Lucía con Ohtani
今回の「おんがく交差点」(テレビ東京)のゲストは、パラグアイアルパ奏者のルシア塩満さんだった。
ルシアさんについてはこのブログでも紹介したが、パラグアイで出会ったアルパに魅せられ、高校卒業後単身でパラグアイにわたって修業を重ね、世界的にも有数のアルパ奏者として現在に至っている。
わたしは高校時代の友人、今は亡き相沢幸男君の紹介で彼女を知り、以来ファンクラブの会員としてその音色を楽しんできた。
テレビに登場したルシアさんはパラグアイの民芸品のニャンドゥティで作られた豪華な衣装に身を包み、ホステスの大谷康子さんは、これもパラグアイの民族衣装のアオポイをまとって出迎えた。
ルシアさんのソロ曲は、アルパ名曲中の名曲「カスカーダ」。小さな滝をモチーフにした曲だそうだが、20年以上前に別れを告げたイグアスの滝を連想する。
大谷さんが選んだ独奏曲は、パラグアイの作曲家アウグスティン・マンゴレ作曲の「フリア フロリダ」、コラボ演奏はルシアさんが病床で作曲した「ひとりごと」だった。
いつも感心するが、コラボの時の大谷さんは、相手の楽器に見事に調和させてヴァイオリンを響かせる。今回も演奏を聽きながら、わたしはパラグアイへの郷愁をかき立てられた。
8月10日は、ルシアさんのサロンコンサートが予定されている。久しぶりのライブ演奏を楽しみにしている。
東京天馬会
昨日東京の学士会館で行われた松本深高校陸上競技部OB会「東京天馬会」に出席してきた。
コロナ禍からの復活2回目である。出席者は10名で去年より一人減っていた。最年長のわたしより46歳下が最年少で、令和卒業はゼロだった。何かのきっかけで若者の参加が欲しい。
会の直前に、天馬会会長で東京の会合にはいつも出席されていた小松茂美さんの急逝が伝えられ、新しく会長に就任された清水是昭さんからの追悼文が朗読され、全員で黙祷をささげた。
例によってそれぞれの近況報告があり、懐旧談を中心に話の花が咲き、3時間を和やかに楽しく過ごした。
なお、この日高校野球長野県予選でわが母校は3回戦の華と散っていた。
昨晩は会場の学士会館に泊まり、帰路東京ステーション・ギャラリーで開催されている「ジャン=ミッシェル・フォロン展」に立ち寄った。
このベルギー出身の画家(1934-2005)の作品を観るのは初めてだった。都会の孤独、環境問題、戦争など現代的な問題を、抽象的に鮮やかな色彩で描いた作品は柔らかく、しかも深刻に訴えるものがあった。
展覧会の副題、「空想旅行案内人」の意味がなんとなく理解できた。
STOP WAR!
東京天馬会の懐しい皆さんにお目にかかることができました。ありがとうございます。
天馬会会長の小松茂美さんの急逝は、大ショック、ご冥福をお祈りします。
野球部は今夏も残念ながら敗戦。対小諸商業戦は7回表迄4対3でリード。然し7回裏に3点をとられ6対4での逆転敗戦。2年生12名・1年生11名が残るので来夏に期待したいです。