【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブ◆ライ角度とシャフトの硬さ そしてその変遷…

2023年07月04日 21時07分43秒 | ゴルフ

ゴルフクラブのライ角度は その使われる方の構えや
シャフトの硬さによって決まっていくものです。

59度のライ角度の同じヘッドを何個か用意します。
硬さの大きく異なるシャフトの装着すると
フェース面上の打痕、ソールの擦り傷も
全く異なります。
総じて 硬いシャフトに装着されたヘッドの傷は
ソールにはヒール側によりますが
フェースの打痕はトゥ側が少なくありません。
まあ 開いて当たっているということになります。

重量も同じ、ロフト角度、ライ角度も
全く同じヘッドであるのに
シャフトの硬さが異なると
大きく結果が変わってくる訳です。

001

市販のアイアンセットなどで
ライ角度調整をする際にも よくある光景です。

セットのアイアンを番手順にずらりと並べると
いくつかの番手でほかのモノとは異なる
ソールの傷が見受けられます。

シャフトの硬さを計測してみると
その番手だけが流れと異なる というのがだいたいの答えです。

嫌味で言う訳ではないですけれど
製品の均一性を謳い文句にしているスチールシャフトも
意外に製品誤差は大きく、特に軽量スチールになって
その誤差範囲はどんどん広がっています。
しかも、市販品の場合は、
それを単純作業で組み立てるだけなので、
ヘッドの重さのばらつき、ネックの長さ、シャフトのばらつき
などが重なると かなり酷くなるケースも少ないないです。

特に自分にとって 硬いシャフトを使ってゴルフをする場合
しならせようとする動きが
ゴルフクラブのライ角度の意味を消失させてしまうので
まあ 言いたくはないですけれど
構えやすさ、構えにくさ 以外の意味では
ライ調整をしてもほとんど意味はないと思います。


メーカーもドライバーシャフトに関しては
硬いと飛ばない と言うのを知っていますから
ドライバーシャフトに柔らかめ(とはいっても硬いですけど…)
    Σ(´д`;)アイアンに比べて ってことですが…
ヘッドは大きく、重心距離もアイアンより長い。。。
アイアンに関しては 軽量スチールの少ない本数の
予算の低いモノしか商品として動きませんから
硬いシャフト、そしてドライバーよりも
重心距離のぐんと短い小ぶりなヘッド
という 二つの乖離がどんどん激しくなっています。

〇From USA?だっけ - frame at 0m30s

そして ちょっと困ったことに
ドライバーのアップライト化が強烈に進んで
市販ヘッドの中には 66度を超えるような
超アップライトなドライバーも多く出てきています。

ゴルフクラブで言うと
2000年前後のアイアンとウッドの関係が
一番良かったような気がします。
軽量スチールシャフトが登場して以来
アイアンは年々小振りになり
シャフトが硬く、アイアンの重心距離が短くなっているのに
アップライト化はどんどん進んでいます…。
今のスイング理論は インパクト時に
前傾姿勢を解くスイングなので
アドレスの重要性はどんどん薄れていくわけで
やはり ゴルフスイングの変化はクラブの変化 と
一緒に歩んでいる訳ですね。。。。

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投稿◆市販のクラブ トホホ体験記

2023年07月03日 20時20分55秒 | ゴルフ

先月、自分のミスから市販のクラブで
ラウンドする体験することになってしまいました。

前回のコンペのラウンド後のパーティでしこたま
お酒を飲んだことによって、何気なく書いた
宅急便の伝票の行先…。
次のラウンドは自分のホームコースではないのに
ホームコースの住所を書いてしまったのです…。
トホホホ…(ー_ー)

〇From USA?だっけ - frame at 0m39s

ゴルフクラブが届いていないことに焦り
ホームコースのフロントに連絡すると
前日には届いていたそうなのですが、
予約ないのに。。。と不思議に思われていたようで
反省…。落胆…。トホホな一日の始まりでした。

たまたまそのコースが某メーカーと提携していたので、
比較的新しい市販のモデルでその日は
ラウンドすることとあいなりまして候。

今巷で流行の超軽量スチール65グラム…
シャフトの硬さはS…。
スチールをなぜに65グラムまで軽量して、
使うのか疑問を持ちつつ、選択の余地はありませんから
そのまま一番ホールへ。

(グリップ~アドレス

すでに悶絶クラブは2年以上使っていて、
使いこなしているとは言えないまでも、
ごくごく普通に楽しくごルフは出来るほど慣れてました。

一番ティー前で、丹念に素振りをするも
兎にも角にもヘッドが感じられない…。
「なんだこりゃ……。」
ヘッドが付いていないのではないかと、
疑うほどヘッドが軽い…。

