【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ゴルフクラブから見る日本と欧米のトーナメントプロの違い

2022年04月23日 21時00分36秒 | ゴルフ


実は欧米(特に米国)のプロの日本のプロの
ゴルフクラブに対する常識?意識?の差はかなり大きい。
日本の選手がコンスタントに欧米で活躍出来ないのは
そこに原因がある。。。可能性も低くないだろう。


その一つは
『シャフトの硬さに対する概念』

日本では 
ゴルフが上手い=硬いシャフト➡初心者=柔らかいシャフト
みたいな概念が強い。
これはプロだけに限らない。

0-0763-1388

昔の話だから もう知られていない…かもだけれど
歴代ナンバーワンの ジャックにクラウスの30代
の時のコメントに
「私はダイナミックゴールドのR300を使っている。」
というのがあります。
ええええええ?!☆ って思うでしょ。
もう そこが差なんですね。
アメリカではあまり驚きません。
他のゴルファーが何を使っているか
というのにあまり興味がなく、
シャフトの「硬さは硬さ」なので
タイミングや好み、慣れ によって人それぞれで
それが 上達度や練度とは全く関係ない と思っています。
私もそう思います。
特に何も感じていない というか
シャフトの硬さにおいて、自分と誰かを比較する
という感覚自体が存在しません。

imagesCA1KRSSW

その2
『日本の選手の方が硬いシャフトを使っています』

最近の選手はわかりませんが、
10年以上前、タイガー出現以前の選手の多くは
欧米の選手はあまり長尺を好みません。
私が担当していた頃はドライバーも44インチが主流でした。

同じシャフトを 44 と 45 インチで使う場合
ヘッドの重量が12~15g重い 44インチの方が
クラブの数値としては44インチの方が高く(硬く)なりますが
シャフトのしなり幅、しなり角は
44インチの方が大きく 実質柔らかい のです。
しかも 米国選手は普通に Sシャフト
Rシャフトを使う選手も決して少なくありません。
ところが日本の選手は
見栄があるのか、固定観念があるのか
X(エクストラスティッフ)以上
中にはXXやXXXを平気で使っています。

001

その3
『日本の選手はストロングロフトを好みます』

ドライバーにおいては
欧米の選手、かなり飛ぶ系の選手でも
ドライバーロフト『10度』という選手もたくさんいます。
流石に『11度』はいませんでしたが、
逆に8度もいませんでした。
『9度』という選手もいましたが多数派ではありません。
アイアンにおいても
日本の選手と比較すると
2~3度大き目のロフトが多く、
上がりやすいクラブで低く打つ 欧米の選手と
上がりにくいクラブで高く打つ 日本の選手
という感じです。

どっちが上手くなるんでしょう?
まあ ドライバーを飛ばすのに最低限の高さは必要ですが
飛距離を食いやすい高く打つ習慣があるのと
そのまま飛距離につながりやすい低さ とでは
当然差が生まれますし、
上がりにくいクラブで上げようとするスイングは
必ず体を蝕みます。


選手の方も、今主流のスイングでは
長持ちしないのを薄々感じていて
稼げるときに稼いでおこう と思うのか
昔に比べ、莫大な契約金に従い
クラブセッティングや組み合わせも
メーカーの言いなり に近いでしょう。
ですので 傾向も変わってきているとは思いますが
スイングを見ていても
明らかに 体力がない、持久力のない日本人選手の方が
キツイ、オーバースペックのクラブを使っていると思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイアン~ユーティリティ~フェアウェイウッド

2022年04月22日 19時28分11秒 | ゴルフ


ここに 角度として同じ、
例えば ロフト25度の
 アイアン / ユーティリティ / フェアウェイウッド(以下ウッド)
が有ったとしましょう。

☑その3種を 同じヘッド重量 ⇒ 同じ長さ に設定します。
 アイアン / ユーティリティ / ウッド
の順に 重心深度は深くなっていきます。
✋重心深度
 重量の中心点(重心)がどの位
 打点であるフェースよりも奥まっているか

平均として その重心深度 は
 アイアン / ユーティリティ /ウッド の順に
 5mm / 13mm / 28mm
だいたい 倍~倍
まあ ヘッドの形状通り と言って良いでしょう。

