なるべく分かりやすく!コロナウイルスの事50~
週間陽性率は急上昇!4.2%に!!いよいよ第2波の襲来のようです、
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先週の週間陽性率は急上昇!4.2%でした、これは8月末以来のレベル、
感染者数も5940人と同じく8月末のレベル、この辺りの数字は見事にリンクしています、
同じような感染力でコロナが活動していることがよく分かります、
北海道での1日辺り新規感染者が9日に200人を超えています、
一足早く冬に入っている北海道、やはり冬季の感染拡大は避けられないようです、
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個人的には第2波の定義は・・・
『コロナが変異して凶暴化している』ことが要件と考えていましたが、季節性の影響が思ったより大きいようです、
これは後述します、
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(各日までの1週間の平均陽性率)
陽性率 検査数 陽性者数
6月21日 0.5% 73911 435人
6月28日 1.3% 39103 526人
7月5日 2.6% 43392 1132人
7月12日 3.4% 57911 1980人
7月19日 3.8% 81922 3140人
7月26日 5.9% 80286 4742人
8月2日 6.0% 121121 7304人
8月9日 6.1% 164877 10094人
8月16日 4.5% 176032 7931人
8月23日 4.9% 143766 7033人
8月30日 4.4% 124531 5517人
9月 6日 3.0% 140951 4155人
9月13日 3.1% 121494 3799人
9月20日 2.8% 124451 3439人
9月27日 2.9% 108743 3033人
10月4日 1.7% 214882 3649人 ※ただし、検査数に異常値参入有、実質横ばい
10月11日 2.7% 132914 3573人
10月18日 2.8% 134620 3744人
10月25日 2.8% 139830 3878人
11月 1日 3.1% 147810 4612人
11月 8日 4.2% 140243 5940人
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■専門家会議の提言よりも、NHKのNHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫る いま知りたいこと~」のほうが参考になりました
9日、政府の専門家会議が緊急提言を発表しましたが、ま、理解の範囲内、クラスター源へのPCR検査の実施などを提言しました、
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でも、それよりも11月8日(日)21時~放送されたNHKスペシャルが大変興味深かったです、
再放送予定無し、オンデマンドで11月15日まで配信中です、
これは必見、是非ご覧ください、
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■NHKスペシャル「新型コロナ 全論文解読~AIで迫る いま知りたいこと~」
ちょうど山行終わりのホテルの部屋で視聴したので、録画できず、諸々記憶に頼って書きます、
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すでに発表されているコロナ関連の科学論文(たしか20万以上と云っていたような)全文をAIに読み込ませて、キーワードを抽出するという企画、面白い、
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で、そのから見えてきた4つのこと、少しずつコロナのことが分かってきます、
希望の光もあるし、やはり強敵であることをあらためて思い知らされる情報もあります、
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テーマはこの4つ、
① この冬、感染は拡大するのか?
② ホントの収束はいつ?
③ 普通の風邪とは違うコロナの怖さ
④ 究極のウイルス対策
では、一つずつ紹介しましょう、
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■①やはり冬季はコロナ流行が拡大するのか?
冒頭にも書いた冬季流行の傾向、気になっていました、
常識的には拡大する!と思っていましたが、ににせ初めての冬季、確証はありませんでした、
夏季も(インフルに比して)下火になることは無かったコロナ、冬季はどうなんんだ?
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結論から書くと・・・感染は拡大するだろう、ということでした、
理由は大きく2つ、
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一つ目は=『生活様式がどうしても密を生み出す傾向になる』、
寒いとどうしても換気が悪くなる、屋内にとどまる時間が長い、と云う当たり前のことです、
これは当たり前、なるべき換気をするとかの対策が必要になります、
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二つ目の理由は今回、論文で確認されたのですが、
『湿度がウイルスの活動に大きく影響している』可能性が高いと云うことです、
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夏季の湿度60%の時に比して、湿度20%程度の冬季ではコロナウイルスの生存時間が(たしか)数倍(5倍だっけ、7倍だっけ?失念)程度に伸びるという論文があるそうです、
ウイルスが長い時間生き続けると、当然感染しやすくなります、
「密になる冬の生活様式」と「低い湿度」が相まって感染拡大を後押しする、こんな構図に間違いはなさそうです、
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■『マスク免疫』とも云うべき現象も確認されています、
そんな冬季でも、やはり大切なのはマスク着用のようです、
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もちろん、ウイルスの拡散を防ぐという効果に加え、
口腔周辺のの湿度温度を保つという物理的な現象もウイルス対策になります、
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また、番組では『マスク免疫』とも云うべき驚きの現象も紹介されていました、
これはちょっとビックリの報告なのですが、、、以下のような理屈です、
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マスクを着用していると、感染する際のウイルス量が微量で済む、
微量のウイルスに感染することで体内で免疫細胞が活動を開始、
これを繰り返すことで、抗体製造訓練となって抗体を作る能力が向上するので“重症化しにくい”体質になる、という研究論文です、
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なるほどなあ、ワクチンと同じで“軽い感染状態”を繰り返し経験することで免疫力を高める!
