信の信州からの贈り物

信州で単身生活 6年、その間に魅せられた信州の大自然。そして関東周辺の自然と花々を織り交ぜて発信しています。

2015/09 快晴の裏銀座を往く ~野口五郎岳~

2015年09月26日 | 北アルプス(南部)

こんにちは、信です。
さて裏銀座縦走、2日目は烏帽子小屋から。
昨日、穴のあくほど見ていた美しい三ツ岳を歩きます。
一応計画ではこんな感じ、三ツ岳2,844mを往き、野口五郎2,924mを越えて水晶小屋まで行きます。


AM 4:30 行動開始。


烏帽子小屋から三ツ岳の稜線まで、テントが登山道沿いにズラリ並んでいました。
この光の殆どはテン泊の明かりです。
昨日、下見をしていないので、道を間違えてテン場の真ん中に入って立ち往生しました。
    

それでも少しずつ上がってきます。


なぜか三角点があって、条件反射でタッチ。
    

槍ヶ岳が見え始めます。テンション上がりますね。


東の空の雲海の先に浅間山。噴煙がはっきり見えました。


さらに先を急ぎます。
     

立山と五色ヶ原がおぼろげに見えます。


往く手の三ツ岳の稜線。


間もなく浅間山の左にご来光がきそうです。
    

美しい朝焼けでした。


振り向けば立山。
    

朝焼けに浮かぶ後立山の稜線。


    

目の前に大きくなった槍ヶ岳と野口五郎岳。


贅沢な山景色を見ながら、朝食にします。ここでビバークしたテント、主はまだ寝てるようです。
うっすら南アルプスと富士山も見えました。
        

美しい稜線。
針ノ木、鹿島槍、白馬まで続いています。


美しいビーナスベルトに浮かぶ立山。


まだ元気なので稜線の展望コースを選びます。
    


昨日は雲に隠れていた赤牛岳。


そのまま読売新道の稜線で水晶岳に連なっています。
  

昨日何度も感激した三ツ岳の斜面。




そしてこれから歩く稜線。


      

たった今、越えてきた稜線。妙高、高妻、飯綱の北信の山々。


    

美しい青空の下、美しい稜線が続きます。


これが三ツ岳の最後のピークですね。赤牛岳から水晶の読売新道も青空ピーカンです。
      

さてこれより野口五郎岳に踏み入ります。


時々振り返ったりしながら歩きます。
        

彼方にピークらしきところが見えてきました。
人が沢山います。槍も少しだけ見えてきました。


その前に白い杭があります。


AM 7:50 野口五郎小屋到着ですね。


まだ忙しそうなのでビールは遠慮しておきます。
  

なぜか案内標の上に、アルミの灰皿が被せてあります。
余程煙草好きなのかな・・


    

これぞ五郎の名前の由来、石がゴーロゴロ。


この石の谷間を抜けると・・・槍がドカン と現れました。


大きなコブの向こうに雲を被った樅沢岳、その遥か先には乗鞍岳。
その手前のワリモ~鷲羽の美しい稜線、そして水晶へと連なっています。
      

その前にピークを目指します。
  

AM 8:15 野口五郎の山頂 2,924mです。


三角点にタッチ。
    

ここからいくつ百名山が見えるんだろう・・
素晴らしい眺望に感動します。
水晶岳-槍・穂高-乗鞍・御嶽-表銀座-浅間山-薬師岳。
          

さて今回はこの辺で投了。
次回に続きます。

(つづく)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