IMG_0524811-5-1411-5-1






重心が深くなると どのような効能があるか と言うと
インパクト時 ロフトが付き易く
かつ、入射が緩くなります。
 やさしくボールがあげられる ようになる 
✋重心深度が深いと ミスにも寛容 というのは
ロフトによるもので 直接的なモノではありません。

主なクラブの開発、設計、実験、データ取り などの多くは
マシンで行われるのですが、人間は反応し、影響を受けてしまう生き物
ですので、マシンよりも その違いに大きく反応します。
マシンですと その重心深度の差はデータ通りの弾道~結果になるのですが
人間ですと 重心の深いモノほど
より多いロフト(ロフトを増やし)
より緩い入射角度 にしてしまいます。
 打てば 打つほど・・・ですね。


ですので よく巷では
「フェアウッドは掃くように、アイアンは上から」みたいに言われますが、
同じように打とうとしても 形状の、重心深度の効能から
放っておいても そうなってしまいます。
例え それが 3種共に 同じ長さ であったとしても、です。
人間は反応します。


この同じ長さの アイアン / ユーティリティ / ウッド を
同じ人が打つと
 順に 打ち出しが低め ⇒ 高め
     スピン多め ⇒ スピン少な目
になっていくので、ウッドの方が飛びやすい・・・のですが、
前述のように 人間は反応する生き物なので
同じ長さであっても ウッドの方が より大きなロフト、より緩い入射
で打ってしまうので、あるロフトを境に 上がるばかりで 飛ばない
というコトも大いに起こり得ます。

また これはヘッドスピードやクラブの扱い(スイング)による差もありますが、
  (😿ヘッドを振る人ほど 重心深度の効能はキツク働きます!!)
多いロフト しかし 緩すぎる入射 の為
 スピン不足で失速してしまう可能性も生まれます。


✊実際には そこに「長さ」の違いも入ってくるのです。
シャフトの、クラブの長さは ヘッドの重心位置の反応を増幅する作用を
持っていますので
シャフトが長くなるほど、この場合は ユーティリティ / ウッド
になるほど 更に ロフトは増えやすく、入射は緩くなります。

また 形状上、仕方ない というか
重心の深いモノほど ヘッドに奥行きがあり
アイアンで言うと ソール幅が広くなりますから
ロフトが増えやすい、入射が緩くなり易い
 ⇒ユーティリティ ⇒ウッド 程 ソールが地面に干渉し易くなります。

✋ですので
「アイアンは上から、ウッドは掃くように!」などと
更にその効能を強めるような使い方 をすると
その効能の要因 ヘッドの奥行き、ソール幅の広さ によって
ダフリ、トップ、チョロ のミスを誘発してしまいますので、逆に
「アイアンは掃って打つ、ウッドは上から」位の気持ちの方が良いのかも…
 🐰同じように使うことが一番ですが・・・。

353204-1


✋また これも微妙ではありますが、
弊社では どのクラブも同じようなボール位置で打つコトを推奨していますが、
多くの方は アイアン ⇒ ユーティリティ ⇒ ウッド になるほど
ボールを左(飛球線方向)に移すケライがあるようですが、
逆、とは言いませんが、重心深度の効能を考えると
ミスを回避するコト 優先するなら
・・・・・・・・気持ち ウッドの方が中寄り~右寄り(ボール半分位?)
とまでは言いませんが、ウッドの方を左寄りにすることが良いコト とは思えません。

決して アイアンはこう、ウッドはこう、と分けて考えず
同じボール位置で 同じように扱う のが
  一番の対処方法だとは思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【保存版】弾道スペック データのウソ❓ ホント❓

2022年04月21日 17時33分13秒 | ゴルフ
面白いデータ、
あまり知られていない データをご紹介します。



スイング集 Patty_Moment

 

