽性率でも安心とは云えない

総検査数は先週より微減、

しかし感染者数は7216人から7917人へと700人ほど増加

感染拡大は下げ止まりから横ばいへ、

そして反転拡大へ??

これだけの検査数がありながらわずかでも陽性率が反転上昇したということは、、、

『感染再拡大』!リバウンドの兆しとみることも出来ます、

これまで感染拡大のピークは4週間ほど、

以降はなだらかな下降線を描いて2カ月ほど低位で推移しましたが、

今回は2カ月を待たずに増加に転じるかもしれません、

陽性率は安心証明ではなくなりましたが、

感染拡大の危険信号ではあり得ます

たくさん検査している中で陽性率が上昇に転じたら、、、

間違いなく感染再拡大の兆し=危険信号です、

今週の陽性率も注目です、

東京都の過去7日間の新規感染者の平均移動は107.7%(3月14日)

このまま増加に転ずるようならば、、、

首都圏の緊急事態解除は見送るべきかもしれません、


(各日までの1週間の平均陽性率)
      陽性率     検査数  陽性者数
6月21日 0.5%  73911  435人
6月28日 1.3%  39103  526人
7月5日   2.6%  43392   1132人
7月12日 3.4%  57911 1980人
7月19日 3.8%  81922 3140人
7月26日 5.9%  80286 4742人
8月2日   6.0% 121121   7304人
8月9日   6.1% 164877  10094人
8月16日 4.5% 176032    7931人
8月23日 4.9%  143766    7033人
8月30日 4.4% 124531    5517人
9月  6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日  2.7% 132914 3573人
10月18日  2.8% 134620 3744人
10月25日  2.8% 139830 3878人
11月 1日   3.1% 147810 4612人
11月 8日   4.2% 140243 5940人
11月15日  5.5% 173776 9591人
11月22日  6.2% 217199 13502人
11月29日  6.1%  236143 14474人
12月6日 6.1%  251480 15445人
12月13日  5.9%  292670 17189人
12月20日  5.6% 330070 18593人
12月27日  6.1% 348965 21432人
 1月 3日 10.8%  218184 23642人    ※年末年始で検査数が減少
 1月10日   8.6% 460951   39821人    ※1/8首都圏 緊急事態宣言
 1月17日 9.2%  450028 41521人     ※1/14関西中部福岡栃木 緊急事態宣言
 1月24日 7.2%   536485 38365人
 1月31日 5.7%   454648 26081人
 2月 7日  4.3%   389517 16693人 
2月14日  3.2%   349441 11037人
2月21日  2.8%   364258    10035人
2月28日  2.4%    299619  7233人  ※2月末、1都3県以外の緊急事態宣言解除
3月7日    2.1% 351169  7216人 
3月14日  2.3% 340145  7917人
※厚労省発表日報から集計

◆しぶといCOVID-19、変異株が影響しているのか?

COVID-19の変異株の話題が増えてきています、

“変異”自体は、インフルエンザでも繰り返し起っているもので、

むやみに怖れる必要はないのですが、、、

COVID-19の生存への執念みたいなモノは感じます

変異はCOVID-19の生き残りをかけた執念の変異かもしれません、

不謹慎かもしれませんが、、、

映画『シン ゴジラ』の驚異の進化を想い出しました、

現在、変異株は英国由来、南アフリカ由来、ブラジル由来などが確認されていますが、

2月末にはフィリピン由来の変異株も報告されています、

いずれも感染力が増していると考えられています、

首都圏の感染拡大の下げ止まり~横ばい~反転上昇にも、

これらの変異株が関与しているかもしれません、

また英国株は重症化率も高くなっているようです(英国株以外は不明)、

ちなみにフィリピンでは1日の感染者が5000人に迫り(3月14日4993人)、

感染拡大が再びピークを迎えています、

◆強力になる変異より怖いのが、ワクチンへの抵抗が始まった時の変異

変異でもっとも怖しいのは、

ワクチンの効果が減ずるような、ワクチン耐性を持つような変異です、

まず、あり得ないとは思いますが、

もしワクチンの効果を減ずるようなことがあれば、

根本的な戦略の変更を求められることになります、

ワクチンは現在大きく7つのタイプがあり、

その防御メカニズムはそれぞれのワクチンのタイプによって(製造社によっても)異なるので、

すべてのワクチンが一気に抗体製造不能に陥ることはありませんが、

それでもしぶといCOVID-19の『シン ゴジラ』的な変異が無いとは云えません、

人類とウイルスの究極の戦いです、

◆フィリピン株ではワクチン効果の低下も懸念されている!?

フィリピン株はワクチン効果を低減させる可能性もある?

という記事も見受けられますが、まだまだ可能性の段階です、

即、根本的な戦略をひっくり返されるような事態にはならないと思いますが、

“案外しぶといCOVID-19”

ここに来て、コロナとの闘いはやはり長期戦になるような予感がしてきました、

今ある日本国内の武器は、、、

とにかく、ワクチン接種を進めながら、

マスク手消毒の基本動作

3密の回避、そして、4人以上の宴会厳禁

はたして、これでCOVID-19に打ち勝てるのか?

予断を許しません、




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