ヒトの身体も精密に出来ています、
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■やはり『交差免疫』についても言及
東アジアでの感染ピークが低いのはもはや周知の事実です、
でも、その理由はまだ確定していません、
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でも、有力な説の一つが『交差免疫』、
これは、風邪を引き起こす従来型コロナウイルスに感染することによって、新型コロナ(COVID-19)に対する免疫が生まれているのでは無いか、という説です、
また、COVID-19が中国由来であることから、古来より東アジアのヒトにはコロナ全体への免疫力が備わっている、ということも十分に考えられます、
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番組では(攻め)乾燥・低温 vs マスク・交差免疫(守り)、
この構図でこの冬の流行拡大の行方が決まるのでは?と締めくくっていました、
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これまでは感染ピークが比較的低い東アジア、初めての冬の到来で感染拡大はどうなるのか?
ここからはホントに真剣勝負で対策しなければならないと思いました、
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■②コロナ禍の収束はいつ?
なんとも根源的な問題ですが、これに関しては専門家の意見は様々、
早ければ来年夏から秋、年内という意見が多かったです、
再来年辺りという方も複数、
さらには、ずっと付き合っていくことになる、という悲観的な意見もありました、
(インフルエンザのように)
ここらはまだよく分からないのが実情、
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収束の決め手はやはりワクチンということにありますが、
そのワクチンの有効性もまだまだ分からない状況、
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抗体保持期間が極端に短いので、(インフルと違い)夏季にも感染するコロナのワクチンは年に複数回摂取しないといけない可能性も指摘されています、
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また、トランプ大統領の治療に使われたと推測されている新薬「抗体カクテル」など、
ワクチン以外の特効薬の可能性も今後は研究が進む可能性があります、
ワクチン万能では無い、、、コロナは手強いです、、、
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■③普通の風邪とは違うコロナの怖さ
これまでの風邪と違い、コロナ感染時の症状が多岐(全身)にわたることが特徴の一つだそうです、
その数、、、無数、、、
味覚障害はよく聞きますが、その他の全身の各器官で不調が起こるそうです、
これは少々ややこしい理屈なので、ざっくり端折って書くと、
(というか、詳細には書けません^^)
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コロナが体内に入る時、“ACE2”という、、、え~っとなんだこりゃ?細胞?かなんかにとりつくそうです、
(専門的過ぎて上手く書けない!!)
この“ACE2”は全身の器官に存在しているので、ウイルスは全身で悪さをする、
発熱症状が治まった後も体調不良を訴える人が多いのは、
いろんな器官にウイルスが残っているので長期間、様々な症状が続くことが多いらしいです、
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さらに脳の重要な部分にも“ACE2”があるので、
ここにとりつかれると“ブレインフォグ”=“脳の霧”と呼ばれる症状が出ることも紹介されていました、
これは脳が炎症を起こし、長期にわたって倦怠感などの不調が続く症状で、若者や女性に多いという怖い報告もありました、
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■④究極のウイルス対策 紫外線222
初耳だったのは“紫外線222”!!
“222”は紫外線の波長を示す数字、この波長の紫外線は人体には無害で、そして、、、
コロナウイルスを駆除する効果があるというのです!!これは凄い!!
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実験では10秒の照射で、コロナウイルスが88.5%減少したという結果が報告されています、
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この紫外線照射装置はすでに実用化されており、医療機関や家庭内の安全な環境を作り出すのに有効と考えられます、
これはヒット商品になりますね、家電各社も一斉に発売すると思います、
(すでにたくさん発売中でした^^)
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他には「低濃度オゾンガス発生装置」狭い空間、自動車の車内とかでは有効と考えられている様です、
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以上、番組を観ながらのメモなので正確性を欠きます、ぜひオンデマンドで視聴してくださいませ、
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さて、これからのCOVID-19冬の陣、いよいよ第2波、本格的な闘いです、
紫外線にも弱いCOVID-19、まさしく“鬼”かもしれません、
冬の呼吸、壱ノ型 マスク!!弐ノ型 交差免疫!!参ノ型 紫外線222!!
全集中でこの闘いに勝利しましょう!!
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