  H-sp. B-sp. BS/HS 入射角 打出角 回転数 高さ 着弾角 飛距離
  m/s  m/s   縦/rpm ₍ヤード₎
Driver 41.7 62.2 1.48 3.0 13.2 2610 22.8 37 218
3wood 40.0 58.6 1.48 -0.9 11.2 2700 21.0 39 195
5wood 39.1 56.8 1.47 -1.8 12.1 4500 23.7 43 185
7wood 37.7 54.6 1.46 -3.0 12.7 4690 22.8 46 174
4iron 35.5 51.5 1.45 -1.7 14.3 4800 21.9 43 169
5iron 35.1 49.7 1.43 -1.9 14.8 5080 21.0 45 161
6iron 34.6 48.4 1.41 -2.3 17.1 5940 22.8 46 152
7iron 33.7 46.2 1.38 -2.3 19.0 6700 22.7 47 141
8iron 32.8 44.4 1.33 -3.1 20.8 7490 22.8 47 130
9iron 32.0 41.3 1.32 -3.1 23.9 7580 22.7 47 119
PW 31.1 38.2 1.28 -2.8 25.7 8400 21.0 48 107

➂おまけ   46.8 64.1 1.45 7.8 16.0 1710 --- -- 252

このデータは 複数のLPGAトーナメント(米国)で
計測した 数百人の女子プロ のショットデータ(2019年) です。

番手ごと ですが、左から 
◌ヘッドスピード
◌ボールスピード
◌俗に言う ミート率
◌ヘッドの入射角度
◌ボールの打ち出し角度
◌ボールの縦の回転数
◌ボールの最高到達(高さ)点
◌キャリーの接地(着弾)角度
◌キャリーボールの距離

平均的な 成人男性(おじさんゴルファー)のデータ と比べ
  ややハイスペック、やや飛ばし屋さん気味ですが
参考になる点も多いかと思います。

 

 キャリー218ヤードですので
 総飛距離は240~250ヤード と見て良いでしょう。




➀ドライバーを除き
全てのクラブに入射角度(データ上 マイナス値)が
あるコト ですね。
全部、真似はしきれませんが
 ウッドははらって打ち、アイアンは打ち込む は
実は本当では無いのが判ります。
長さ、や長さによる立ち方(前傾)などによって
 そう見えるだけ というコトなのでしょう。

ドライバーのティアップを考慮に入れても
🔴クラブごとの、ロフトなりの回転数の変化
🔴長さなりの 入射角度の変化 が
一定(の流れ)になっていますから 
ほぼ全番手 同じように振っている と考えて良いと思います。


ここは私たちよりもパワーがある、スピードがあるから
可能と言えるかもしれませんが、
ティーアップしたドライバーよりも
地面から打つ #3の方が
打ち出しも低く、最高到達点の高さも低い、
のは やはり プロならでは、です。


➁これは既に知っている人も居るかと思いますが、
 ボールの最高到達点、
 一番高くなるトコロは
 実は ほぼ全番手 同じ高さ です。

 飛ぶ距離に対し どこが一番高くなるか
 というコトで
 距離の出るドライバーは より真ん中にそれがあり
 ロフトの有るウエッジに近づくほど
 一番高くなるトコロが奥になる、と
 着弾角度から想像出来ます。

 同じ地面から打つ クラブ同士比べてみると
 3番ウッドのロフトが15度前後
 PWのロフトが 45度前後 ですが、
 (ボールの置き位置も関係しますが…)
 打ち出し角度には 15度前後しか差が無いコトから
 如何にボールを潰して打っているか 
 別な言い方をすれば 前さばきで打っているか 分かります。
 ボールを潰して打つ は まだ死語ではないのですね。


 数週間前に女子メジャーを優勝した選手も
 ドライバーであっても 右手のスナップは
 打つまでは解かないイメージです
、と言っていました。

01_b



➂ おまけですが 72歳時の
 ジャンボ尾崎 のドライバーショット データ です
 ひゃあああ やはり怪物ですねー



④これもオマケ ですが、
 ドローボールと呼ばれているショットは
 アドレスのターゲットラインに対し
 すべて 右向きのフェースから生まれています。

 開いているからスライス は一概には言えないのです。



全体的な、そして個人的な感想 で言いますと
アメリカの女子プロは思ったほど 普通 というか
驚くほどは飛んでいないのですね。
1年半~2年前のデータになりますから
ドライバーでは 打ち出し角度がやや増え
 スピン量が減っているのでは と予想します。

