セントラルリーグ開幕、巨人―広島

 東京ドームへ行ってきました。
 
 試合は、テンポの良い投手戦で、楽しく観戦できました。
 勝敗は、7回裏の上原への代打と9回表の抗議。この2つが、巨人へ傾いていた流れを完全に自断したかなと…。抗議による試合中断は、日本初登板のミセリには、ちょっとかわいそうだった気がします。

 開幕セレモニーは、子どもたちの応援メッセージ&歌に続いて、長時間にわたって選手をグランドに立たせたまま一人ずつ紹介するという、ダラダラ感満載。
 おそらくテレビ中継との絡みで、番組制作会社や広告代理店へ制作丸投げなのでしょうが、正直、ファンに何を伝えたいのか、まったく意味が分かりませんでした。

 あんなイベントに数百万円かけるならば、もっと効果が高いものはいくらでもあります。たとえば、キャプラー。今日は小学生の甥っ子と同行したのですが、彼は初回に守備位置につくキャプラーが、3階席やレフトスタンドまでサインボールを投げ込むことに感激。行きの電車では、名前すら知らなかったのに、試合中は熱心に声援を送っていました。
 子どもなりに、多くのファンへサービス心を届ける新外国人選手に感激したのでしょう。

 ファンの心をつかむのは、凝った演出ではなく、選手の心なのだということを、あらためて痛感するできごとでした。
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