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夢の続き・・・

法政大学ラグビー部・旅行・犬・自然を
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祝 Jr戦初勝利

2010年10月03日 22時57分08秒 | ラグビー
本日、法政大学Gにて関東大学ジュニア選手権大会 2ndフェーズ 第2戦
法政大大東文化大との一戦が行われた。

ここまでリーグ戦、Jr戦含めて泥沼の3連敗。
もう負けるわけにはいかない
ただのJr戦ではない。
次のリーグ戦にも繋がる重要な一戦だった

その為か試合前、選手の顔も首脳陣も心なしか表情が硬い。

試合に先立ち、選手と話ができた。その中で竹下選手の容態を聞いたが、
順調に回復し、来週には戻ってきて、大東文化戦に復帰する予定のようだ。
まずは一安心だ

そして、怪我人リストに載っていた堀選手や武者選手は、練習には加わっていなかったが、
歩様を見る限り大丈夫のような感じもする。
早期復帰を願う

さて、大事なJr戦だが、結果は以下の通り。
(結果)

   法政   大東
前半 21    7
後半 19   12
合計 40   19

法政勝利

トライ
前半:原口T(岡本G成功)⇒水本T(岡本G成功)⇒山本T(岡本G成功)
後半:岡本T(岡本G成功)⇒後藤T⇒立石(猪村G成功)

開始10分は経っていないと思うが、ゲームキャプテンの原口選手が先制トライ、Gも決まり幸先の良いスタートをきる。プレッシャーのせいか、やや動きが硬かっただけにこれは良かった。
しかし、それも束の間、相手CTB?だったと思うが、素晴らしいステップで法政SOおよびFBをあっさり抜き去り同点トライ
またしても嫌な雰囲気が漂う

しかし、今日の法政は、ここで弱気にならなかった。勿論相手の力量もあるが、
ディフェンスもところどころの甘さはあるにせよ、前に出たタックルで
大東の攻撃を懸命に潰し、立正戦よりはかなりいい。

そして良かったのは、気持ちだ。
原口選手が大きな声で選手を鼓舞し、気持ちを切り替えさせた。

セットプレーでは、両PRが1年生であったが、スクラムでも健闘。ラインアウトは
今迄で一番と言う位終始安定していて、敵のラインアウトも結構捕っていた。
(スクラム)


(ラインアウト)


セットプレーが安定していたので、攻撃も徐々にリズムが出てくる。
(BKが仕掛ける)



そして相手反則からG前に迫り、モールを形成。ゴリゴリ押して行き、
最後は水本選手がトライ。Gも決まり、大東に傾きかけた流れを引き戻す。
(モールから水本選手トライ)


勢いに乗る法政、山本選手の突破などで大きくゲイン。
相手ノッコンでスクラム。G前に迫る。
ここから再び山本選手がトライ。Gも決まり、突き放す。
因みに今日のキッカーは岡本選手。
しっかり取れる時に点を取り、安定していた。

思えばここまでの3連敗を見ると、きわめてキックが不安定。点を取るべき時に
取れない法政の苦戦を象徴していたが、今日は良く決まっていた。

そして前半終了。
前半を振り返って、完全に法政ペーストとは言えない。
相手のラッキーなミスにも助けられた。
とはいえ、2トライ差リードで折り返せたのは良かった

そして後半。
何としても突き放したい法政。

後半最初のトライは狙い通り法政だった。
ほぼ中央のG前で、相手がノッコン。
スクラム。SH中村選手から一人挟んで、縦にトップスピードで入って来た
岡本選手に繋ぎトライ。
G成功で相手を突き放す待望のトライ。

3トライ差となり安堵感が漂う。

しかし、ここに隙が生まれた。
安心感だろうか?
集中力が切れ、いとも簡単に2トライ献上。
瞬く間に1トライ差となり、再び嫌な雰囲気が漂う。

しかし今日の法政 気迫がある。
以前のように総崩れとならなかった。

因みに後半SOは高城選手となり、テンポがよくなる。
また今日の高城選手。キック処理もいいが、タックルで魅せ、相手の攻撃を潰した。

そして後半ウォータブレイク中に法政ファンにとっては嬉しい姿があった。
中央戦で骨折し、全治2ヵ月半と言われたSO加藤選手がグランドに出てきたのだ。
(加藤選手 表情も明るい)


松葉杖など使わず、やや足を引きずってはいたものの、歩様もしっかりしていて、
患部には包帯はおろか、シップ薬すら貼っていない。
とても骨折してたとは思えない回復ぶりであった。
今の医学って凄いと思わず思った。

勿論すぐ復帰とは行かないだろうが、もしかしたら来月には復帰するかもしれない。
もちろん完全治癒が前提だが、早く治して法政の救世主になってもらいたいものだ

さて相手に迫られていたものの、法政 敵陣G前でラインアウト。
今日は安定していたので、安心してみていられた。
見事キャッチし、そのままモールを形成。最後は後藤選手がトライ。
Gは失敗したものの、再び突き放す貴重なトライであった。
今日の後藤選手は、終始気迫あふれるプレー。
セットプレーは勿論、タックルもよかった。

そして終盤、法政は守りに入ることなく更に攻める。
後半出場の猪村選手。素晴らしい縦への突破で大きくゲイン。
最後はFL立石選手につなぎ、中央付近にダメ押しのトライ。
猪村選手のGが決まり、そのままノーサイド。
(立石選手トライ)


久々の法政勝利
どんな勝ち方でもいい。例え1点差でも良いから勝って欲しいと願っていたが、
快勝であった。
この1勝 実に長かった。この勝利 今の法政にとって、きっと良い薬になるだろう。
是非、来週に繋げてもらいたい。

つづいて、法政C大東Cの一戦もこのあと行われた。
結果は以下の通り。

(結果)

   法政C  大東C
前半 24   12
後半 22   19
合計 46   31

トライ
前半:宮田⇒百武⇒鈴木勇⇒石川
後半:宮田⇒?3トライ

法政2連勝

(法政トライシーン Cチームも快勝!!)
 


それにしてもC戦終了後、主将以下全部員が揃ってファンにお礼の一礼をした。
今までなかったことで、選手の変化を感じた。
選手はまだまだやれる。頑張って欲しい。

今日は久しぶりにスッキリした。この勢いを10日に持って行こうぞ!!

頑張れ法政