そして、そのティーショットは案の定、
ボールに届かず、コロコロとレディースティーへ…。
そのセカンドショットもまたも届かず、
限りなく空振りに近いチョロ…。

だんだん当たるようになってきましたが、
届かないことを右半身を折ることで、補っているのが
自分でも手に取るようにわかります。
腰の痛みをきっかけに悶絶クラブに
興味を持ったのですが、ああああああ。
〇右向け右
そして、これ 当たったとしても
ともかく 飛ばない(';')
自分自身の望む距離を打つのに
歯を食いしばって振らないと
その距離に到底届かないことを実感します。
こんなに振らないと飛ばないのか。。。
こんなに振ったら当たらない、
狙ったところにいくのは一か八かの感じです。

更にびっくりすることが二つ((+_+))

バンカーが出ない、出ない、出ない
出ても止まらない
どこまでも転がってしまう・・・

バンカーの砂にヘッドが触れた途端
急な減速を感じ、重さに負けるとはこのことなんだと実感…。
市販のクラブでゴルフをすると
バンカーを嫌いになるのは必須条件なのかも
知れませんね。
悶絶クラブでバンカーに苦労することは一切ないので
その恩恵もよくわかりました。

そして、思っていた通り・・・
グリーン上で四苦八苦・・・。
ボールが伸びない、飛ばない、転がらない。
だから 真っ直ぐ行かない。
自分のイメージした距離を打つと
はるか手前にショート・・・
何割増し~~と自分に言い聞かせているうちに
距離感そのものが曖昧になってしまい
一日中、距離感がよくわからず仕舞いでした…。

IMG_0505

市販のおおきさばかり大きくて
中身がないかるいパターを使うと
ボールの出足は速いのに、中途から
ボールの転がりにブレーキがかかるように転がり
自分のパターストロークのスピードと
ボールのスピードが一致せず、とても苦労しました。
L型ブリストルパターの場合、
ボールの転がりの速さをイメージし、
それ通りにストロークすればいいので
パターは得意。。。となり始めていたのですけどね。
かなりのショックです。

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ゴルフ クラブを振ってはいけない 超 柔らかく 超 重い クラブが 教えてくれる!

2023年07月02日 23時36分48秒 | スポーツ

ゴルフ クラブを振ってはいけない 超 柔らかく 超 重い クラブが 教えてくれる!

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ゴルフクラブ解説の不思議

2023年07月02日 21時09分29秒 | ゴルフ


ゴルフクラブのカタログや雑誌などの
クラブ解説などを読んでいると不思議に思うことが
かなりある。


ゴルフクラブのヘッド、ドライバーやアイアンへっどなどを
解説した記事などで 重心距離。。と言うのが出てくる。
重心距離とは
ドライバーやアイアンヘッドのなどの
重量の中心点(重心点)からシャフトまでの距離を
指す数値で、通常mmミリ単位で表される。
5cd72f36028c2f578c994ebcd97f91a7
この重心距離は(まあ当たり前と言えば当たり前だけれど)
主にヘッドの大きさを表していると言えるほど
影響を受け、ヘッドの大きさが数値化しやすい
ドライバーヘッドで言うと
1995年 その年発売のヘッド体積の平均値は
 230cc (現在の半分なのね…)
このヘッドの平均重心距離は  35.2mm
2005年 その年発売のヘッド体積の平均値は
 413cc 平均重心距離は 
37.9mm
といったところ。。。
近年では ヘッド体積にルール上の制限が
かかっているので、同じ体積でも重心距離は
ヘッドの形状、性格を色濃く表す数値に変わってきている。
 
その重心距離に関する記述を見ると
どれも これも
重心距離が長い(数値として大きい)ほど
 ☆ヘッドは回しにくく
 ☆左に行きにくい
 ☆右に行きやすい
 ☆フックしにくい
 ☆スライスしやすい
 ☆弾道は安定しやすい
 ☆距離が出やすい
重心が短い(数値として小さい)ほど
 
☆ヘッドは回しやすく
 ☆左に行きやすい
 ☆右に行きにくい
 ☆フックしやすい
 ☆スライスし難い
 ☆操作しやすい
とまあ こんなことが書いてある。
それぞれ しやすい しにくいとかは
長いものと短いものの比較論なのであろう。
IMG_NEW

誤解しないで頂きたいが
ヘッドは回して使うものでは決してない
それはどんな場合でも
正しくクラブを扱う絶対条件である。
その上で、このヘッドの解説に 矛盾と答え が潜んでいる。

ゴルフのことがよくわからないと言うより
この手のカタログや解説な単に過去に書かれたものを
踏襲したに過ぎないとは思うけれど

重心距離長い 右に行きやすい
重心距離短い 左に行きにくい

とはいっても
ドライバーで言うところ
重心距離は 大体 37mm前後 だから
短いもので 33mm  長いもので40mm
その差はたった 7mm でしかない。
ヘッドを回転させて使うと言う論を正しいと仮定しても
重心距離 20mmと40mm でなら
その差はかなり大きいから分かるけれど
7mm程度でそうなるのだろうか・・・。

