長 崎 原 爆 忌
明日の長崎市平和祈念式典に、イスラエル大使を招待しないことが話題を呼んでいる。
一昨日行われた広島市の平和記念式典にはイスラエル代表が招待され、長崎市には招待されているパレスチナ代表は招待されなかった。
いずれも不招待の理由を、「式典を円滑に進めるため」(長崎市)『招待の基準を満たしていない』(広島市)と、政治的なものではないとしているが、対照的な判断に政治的なものがなかったとは言い切れないだろう。
核のない世界は戦争のない世界と同値であるべきと考えるわたしは、長崎市の判断により親近感を覚える。
イスラエル不招待に抗議して、日本を除くG7加盟6カ国とEUが長崎市の式典への代表不参加を表明しているが、核兵器禁止に対するこれらの国々のスタンスを明確にさせたという意味で、長崎市の対応はそれなりの意義があったといえるのではないだろうか。
甲 子 園
夏の全国高校野球大会が甲子園で始まった。古關 裕而作曲の『栄冠は君に輝く』はいつ聴いても素晴らしい。
今年から二部制が導入され、炎天下で白球を追う球児たちの果敢な姿が見られなくなったのはさみしいが、これは冷房完備のテレビ前特等席で観戦する方のわがまま、地球温暖化による異常気象を恨むべきだろう。
題名に誘われて、昨日NHKBS1から放映された映画『アゲイン 28年目の甲子園』のビデオを、高校野球午前の部と夜の部の間に観てしまった。
元高校球児たちによる「マスターズ甲子園大会」をめぐる、友情と家族愛の物語。人情味あふれるストーリーと、中井貴一をはじめとする中年俳優たちの熱演に、心が温められた。
わが町の代表霞ケ浦高校頑張れ!
STOP WAR!
核の問題を政治的に扱うのは、ある意味で綱渡りですね。本当はそうするべきではないと思います。
高校野球の入場式で更新する選手たちを見ると、未来を託せる若者の群像を観る思いがします。
試合は二部制になったと思ったら、今日は4試合ですね。