テリー・イシダの『独酌酔言』。

夜な夜な酒場で一人飲み、酔った勢いであれこれ、一言、申し上げます。

哀悼、樹木希林さんのがん治療に思うこと~今日のお店:蕎麦屋で吞む、「守破離」堂島店。

2018年09月21日 | 世の中

大阪は蕎麦屋が少ないですね~、

ま、探せばそれなりに美味しい蕎麦屋がありますが、

やはり、東京に比べると圧倒的に少ない、



ここは会社勤めしていたころに、近くにあった蕎麦屋なんですがね、

あ、昔ながらの町内の蕎麦屋さんではなくって、

なんというか、お洒落な蕎麦屋、

でも蕎麦はしっかり美味しいので気に入ってます、

夜はね、入ったことないのですが、一度入ってみましょか、

でね、今日もまじめな話なんですけどね、

樹木希林さんがお亡くなりになりましたね、哀悼、、、



彼女の女優(今は俳優と云うらしいですが、やはり女優が似合う)としての功績は云うに及ばずなんですが、



希林さん、全身癌だったんですよね、

なのに、数か月前にNHKの生放送にも出演されていたのを拝見、

いたって元気そうに見えました、たいしたものです、



希林さん、癌治療はほとんどされていなかったようです、

最初に乳がんの切除手術はされたようですが、

その後は、抗がん剤治療をせず放射線治療を選ばれたようです、

これも、ホントに少ない回数だったようです、



癌になっても治療しない、という選択肢もあるという事です、



抗がん剤治療の副作用は人を弱める、痛めつける印象があります、

治療のために入院するだけで“病人になる”ようなところもあります、

実際、見た感じの容姿容貌も相当変わるような気がします、



もちろん抗がん剤治療を否定するものではありません、

5年後生存率もどんどん高くなっています、

最新科学の成果、免疫療法というのも始まっています、



ケースバイケース、患者本人が選択すべき事柄です、



でも、なんというか、がんを発病したから持ち得る死生観というか、

がんを受け入れる気持ち、最期まで凛と生きる心の持ちよう、

そのうえで持つことができる人への優しい気持ち、

どうやって人としての最期をむかえるのか、

そんなことを教えてくれた樹木希林さんでした、



女優としての功績も大きいですが、

なんか人としての生き様を見せていただいたことの方が印象に残りました、

重ねて、哀悼、、、

樹木希林さん、ありがとうございました、

【今日のお店:蕎麦「守破離」堂島店】

桜橋の交差点から数分、蕎麦の「守破離」堂島店、

ここの蕎麦も好みです、細くて喉越しが良い、で蕎麦の風味もある、



勤め人時代はよくランチに利用していました、

夜は入ったことがなかったのですが、先日初めて飲みました、



うん、やはり蕎麦屋呑みはエエですね、好きです、

東京時代はあちこちの蕎麦屋でよく呑みました、



神田須田町の「まつや」を教えていただいたのがきっかけ、

池波正太郎さんのエッセイとか読みながら、蕎麦屋で飲む“粋”ってやつを真似していました、
(全然粋じゃなかったけど)

懐かしい、



で、「守破離」の夜も美味しかったです、



料理は“蕎麦屋の肴”というよりは、洒落た居酒屋料理、






ま、最近はこれくらいメニューがないと怒られますから、



で、もちろん〆は蕎麦、



うん、やはりこれがエエ、この感じが好きです、

食いしん坊万歳です、



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