また、全番手のショットデータを見ると
 一般的アマチュアゴルファーは
 『いかに すくって打っているか』 わかります。
  余りにも違いが大きい…ですね。
真似をしよう とは言い切れませんが
 本当の 上から打つ が掴めていないのでは❓ と思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンドファーストを解くリリース or 維持するリリース

2022年04月20日 23時50分22秒 | スポーツ

ハンドファーストを解くリリース or 維持するリリース

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴルフクラブとスコアの関係

2022年04月20日 16時55分07秒 | ゴルフ

例を出して考えてみましょう。


ここに
○75歳で ハンディキャップ 11 のゴルファーと
○35歳で ハンディキャップ 25 のゴルファー
 がいたとします。


巷に流れる「恐怖の呪い」通りに
「上手くなるほど 硬いシャフトを使う」にすると
40歳も年齢が上の 75歳の人の方が硬いシャフト を使うことになります。
少々 極端かも知れませんが、その「呪い」はそう言うコトです。

常識的に見繕って
75歳の人の体力 と 35歳の人の体力 を考えると
シャフトの硬さ の観点では 35歳の人の方が硬いシャフトを
使用していて 然るべき でしょう。


IMG_0361



スコアの多い、少ない ハンディの多い、少ない 
ゴルフを始めたばかり、長い経験を持っている などに関わらず
バッグに入っているクラブの 硬さ等 の流れは
統一とまでは行かないまでも 流れが有る方が良いです。
ある許容範囲の中の違い にあるに越したことはありません。


スコアのみを考える、と言う前提で
スコア が良くなってきた時、
スコア を向上させたい時、
考えなければいけないのは
『自分のスイングなどの欠点はとりあえず棚にあげ、』
☑苦手 を何か補う方が良いのか
☑逆に その苦手 を回避できる方法はないのか
というコトに為ります。
自分の頻繁に行っているコース
メンバーとなっているコースで
高い頻度で打たなければいけない距離 などを
どう攻略するのか

特に スコアが 100切り から ~90前後 になるところ は
ドライバー と アプローチ の比重、重要度が高くなります。

460TL-3


ドライバーが苦手なのであれば
シャフトを硬くするよりも
ロフトを大きく したり、
長さを短め にしたり、
(今使ってるクラブを切っちゃ ダメですよ)
 するのも 一つのアイディア です。

それを シャフトを硬くする とか、
 ロフトを少なくする とか、
ハードルを更に上げる選択は
 どうにも トンチンカン だと思います。

アプローチなども
 正直、ロブウエッジは すべてのクラブの中で
一番 リスクの高いクラブです。
アプローチを苦手にしているのであれば
 ロフトは56度まで と考えて
同じセッティング(硬さをちゃんと統一)にしたうえで
 アイアンに比べ やや柔らかめ のセッティングで
 45~48~52~56度 を細かくしてみたり、
グリーン周り の チッパーやジガー なども
活用してみると 良いのではと思います。


私は古い人間ですので
 なんとなく そうなのかな と思うのですが、
車やテレビを新しく買い替える時、
 以前の車よりも高級にする。。。とか
 以前の車よりも大きくする。。。とか
なんとなく そう思い込んでいるフシ があったり、しますが
ゴルフクラブは道具 なので
スコア という 数字 を向上するには
数字(数値)を考えないで
 厳しい言葉ですが
「他人から 上手く見える」というフィルター を
外さないと 結果がついてこない と思います。

実際には 新しく購入出来たことを「羨ましく」思われても
貴方のクラブのスペックなんで 誰も気にしていません。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パッティングストローク Q&A② 距離感

2022年04月19日 17時59分18秒 | ゴルフ

店長「パッティングストロークにおける『距離感』
 その土台になるのは 同じロフト、
 ヘッドの高さ変化、上下軌道を含めたロフトが
 一定であるコト はとても大切です。
006
 打つ度に 違うロフトでインパクトしてしまう、
 打つ度に フェースの色んな所に当たってしまう、
 では 距離感が刷り込まれていきません。」

