チャリティーコンサート
常総市で開かれた,ウクライナの子供たちを支援する,コカリナコンサートに行ってきた。このコンサートは。日本コカリナ協会がプロモートする「ひまわりプロジェクト」の一環として,茨城県で開催されたもので,県西の方々を中心とする実行委員会が主催し,黒坂黒太郎さんと,その夫人の矢口周美さんを招いて行われた。
常総市生涯学習センターの会場は,コカリナ同好の士を中心に満席となった。
冒頭に,コカリナ協会公認講師の坂本龍太郎さんからの,ボイスメッセージが紹介された。坂本さんは,ポーランドの女性と結婚し,現在ワルシャワで日本語学校を運営し,ロシアのウクライナ侵攻以来,避難民の子供たちの支援活動をしておられる。ひまわりプロジェクトの収益金は坂本さんを通して,確実に子供たちに届けられる。
メッセージの中で坂本さんは,「寂しがっている子供たちを抱きしめるが,本当に抱きしめて欲しいのは,ウクライナに残っている父や兄なのだ」と述べられていた。
コンサートでは,先ず黒坂さんによるコカリナ演奏が行われた。周美さんの歌声とオートハープに合わせて,チャルダッシュをはじめとする馴染みの曲が,相変わらずの素晴らしい響きで奏でられ,聴衆を魅了した。わたしが持っているのと同じコカリナを吹いて,どうしてあんなにきれいな音が出るのか。
休憩後は,県西の有志が結成した茨城コカリナアンサンブル,および77歳以上をメンバーとするコカリナ合奏団LIFEによる演奏が行われた。
プロジェクトのテーマ曲「ひまわり」は,黒坂さんが松本俊明作曲のものを紹介し,アンサンブルのグループが映画ひまわりの主題歌を演奏した。
本当にささやかなものかもしれないが,理不尽な戦争に苦しんでおられる方々への支援の一助になればとの思いで帰途についた。
今日は聞き役だったが,6月5日には我孫子で舞台に立つ。
麦 秋
阿見町にて5月18日撮影
オオムギが熟した。麦秋の到来である。
昔「麦秋」という映画があった。高校生の時に観た記憶がある。小津安二郎監督,原節子主演,笠智衆が共演した家族愛を主題にした映画だった。当時の言葉で「行き遅れ」の女性を演じた原節子が,おばあさんに歳を聞かれて「28歳です」と答えるときの仕草が目に残っている。
ネットで調べたら,東山千栄子,三宅邦子,杉村春子,淡島千景,佐野周二など,小津学校のそうそうたる俳優が並んでいた。皆故人だ。
STOP WAR!
先程のコメント中「ウクライナほ」は「ウクライナの」の間違いです。