本日、聖地秩父宮ラグビー場で、関東大学リーグ戦1部第3戦
法政大学
拓殖大学の1戦が行われた。
一部には最下位決定戦とも揶揄された一戦でもあるが、
リーグ戦では2連敗。未だ勝ち星のない苦しい法政にとって、
そんなことはどうでも良い。
とにかく勝って、勢いに乗り、入れ替え戦ではなく、大学戦主権の切符を勝ち取りに
行く位の勢いを得たいものだ
非常に動きの激しい一戦だったので、小生未だ気持ちの高ぶりを感じている。
結果は以下の通り。
(結果)
法政 拓殖
前半 12 19
後半 24 7
合計 36 26
トライ
前半:宮田T⇒田中T(岡本G成功)
後半:武者T(岡本G成功)⇒武者T(岡本G成功)⇒岡本T(岡本G成功)
法政勝利


法政にとって待望の勝利であり、呪縛を破り、反撃に転じる為の
貴重な勝利だ
勝ったからいえるが、実に面白いゲームだった。
しかし、一時は目の前が真っ暗となるような、実に厳しい試合で、
まさに薄氷を踏むような試合であった。
この試合、法政は、先週Jr戦で活躍した、後藤選手、岡本選手、中村選手、高城選手といった結果を出した選手を抜擢した。
名前よりも調子のいい選手を選び、何とか流れを変えたい気持ちが伝わって来る
布陣だ。
校歌斉唱の時、小生の思い過ごしかもしれないが、気合と言うより
選手の表情からは、勝たねばならない重圧だろうか、緊張気味の表情にも見え、
少し不安を感じた。
(試合開始直前の円陣で気合を入れるが・・)

試合開始早々、120kgの外人NO.8の突進を武者選手、
一撃で仕留める素晴らしいタックルが炸裂するも、
選手全体の動きがプレッシャーからか固い。
前半2分 やはり不安は的中する。
原島選手が蹴ったボールはダイレクトタッチで、自陣22mライン付近に戻される。
拓殖の動きが非常にいい。というより法政が悪すぎたのかもしれない。
拓殖 このチャンスにNo.8の外人など力任せの突進などで、最後は誰が決めたか分からないが、1対1であっさり抜かれ先制トライを奪われる
開始早々、いきなり嫌な展開だ。
選手も浮き足立つのが見ていて分かる
気を取り直して行きたい法政、中央付近の自陣でBKが展開し、
攻め込もうとする矢先、原島選手のノッコン。
これを拓殖大WTB大松選手?に拾われ、カウンターでまたもディフェンスが
機能ぜずそのままトライ

重苦しいトライが入り、ファンにもため息が漏れる。
わずか10分で2トライ奪われる展開
拓殖が強いと言うより、法政が自滅した感じだ。
選手に動揺が見える。
そして懸念されたSO玉村選手。やはり復調していない。
というより、先週の試合の尾を引いている。
キックは明らかに自信を失い、ゲインが出来ない。
失敗を恐れてか、CTBに直ぐパスしてしまい、上手くゲームが作れない。
BKがいつものように迷走し、何をしたいのか分からないような感じが見ていてした。
実に歯がゆい。
一方拓殖は、相手外人NO.8や、今回SHでなくCTBに入ったニコラス選手、WTB大松選手といった怖い選手が、1対1で法政のあまいタックルを交わし、
大幅に走りまくり、見ていて危険な時間帯が続く。
そうこうしている内に。前半25分位だろうか、拓殖に痛恨のトライを決められ、
3トライ差


今の法政には精神的にも致命的とも思える法政0-19拓殖となり、
一方的な展開になるとさえ思われた。まさに絶体絶命のピンチ
ここでベンチも痺れを切らし、手を打つ。
SOを高城選手に交代したのだ。
一方、相手Gキックの準備の時、3トライ差となった時の法政選手の表情を
見たくて、山森選手を中心とした選手の顔を見てみた。
下級生 実に表情が暗い。
しかし主将、笑顔を交えて選手を落ち着かせる。
他の4年生も懸命に鼓舞している。負けていない。
(主将 3トライ差となっても諦めないよう選手を鼓舞する)

これで選手 精神的吹っ切れがあったのかもしれない。
高城選手が入り、テンポがよくなる。今日のMVPといって良い位の活躍だ。
キックも効果的で大幅ゲインしてアタックラインを押し上げ、敵陣に入るようになる。
選手の動きも格段によくなる。
勿論、拓殖大に油断が出てきたとも言える。
法政 FW戦にでる。
そして前半30分くらいだろうか? 相手G前に迫り、モールで押し込み、
ようやくトライ(Gは失敗)。
法政5-19拓殖
(法政 反撃の烽火のトライ)

更に法政、敵反則からゴール前に迫り、中村選手、大きく左WTBに振り、
田中選手の強い突破で、1トライ差に迫るトライを挙げる。
ゴールも成功し、法政12-19拓殖で
1T1G差に迫る。
Gキックはこの試合、岡本選手。最初こそ外したが、後は全て決めた。
この点も大きい。
そして、セットプレーも流れを変えたといえよう。
序盤こそ、スクラムが安定していなかったが、その後安定し、相手を回すなど、
スクラムで優位に立つ。
ラインアウトもかなり今日は安定し、リズムが良くなる。
(スクラムとラインアウト)