Jさん「なるほど。」

店長「その前提条件の上 にです、
 距離感は ヘッドの移動速度ではなく
 打ち手の『動作』速度 で覚えると良いと思います。

 漠然としていますが、
 パターにおいてですが、距離感=ヘッドスピード
 的な感覚をお持ちではありませんか❓」

Jさん「はっきりとしてはいませんが、
 どちらかと言うと YESかと。」

店長「その方、その方の方法で良いとは思いますが、
 箇所で言うと
 ショルダーストロークであれば 背中とか、腰とか、
 刷毛塗であれば 右ひじの伸ばし感とか、
 手首もあると思いますが、ロフト変化、
 ヘッドの上下動の変化が起こり易い、大きいので
 手首での距離感は除外して良いと思います。
 また クラブとダイレクトに接する小さい筋肉の手首は
 緊張などの状態に弱いですので 出来れば
 辞めた方が良いと思います。
 兎も角…距離感はヘッドの動きではなく、
 自分のなにがしかの動作と結びつけるコト
 をお薦めします。」
 
Jさん「おすゝめは❓」
店長「弊社の L型ブリストル、ピン型デール9 で
 あれば、ストロークそのものを小さめ、遅め に
 出来ますから 刷毛塗の右ひじ感(詳細 次号にて)でしょうか❓」


店長「✋距離感だけでなく 方向、当たりを狂わせてしまう、
 実は 良くあるパターンがあります。
 アマチュアのパッティング、
 特にストロークに悩みの有る方にとても多い気がします。

 動画の冒頭、パッティングストロークをしていますが
 インパクト辺りから ヘッドが急激に
 内に切り込む、もしくは 高くなっているのが
 見て取れると思います。

 振り子のショルダーストロークであっても
 上腕でさばく刷毛塗のストロークであっても
 右サイド、もしくは右腕と
 左サイド、もしくは左腕は
 常時、同じ分量、同じだけ動くはずです。

 にもかかわらず インパクトを大事にしたいから、なのか
 やはり 感覚は手先で、なのか は個々人によって
 異なりますから 特定は出来ませんが、

006


 多くの人が インパクト直前で
 左サイド、左腕の移動や動きを止めてしまっています。
 ハミングバードのおススメのストロークではありませんが、
 振り子であるのなら
 その振り子 で 打ってしまわないといけない
 振り子で打ち切ってしまわないとイケナイ と思うのですが、
 直前まで振り子 で来ているのに
 直前で 左サイドの動きを止めてしまい、
 結果、右手ではたく、右手首で打たざるを得ない、
 というのを かなり多く見かけます。

 パッティングストロークだけでなく
 ショットの インパクトイメージ、インパクト感 の
 影響が否めない のかも知れませんが、
 動かしてきたモノを ナニカで受け止め 放り出す
 と言う動きは かなり複雑な動きになります。
 動作としての速度も 振り子であれば 背中廻りの運動
 その運動でそのまま打ってしまえば良いのに、
 直前に止めて 右手でリリースする
 これでは どちらが距離感とつながるのか分かりませんし、
 緊張感の伴う場面で 距離感が狂いやすく
 ヘッド姿勢、上下左右の軌道も途中変更が入るので
 パット数が減る、狙った距離、方向に打てる
 と言う確率がかなり低下すると思います。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パッティングストローク Q&A①

2022年04月18日 17時28分48秒 | ゴルフ

店長「今日はどうしました❓」
Jさん「最近、パッティングに悩んでいます。
 ちょっと見て貰えます?」
店長「どぞどぞ」
Jさん「引っ掛かりが多くて パット数が40近くに
 なってしまいます。」

((パッティングストローク_Moment(3)


店長「質問、なのですが、
 やはり 真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ出す って
 意識は持たれています❓」
Jさん「強く、ではないですが、あると思います。」
店長「真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ出す の理由というか、
 意義と言えば良いのか、真意はなんでしょうか❓」
Jさん「構え に対して 真っ直ぐ転がす、真っ直ぐ出す
 というコトだと思うのですが…。」
店長「ほとんどの人がそう答える、模範解答だとは思いますが
 悩んでいる人にとっては 良い回答とは言えないかも知れません。」
Jさん「どういうコト ですか❓」
店長「自分の構え、スタンス、アドレスの方向 に
 対し 平行なストローク、直角なインパクト を造っても
 ヘッドには ロフト角度とライ角度 があり
 ストロークも立体、3次元ですので
  平面感覚・2次元感覚では捉えにくいモノです。
IMG_0003IMG_0004







