教えている人も ココを良く掴めず
単に動作として教え易い と言う理由だけで
誤ったコトを教えている人も見かけます。
 
独学の人にも 誤解されている人 多いと思います。
 

今回のこの件 に関しては
飛ばし~こすり~つかまえ が深く関与しますので
主に ロフト姿勢 です。

造語ですが、ゴルフクラブにはIMG_0524
静的(止まっている時の)スクエア と
動的(動いている時の)スクエア があります。
 …代表的な静的スクエアは アドレス とお考え下さい。
…理解出来れば 二つは同じモノ ですが、
誤り として ショットのインパクトは
静的(止まっている時の)スクエアに戻すモノ と思っている⁈


参考例 ですが、
30度のロフトのクラブ
 FWでも、UTでも、アイアンでもなんでも良いのですが、
その30度のクラブ の そのロフト効果 には
0度(絶壁)でなく、30度フェースが倒れているというコト とともに
そのクラブなりの 長さ によって
入ってくるヘッドの角度の作用 の二つの複合要素 です。

奥行きの有るウッドと平べったいアイアン では
ヘッドの機能~特性が異なりますので、
上がり易い構造 + ロフトの少ない FW には長さが必要ですし、
上がり難い構造 + ロフトの多い アイアン には長さは要りません。
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長さ があると ヘッドの入ってくる角度は緩くなり
打ち出し角度は取り易くなりますが、スピン量は減り気味になります
逆に 長さが無いと ヘッドの入ってくる角度はキツクなり
打ち出し角度は取り難くなりますが、スピン量は増え気味になります。
・・・その入射「角度」も含まれますが、
動的スクエア とは
入ってきた角度に対しての フェースの倒れ具合 です。

簡単な数値の例 で言うと 10度上から入ってくる30度のロフトのクラブは
見た目、地面に対しては20度の形を取るコトが 動的スクエア
そのクラブなりのスクエア な状態 です。

☆FW・UT・IRON など
シャフト(クラブ)の長さによって 入ってくる角度は異なりますので
インパクト付近のヘッド姿勢は同じにはなりません。

動的スクエアは アドレス時の静的スクエア に比べると
大雑把に言えば
シャフトが飛球線方向 右打ちの人 で言えば
 ㊧に傾いた分 ロフトが立った形 になります。
これが そのクラブの 機能としての スクエア な状態です。

 
どの位 左に傾くか(右打ちの人) は
 そのクラブの長さ、長さなりの入射角度、
 長さなりの前傾姿勢で決まってきます。
ヘッドを振る行為 は その入射角度も
長さ ではなく 自分で決めてしまうので
クラブの機能が活用出来ません。
 
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先ほどの 30度のクラブ で考えると
本来は ㊧(飛球線)に10度傾いて 地面に対しては20度になる筈の
クラブを アドレスの状態に戻そうとすると
10度分 シャフトを、
 ヘッドを振るコト【ヘッドを出してしまう】 になります。
その10度分は スピン量 → 打ち出しの高さ に変わり
ボールスピードが下がってしまう原因にもなります。
そして ここで忘れられがち なのは
 ゴルフクラブ は そのグリップエンドが指す向き 指す場所
に 自分のからだ はあります。



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前者:
㊧(飛球線)に10度傾いて 地面に対しては20度になる状態 では

シャフトは 左に傾いていますが
後者:10度分 ヘッドを振ってしまう動き の場合
シャフトは 右に傾く過程 の中で インパクトを迎えるので
後者の方が からだは右に残る・傾きます。
◌上に振ってしまう ~しゃくり打ち・煽り打ち
◌スイングの最下点が右にズレる可能性

が生まれるのです。



弾道 で言うと
空中に 静的スクエア(アドレス状態)で固定したクラブに
ボールをぶつけてみる のに近いです。

動的にスクエアな状態 では
地面と平行にボールをぶつけてみる(飛球線方向から) と
 そのボールはロフトなりに上向きに跳ね返ります。
アドレスの状態に戻そうとしたインパクトは
 やや下向きからボールをぶつけた状態で
 もっと上向きに跳ね返り、ボールの速度も緩くなる…。
そんな違いと思って良いと思います。


初歩的な勘違い ではありますが、
左右にヘッドが開く そちらの方向のスクエア は
よく話題に上る訳ですが、
ロフト、つかまり、こすり に関連する縦方向の
ロフトのスクエア というのは 無視されがち なので
知っているコト とは思いますが、書いてみました。