そして法政12-19拓殖で前半終了。
負けているとはいえ、逆転できるかもしれないと言う希望を持って折り返した。
後半も法政やはりFWが頑張る。
一方の拓大は、足が止まるかのように動きが悪くなる。
早い時間帯に追いつきたい法政は、後半3分くらいだろうか。
相手反則から高城選手の良いキックで相手G前に迫り、ラインアウトから
モールを組み、ゴリゴリ押して、最後は武者選手がトライ。
Gも決まり早い時間に追いつく理想的な展開となった。
(モールから同点トライ)

選手にもだいぶ勢いがつき、ディフェンスはまだまだ甘さがあるものの、原島選手や
武者選手をはじめ、だいぶ良いタックルが見られるようになる。
そして10分くらいだろうか。高城選手のキックから再び敵陣G前にに迫り、
ラインアウトからまたもやモールを形成。
押して、武者選手 この日2トライ目となる逆転のトライをあげる。
法政26-19拓殖
(武者選手2トライを上げ、明るい表情で引き上げる)

(Gキックも厳しい角度だが、岡本選手見事成功)

逆転し勢いに乗る法政は、後半20頃、中央付近で原島選手が突破し、
岡本選手へと繋ぎ、そのままトライ。
(原島選手の突破)

(岡本選手 ダメ押しトライ 拓大選手が悔しがる)

Gも決まり、2トライ2G差と突き放す。法政33-19拓殖
更に後半30分頃、敵陣Gラインまで30m位で、相手反則から手堅くPGを決め、
2トライ2Gでは追いつけない貴重な3点を追加。
法政36-19拓殖
ようやく勝利を確信する。
しかし、ここで選手も気を抜いたのか、またしても甘いタックルで、
ニコラス選手をとめられず、大きく走られ中央にトライ
法政36-26拓殖
これはいただけないが、そのままノーサイド。
法政は待望の勝利を手に出来た
(法政初勝利)

一時は一方的敗戦を覚悟したが、勝ててよかった。
勝ったから面白かったが、内容的には決して褒められるものではない。
が、法政が今おかれている状態の中で、諦めずに逆転したことは、素直に
評価できる。
ディフェンスが甘すぎるが、この勝利で呪縛も解けよう
次の大東戦では、余計な力が抜けて挑めると思う。
選手権出場のためにも、何としても勝とうぞ
頑張れ 法政
法政大学

一部には最下位決定戦とも揶揄された一戦でもあるが、
リーグ戦では2連敗。未だ勝ち星のない苦しい法政にとって、
そんなことはどうでも良い。
とにかく勝って、勢いに乗り、入れ替え戦ではなく、大学戦主権の切符を勝ち取りに
行く位の勢いを得たいものだ

非常に動きの激しい一戦だったので、小生未だ気持ちの高ぶりを感じている。
結果は以下の通り。
(結果)
法政 拓殖
前半 12 19
後半 24 7
合計 36 26
トライ
前半:宮田T⇒田中T(岡本G成功)
後半:武者T(岡本G成功)⇒武者T(岡本G成功)⇒岡本T(岡本G成功)
法政勝利



法政にとって待望の勝利であり、呪縛を破り、反撃に転じる為の
貴重な勝利だ

勝ったからいえるが、実に面白いゲームだった。
しかし、一時は目の前が真っ暗となるような、実に厳しい試合で、
まさに薄氷を踏むような試合であった。
この試合、法政は、先週Jr戦で活躍した、後藤選手、岡本選手、中村選手、高城選手といった結果を出した選手を抜擢した。
名前よりも調子のいい選手を選び、何とか流れを変えたい気持ちが伝わって来る
布陣だ。
校歌斉唱の時、小生の思い過ごしかもしれないが、気合と言うより
選手の表情からは、勝たねばならない重圧だろうか、緊張気味の表情にも見え、
少し不安を感じた。
(試合開始直前の円陣で気合を入れるが・・)

試合開始早々、120kgの外人NO.8の突進を武者選手、
一撃で仕留める素晴らしいタックルが炸裂するも、
選手全体の動きがプレッシャーからか固い。
前半2分 やはり不安は的中する。
原島選手が蹴ったボールはダイレクトタッチで、自陣22mライン付近に戻される。
拓殖の動きが非常にいい。というより法政が悪すぎたのかもしれない。
拓殖 このチャンスにNo.8の外人など力任せの突進などで、最後は誰が決めたか分からないが、1対1であっさり抜かれ先制トライを奪われる

開始早々、いきなり嫌な展開だ。
選手も浮き足立つのが見ていて分かる

気を取り直して行きたい法政、中央付近の自陣でBKが展開し、
攻め込もうとする矢先、原島選手のノッコン。
これを拓殖大WTB大松選手?に拾われ、カウンターでまたもディフェンスが
機能ぜずそのままトライ