 厳密には直角なインパクトになり難いですし、
 アドレスに平行なストローク を意識し過ぎると
 距離感を喪失し易くなります。
 勿論、悩んでいないのなら別に良いのですが…。

 パッティングストロークの場合、
 まず なにより優先されるのは 距離感 です。
 すべてのアクションは 距離感を阻害しないように考える
 と言うのがとても大切です。」

Jさん「言われてみると。。。
 距離感よりも 方向、真っ直ぐ打つコトを強く意識している
 ような気がします。」
店長「距離が合っている限り、大きなミスは出難いですし、
 いずれ 入りだす と言えば良いのか、
 総合的なパット数は必ず減ります。
 一方、方向、特にアドレスに対し「真っ直ぐ打つ」
 を強く意識している方が パットミスも減らず、
 パット数に変化は生まれにくい でしょう。

 距離感 には幾つかポイントがあります。
 
 カラダに一定の距離感を染み込ませる には
〇いつも似たような ロフト
〇似たような軌道、(ヘッドの上下移動、高さ変化)
 で打つ習慣をつけるコト。


 アドレスに対し 「真っ直ぐ打つ」
「真っ直ぐ引いて、真っ直ぐ出す」を意識し過ぎると
 ヘッド軌道が アッパーでインパクトを迎えやすく、
 場合によっては 歯で打つようなストロークも起きます。
 軌道も含めて インパクトロフトが暴れると
 距離と力加減、運動加減が結びつき難くなります。
((パッティングストローク_Moment((パッティングストローク_Moment(2)










 多くのアマチュアのインパクトを見ていると
 真っ直ぐ引いて 真っ直ぐ出す を最優先に考えているが故に
 ヘッドの下側、ボールの上側 を打っているケースが多く、
 インパクトの音が悪い、
 パターで言う トップで打っている人が少なくありません。

 ですので 最近は多くないですが、
 ソフトな打感を謳った フェース面に異素材、ソフトな素材が
 入っているモノがありますが、その手のストロークをしている人
 にとって そのインサートを外して打ってしまうので
 意味が無かったりするのです。

 パッティング用語で フォローを低く、長く出す
 と言うのがありますが、
 フォローを低くする の意味合いは
 インパクトロフトのブレ を極力抑える
 と言う意味で
 飛球線方向に真っ直ぐ出す は副産物でしかありません。」 


「方向について。。。。 これは余談ですが
 例えば 私、の場合ですので お薦めしている訳ではないですが
 私は ショルダーストロークでは無く、
〇ヘッドの上下動を出来る限り 抑えたい
〇同じロフトでインパクトしたい  ので
 弊社で言うトコロの 刷毛塗のストローク をしていますが、
 スタンスに対し 真っ直ぐ打つのではなく、
 微妙にですが、右めに打つようにしています。
 ほんの少し、アウトサイドインと言えば良いでしょうか…。

 真っ直ぐのラインだとして、
 真ん中、時計の針で言う6時から入れる というよりも
 5時、5時半から入れる位のイメージを持っています。

 例えば クローズで やや左に出すも アリ ですし、
 私のように オープン気味で やや右にアリ だと思います。
 真っ直ぐ打つ は 自分のスタンスに対し 直角・真っ直ぐ
 ではなく、自分なりの一定の方向 と考えた方が
 自分への圧力も少なくなると思います。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハンドファーストを解くリリース or 維持するリリース

2022年04月17日 19時26分35秒 | スポーツ

ハンドファーストを解くリリース or 維持するリリース

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

回転は打撃のエネルギー❓

2022年04月17日 15時42分08秒 | ゴルフ

Tさん「そもそも カラダを回せ、
 もっと右を向け、左肩を入れろ
、の理由と言うか、意義と言うか
 なんのためにソレをするか が抜け落ちている気がしますが。」

店長「そうですね。ゴルファー全員に確認することは不可能ですが
 今までの経験則で言えば、『コト 飛ばし に関して』
 カラダを速く、もしくは大きくとか、多くとか、
 廻した方が飛ぶ からだの回転=ヘッドスピード・飛距離的な
 感覚が少なくないと思います。」

Tさん「違うんですか❓」
店長「ま ここがゴルフスイング、ゴルフの楽しいところであり
 ちょっと意地悪なトコロ だと思いますけど、
 間違いじゃないけど、100%正解でもない。半分半分ってトコロです。

IMG_0040


 例えば ですけれど、
 何番アイアンでもいいですけれど
 150ヤード位を打つ 打撃の強さってあるじゃないですか?

