ピンチとチャンスをつなぐ冷静

出場停止の金村「最高の投球で謝罪を」(日刊スポーツ) - goo ニュース
札幌の優勝メンバー数人から「お前のために勝ったから」などと電話で伝えられ胸が熱くなった。

トラブルをチャンスに変えることができるチームが強いチーム。
トラブルをチャンスに変えることができる会社が強い会社。
トラブルをチャンスに変えることができる……

よく言われることですが、マネジメント層に相当のスキルとビジョンがなければ、トラブルをチャンスにすることは難しいものです。
今回の日本ハムだって、勝ったから美談として語られるものの、ダルビッシュか八木が試合を壊していたら、何を言われていたか分からなかったでしょう。

トレイ・ヒルマンにどの程度の確信があったのかは分かりませんが、感情的にならず、冷静に対処し、前向きなエネルギーとともに事態を収拾した手腕は、尊敬に値します。もちろん、グッと我慢を続けた金村も。
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サッカーアジア大会メンバー発表

ア大会の代表に平山ら U-21で臨む日本(共同通信) - goo ニュース
日本サッカー協会は13日、12月のドーハ・アジア大会に出場する日本代表を発表し、9月にオランダからJリーグに移籍した大型FWの平山(FC東京)やカレン(磐田)ら21歳以下の20選手が選ばれた。

なんで見出しが「平山ら」なんでしょう?
「カレンら」や「水本ら」や「西川ら」じゃ、ダメなんでしょうか?
グラサポの私としては「本田ら」だろ、とも思うのですが…。

なんてことは、まぁこだわっても仕方のないことなんですが、この何の目的意識も置きづらい大会に、リーグ戦や天皇杯を捨ててまで参加させる選手たちに、どんなモチベーションを持たせるのか、反町監督以下、スタッフの手腕が気になります。

2008年に北京で、あるいはこの中から2010年に南アフリカで活躍する選手をどれだけ出せるのか。フィールドから離れた部分での戦略が、選手たちへの動機づけから見えてくるでしょう。
監督の手腕というと、短期的な戦術ばかりが注目されますが、長期的戦略だって同等かそれ以上に大切な評価基準なはずです。
特に若い世代に対しては、将来を見据えたコーチングは絶対に不可欠です。

フル代表と指導方針が乖離していたせいで、アテネ組は大きな成果を残すことができませんでした。今回のオシム-反町間は、フル代表のスタッフとして同じグループにいるぐらいですから、前回のようなビジョンの齟齬は生まれないはず。

何でもない、何の成果もないアジア大会で、選手たちがどのくらい熱く戦えるかが、これからの日本サッカー界を占う一つの物差しになるのではないかと思います。
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