重苦しいトライが入り、ファンにもため息が漏れる。
わずか10分で2トライ奪われる展開

拓殖が強いと言うより、法政が自滅した感じだ。
選手に動揺が見える。
そして懸念されたSO玉村選手。やはり復調していない。
というより、先週の試合の尾を引いている。
キックは明らかに自信を失い、ゲインが出来ない。
失敗を恐れてか、CTBに直ぐパスしてしまい、上手くゲームが作れない。
BKがいつものように迷走し、何をしたいのか分からないような感じが見ていてした。
実に歯がゆい。
一方拓殖は、相手外人NO.8や、今回SHでなくCTBに入ったニコラス選手、WTB大松選手といった怖い選手が、1対1で法政のあまいタックルを交わし、
大幅に走りまくり、見ていて危険な時間帯が続く。
そうこうしている内に。前半25分位だろうか、拓殖に痛恨のトライを決められ、
3トライ差



今の法政には精神的にも致命的とも思える法政0-19拓殖となり、
一方的な展開になるとさえ思われた。まさに絶体絶命のピンチ

ここでベンチも痺れを切らし、手を打つ。
SOを高城選手に交代したのだ。
一方、相手Gキックの準備の時、3トライ差となった時の法政選手の表情を
見たくて、山森選手を中心とした選手の顔を見てみた。
下級生 実に表情が暗い。
しかし主将、笑顔を交えて選手を落ち着かせる。
他の4年生も懸命に鼓舞している。負けていない。
(主将 3トライ差となっても諦めないよう選手を鼓舞する)

これで選手 精神的吹っ切れがあったのかもしれない。
高城選手が入り、テンポがよくなる。今日のMVPといって良い位の活躍だ。
キックも効果的で大幅ゲインしてアタックラインを押し上げ、敵陣に入るようになる。
選手の動きも格段によくなる。
勿論、拓殖大に油断が出てきたとも言える。
法政 FW戦にでる。
そして前半30分くらいだろうか? 相手G前に迫り、モールで押し込み、
ようやくトライ(Gは失敗)。
法政5-19拓殖
(法政 反撃の烽火のトライ)

更に法政、敵反則からゴール前に迫り、中村選手、大きく左WTBに振り、
田中選手の強い突破で、1トライ差に迫るトライを挙げる。
ゴールも成功し、法政12-19拓殖で
1T1G差に迫る。
Gキックはこの試合、岡本選手。最初こそ外したが、後は全て決めた。
この点も大きい。
そして、セットプレーも流れを変えたといえよう。
序盤こそ、スクラムが安定していなかったが、その後安定し、相手を回すなど、
スクラムで優位に立つ。
ラインアウトもかなり今日は安定し、リズムが良くなる。
(スクラムとラインアウト)


そして法政12-19拓殖で前半終了。
負けているとはいえ、逆転できるかもしれないと言う希望を持って折り返した。
後半も法政やはりFWが頑張る。
一方の拓大は、足が止まるかのように動きが悪くなる。
早い時間帯に追いつきたい法政は、後半3分くらいだろうか。
相手反則から高城選手の良いキックで相手G前に迫り、ラインアウトから
モールを組み、ゴリゴリ押して、最後は武者選手がトライ。
Gも決まり早い時間に追いつく理想的な展開となった。
(モールから同点トライ)

選手にもだいぶ勢いがつき、ディフェンスはまだまだ甘さがあるものの、原島選手や
武者選手をはじめ、だいぶ良いタックルが見られるようになる。
そして10分くらいだろうか。高城選手のキックから再び敵陣G前にに迫り、
ラインアウトからまたもやモールを形成。
押して、武者選手 この日2トライ目となる逆転のトライをあげる。
法政26-19拓殖
(武者選手2トライを上げ、明るい表情で引き上げる)

(Gキックも厳しい角度だが、岡本選手見事成功)

逆転し勢いに乗る法政は、後半20頃、中央付近で原島選手が突破し、
岡本選手へと繋ぎ、そのままトライ。
(原島選手の突破)

(岡本選手 ダメ押しトライ 拓大選手が悔しがる)

Gも決まり、2トライ2G差と突き放す。法政33-19拓殖
更に後半30分頃、敵陣Gラインまで30m位で、相手反則から手堅くPGを決め、
2トライ2Gでは追いつけない貴重な3点を追加。
法政36-19拓殖
ようやく勝利を確信する。
しかし、ここで選手も気を抜いたのか、またしても甘いタックルで、
ニコラス選手をとめられず、大きく走られ中央にトライ

法政36-26拓殖
これはいただけないが、そのままノーサイド。
法政は待望の勝利を手に出来た

(法政初勝利)

一時は一方的敗戦を覚悟したが、勝ててよかった。
勝ったから面白かったが、内容的には決して褒められるものではない。
が、法政が今おかれている状態の中で、諦めずに逆転したことは、素直に
評価できる。
ディフェンスが甘すぎるが、この勝利で呪縛も解けよう

次の大東戦では、余計な力が抜けて挑めると思う。
選手権出場のためにも、何としても勝とうぞ

頑張れ 法政