 その打撃の強さで打つと割れる石、
 それを 割るだけなら
 真上からヘッドを落とすだけで可能そう…ですよね❓」
Tさん「そう言われれば そうですね…。
店長「スイングは上げて降ろす じゃないですけど、
 でも それだと 打球の方向が作れませんよね❓

スナップショット 1 (2012-10-26 0-58)

 ですので 回転の効能 としては
 打球の方向性が強く含まれている、
 もしかすると そちらの方が強い可能性があります。」
Tさん「じゃあ なぜ 深いトップを…と❓」
店長「ヘッドと言う重量物 に 高さを加える、位置エネルギー
 運動の速度を増やす 運動エネルギー
 ソコもあるにはあると思うのですが、
 打つ方向を踏まえた上で
 ゴルフクラブって言う 長物 を扱うには
 それを動かす 空間と時間が必要だから と思います。」
Tさん「右を向くコトで クラブを動かす空間
 そして 打つため、助走を取るための時間を作る ですか❓」
店長「そう思います。
 また ある程度は 運動の速度もですし、
 位置エネルギー、上から下に使って打撃したい、
 そして 打つ方向もある となると
 その長物を長く使って 回転の阻害要素にしない、
 回転するって それらを統括する働きがあるので
 その回転を阻害しないよう クラブを短く使う
 そんな目的もあると思います。

 それらを踏まえると よく言われる
 グリップも、ヘッドも、クラブを
 自分のからだの幅の中に収めておきたい。
 そうすれば 廻るコトそのものが打撃に出来る。

 カラダの幅から大きく外れてしまうと
 当たりソノモノの確率も下がりますし、
 ロフト、上下の角度、ヘッド/フェース 左右の角度 の
 インパクトでの調整 と言う最も難しい行為が待っている。
 それは 運動速度をあげたい の阻害要素 になりますし、
 その難しいインパクトを作るには
 自分の運動とクラブの運動が分離してしまう可能性も高いです。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイング改造談義⑧ からだの回転速度=飛距離❓

2022年04月16日 14時51分09秒 | ゴルフ


店長「わざと手で上げる、手で振るという意識で
 ソコに至った、そうなってしまった と言うよりも
 スイングは円だ、円を描く とか
 クラブを振る、ヘッドスピードを上げる、
 トップの位置は深く、
 肩を廻せ、からだの回転だ、
 という 後付けの情報みたいなモノの積算で
 そういう 結果に、
 からだの回転が伴わない、
 無理やり 深く カラダを捻じるためのトップ
 が出来上がってしまう、
(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(4)(((『カラダ』の「廻し方」 比較映像_Moment(3)






 カラダも痛めず、ショットやゴルフに悩みが無いなら
 それはそれで良いですけれど、
 悩みを持ってしまって、自分の状態を見ると
 そんなつもりは更々ないのに 手打ちだ、手で振ってる、
 振り遅れてる、もっと体で振れ
 なんて言われてしまうのですよ。」

Tさん「すっごく多いゴルファーの共通の悩み… に感じますね。」
店長「その事象だけ取り入れて行ったら
 自分なりのからだで振る は より手打ちにつながりますし、
 カラダで振ったら 絶対に振り遅れる訳ですよ。

 なにせ トップから 腰は開かないと
 肩は回せない訳ですから…。」

Tさん「このスイングだと いきなり
 カラダが開くような感じになるので
 ダウンスイング~フォローで
 ボールと体が向き合う瞬間が存在しない… にも
 カラダの正面でとらえろ と言われてもどうしようもない、と。」
店長「そうですね。
 ですので こう伸び上がるようにして
 カラダを止めようとする、
 動作自身は止め辛いので 開くという横方向の動きを
 縦方向の動きにして 見た目の開きを止める。
 それと ヘッドを返す動きはマッチします。
 上手くできれば スライスにならずに 飛ぶわけですから
 これが正解、これが自分のショットだ!
 になっていくのでしょう。」