右左の法則は ヘッドを回転させることでなく
ゴルフクラブは「正しく使う」と
ヘッドの重心点とシャフトが 一直線状に並ぼうとする
仕組みから トゥダウンする量が重心位置によって
変わってくる。
重心がシャフトより離れているものほど
確かに その量は多くなるけれど、けれど
正直その差はほとんど誤差程度で
角度で言えば 一度にも満たない。。。

そして もう一つ
重心距離の長いものの方が距離が出やすい
という解説がある。
これは正しい。
これは単に 重心点がシャフトから離れているものほど
重量の効果が高くなるからである。
まあ クラブの有効長さも多少長くなる とも言えるし
それも 結局のところ 重さが増える効果 である。
019

短いものほど操作しやすい。。。
う~~ん クラブを操作して使うのであれば
ゴルフバッグを持って
パターを除く、13本ものクラブを持って歩く
意味がよく分からなくなってしまう。
ウッドであっても、アイアンであっても
番手間、隣の番手とのロフト差は 3~4度
時計の長い針、一分一秒が6度だから
その差は非常に小さい。
が角度と言う数値では小さな差だけれど
ボールを打つとなると その差は10~15ヤードの
差になるのだから、とても意味は大きい。
クラブを操作して使うのなら
3~4本のクラブで操作して使う方が
遊びというかスポーツとしては自然だと思う。

遊びだから そういうことに挑戦するのも
その人の遊び方の自由ではあるけれど、
月一のゴルフ、月二の練習が平均値のアマチュアには
同じ球をクラブによって打ち分ける方が
自然な考え方だし、より簡単に出来るはず。。。

ゴルフを難しく導くなら
そのクラブの宣伝文句と相いれないような
気がしてならないのは私だけだろうか・・・
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投稿◆体の向き・回転は視界でコントロール

2023年07月01日 19時21分49秒 | ゴルフ

投稿◆
いつもお世話になっております。


クランチ不足の原因が

しっかり右を向けていないことにもありそうで

初めて「視界移動」をやってみました。

こわいです。とっても。


右を向いて,右が高ければ,上から打てるはず。


記事にあった「上から一気に打て」の意味を噛みしめつつ

悶絶真っ最中です。

映像をみると相変わらず右肘が低いです。

恐怖感や,その時の動き方によって結構視線にばらつきが出ますね。

今日の練習映像だけで相当なバリエーションでしたよ(^^;

おっしゃるように視界のコントロールによって

動きを作ってしまえるんじゃないか?と感じました。

どーんと右を向いて(体も目も),前傾による右の高さをキープ出来れば

このクラブの本来の性能が見られそうで,楽しみです。

 


お手紙有難うございます。
多くのゴルファーは 上半身の上部
肩周りを捻っている・・・つもり なのですが、
その実、腕を横に振っている、だけ になってしまっています。

私達の年齢(中高年)では
胴体をひねる~肩を廻す は
本能的な…無意識の拒否感が伴い易いので
向き…として からだを廻せていないコト、
右を向けていないコト が往々にして起こります。

ミスの多くは「この回転(向きの変更)不足」が
原因であったりします。
特に、現場に出ると 緊張感のためか
テークバックで、クラブの所定の移動
所定の動きを手だけ、肩も含めた腕だけの動きで
取ってしまうものです。


ボールを良く見なければ なんて言葉も有りますし
体を回す練習をするのに
胸やへその向きと同じく、顔も向きも変えてあげる
というのは とても有効です。

顔の向き、顔ソノモノを動かす のが怖い場合、
視界の中の ボールの位置を動かす…

〇アドレス時 ほぼセンターに在ったボールを
 右打ち~右向き、テークアウェイからトップで
 視界の左の端に動かしてあげる

 と言うのも一つのアイディアです。

どちらにしても『慣れ』は必要ですが、
右向きを造れれば(出来るだけ多く)
 七難隠すとも言われます。


この練習は 勿論素振りでも良いですけれど
少々長めのアイアン 6番とか7番を使って
30ヤード程度のランニングアプローチの様な
感じで練習すると良いと思います。
出来るだけ クラブ単体は動かさず
体の傾きに応じた 地面に対するフェースシャット
(ちょっとオーバーにフェースを地面に向けるイメージでも
 良いかも知れません)
を作り 体の向きを顔も向きや視線・視界の変化で感じ取る というか
創り出す というのは、いずれフルショットに
良い意味で反映してくると思います。

言葉で説明しますので、イメージしにくいかも知れませんが、
このような 大きくないショットを打つ場合
例えばパッティングやアプローチなどがそうですが
実は、殆どのアマチュアゴルファーは
回転せず、左肩を下げているだけです。
体は柔軟に出来ていますから
この画像のように テークバック(もどき)・・・
肩周りだけを動かす
と一見 右を向いたような錯覚に陥ります。
これを 偽装テークバック、テークバックもどき と言います。

向きを変える と言う動きは
傾きは多少あれど、基本 もっと横の動きです。
傾きを維持しつつ 水の入ったバケツを
右の人に渡したり、左の人に渡すような動きです。

ここが改善されるだけでも、かなり大きく色々改善されますし
これによって フォローも変わってくるものです。

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