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夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
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痛恨の敗戦 法政vs大東

2010年10月17日 05時46分27秒 | ラグビー
本日 熊谷ラグビー場で 法政vs大東との一戦が行われた。
入れ替え戦回避ということと、選手権出場への望みを賭けた、負ける訳にはいかない
大事な一戦だった。

しかし、11-40の大敗であった。
選手権出場が遠のくどころか、入れ替え戦が再びよぎる痛恨の敗戦だ。

相手は早稲田、帝京、東海でもない。春のオープン戦で勝っていて、先週東海に80-0
で大敗し、未だ勝ち星のない大東文化大学だ。
その大東にこの大敗だ。

相手のトライ決定的シーンでのアホなミスが2本ほどあり、実質はもっと得点差がついた
試合だった。

小生ショックで力が出ない。
見に行った殆どの法政ファンが呆然とし、今 そんな気分にいるのではないだろうか?

法政の得点は、PG2本と岡本選手のトライのみ。
(岡本選手のPG)


帰路における小生の気分は、歴史上の人物 木曽義仲のような心境だった。
一時天下取りに近づいたこともあった義仲だが、同じ源氏の頼朝に敗れ、
京都を追われ、夢が散る。
その時義仲は失意の中で、このようなことを言ったそうな。
「普段はあまり感じないが、敗れて去る今は、この甲冑が重く感じる・・・」
まさしく今の小生 義仲の気分。
失意のあまり、力が入らず、足が重い。関越~中央道へと続くさほど長くない帰路の
道のりが長く感じること限りなし・・・。


立ち上がりは良かった。相手の反則で開始早々2本のPGを決め、点を取れる時に
確実に取るという意味では良かった。しかしここまで。


スクラムも負けていない。ラインアウトも前戦に続いていい。
しかし、前戦勝ったことによる気の緩みだろうか?
それとも緊張なのか?
全く気迫が感じられない。

即ち心配していたように、タックルが酷すぎた(特にBK)ことと、攻守にわたって
集散が遅すぎた。

タックルでは軽くスカされ、相手⑤の斎田選手や警戒していたいNO.8の外人、CTBの外人などに良いように走られまくり、トライやトライは取れなくても大幅ゲインを許した。


攻撃でも、先週大活躍した高城選手のキックも不発でなかなかアタックラインを押し上げられない。
敵陣深く攻め込み、拓殖戦のようにモールを形成するも、大東ディフェンスを押し込めない。
すると攻め手を失い、もう迷走するばかり。
焦りからだろうか?
パスは悪いし、ノッコンも多すぎる。
攻めこんでは反則でチャンスを潰すばかり。

それどころか攻めても、フォローがないことから、逆にカウンターを喰らい
トライされるなど、ボロボロ。
前半ノートライで、後半20分頃にようやくCTB岡本選手の突破であげたトライが唯一
であった。
(岡本選手のトライ)


とにかくタックルが出来ないザルディフェンスで、見る見るうちに得点差が開き、
動揺を招き、益々冷静なプレーが出来ない。

敗色濃厚が深まる中で、流れを変える? 若手選手に経験させる?
どちらも満たせないような目的がみえない遅すぎる選手交代。
精彩がない選手。足が止まった選手はもっと早い時間にいた。

全体的に春からの課題であったように、共通のベクトルが見えず、
まとまりを欠き、みんなバラバラな感じがした。
これでは勝てない。

(残り5分で交代し入った草間選手、リーグ戦デビューの新谷選手)



負けるのは仕方がないが、タックルの酷さに象徴されるような、
気迫が感じられない負け方は、観ていて非常に辛い。

スクールウォーズで109-0で敗れた時の滝沢先生の気分。

今後、関東、流通、東海の強豪との対戦しか残っていない。
厳しい現実のみが目の前にある。
このような気迫のない試合では、一矢報いることもなく大敗するだろう。

潜在能力はある。
覚醒を信じるしかない。
目覚めよ 法政!!
頑張れ 法政!!