店長「手で上げる とか 手で振る
 まあ コレは結果論ですけれど、
 クラブの勢いで深いトップを造る は
 イコール カラダの幅からクラブを大きく外す、
 右打ちの人で言えば カラダの正面に合ったヘッドを
 自分の右横、ヒトによって背後までずらす のです。
 それって 既に振り遅れ、打つ前 からです。
 打つための前準備 の テークアウェイ が
 そのまんま 振り遅れ を作っている。

 それを かいなというか、左右の腕さばきで
 ヘッドを返す、クラブをターンさせる のですから
 からだの回転で振れ、 なんて絶対無理、な訳ですよ。
 真逆な関係なんですから。」
Tさん「こんがらがった スイングのメカニズム で
 スイング改造と言う名目で 更に何かを加えていく、
 そう言うパターン多いと思います。」
店長「まあ それもゴルフの楽しみなので
 良い悪いでは片づけられませんけどね。

【ゴルフスイング】貴方にはどう見えますか❓_Moment(3)


 スイングやショットの理解が深まっていくと
 実は スイングは技術的な部分で無く
 知識と言うほど重くないですが、スイングに対する思い込みとか
 イメージの部分で 形成されている部分が非常に多く、
 私個人の感想では スイングの7~8割 は
 思い込みの具現化 によるものだと思っています。」

Tさん「そもそも カラダを回せ、
 もっと右を向け、左肩を入れろ、の理由と言うか
 なんのためにソレをするか が欠落している気がしますが。」
店長「そうですね。 とても多いと思います。
 おそらく ですが、コト 飛ばし に関しては
 カラダを速く、もしくは大きくとか、多くとか、
 廻した方が飛ぶ からだの回転=飛び 的な
 感覚が少なくないと思います。」
Tさん「違うんですか❓」
店長「ま ここがゴルフスイング、ゴルフの楽しいところであり
 ちょっと意地悪なトコロ だと思いますけど、
 間違いじゃないけど、100%正解でもない。

 例えば ですけれど、
 何番アイアンでもいいですけれど
 150ヤード位を打つ 打撃の強さってあるじゃないですか?

 その打撃の強さで打つと割れる石、
 それを 割るだけなら
 上げて降ろすで可能そう…ですよね❓」
Tさん「そう言われれば そうですね…。」
店長「スイングは上げて降ろす じゃないですけど、
 でも それだと 打球の方向が作れません。

 ですので 回転の効能 としては
 打球の方向性が強く含まれている、
 もしかすると そちらの方が強い可能性があります。」
Tさん「じゃあ なぜ 深いトップを…と❓」
店長「ヘッドと言う重量物 に 高さを加える、位置エネルギー
 運動の速度を増やす 運動エネルギー
 ソコもあるにはあると思うのですが、
 打つ方向を踏まえた上で
 ゴルフクラブって言う 長物 を扱うには
 それを動かす 空間と時間が必要だから と思います。」

【ゴルフスイング】貴方にはどう見えますか❓_Moment


Tさん「右を向くコトで クラブを動かす空間
 そして 打つため、助走を取るための時間を作る ですか❓」
店長「そう思います。
 また ある程度は 運動の速度もですし、
 位置エネルギー、上から下に使って打撃したい、
 そして 打つ方向もある となると
 その長物を長く使って 回転の阻害要素にしない
 そんな目的もあると思います。

 それらを踏まえると よく言われる
 グリップも、ヘッドも、クラブを
 自分のからだの幅の中に収めておきたい。
 そうすれば 廻るコトそのものが打撃に出来る。

 カラダの幅から大きく外れてしまうと
 当たりソノモノの確率も下がりますし、
 ロフト、上下の角度、ヘッド/フェース 左右の角度 の
 インパクトでの調整 と言う最も難しい行為が待っている。
 それは 運動速度をあげたい の阻害要素 になりますし、
 その難しいインパクトを作ると
 自分の動作とクラブの動きが分離してしまいます。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする