お年寄りと子供とJリーグ

Jリーグ、高齢者をアシスト 地域の健康づくりに協力(朝日新聞) - goo ニュース
 厚生労働省は、お年寄りの健康増進に向けてサッカーのJリーグと手を組む。

13歳以下リーグ設置 サッカーのJリーグ(共同通信) - goo ニュース
 サッカーのJリーグは16日、(中略)来季から全国を5地域に分けた13歳以下のリーグ戦を創設することを決めた。

 お年寄りの予防医療に貢献し、子供達には幅広くプレーする場を提供する。こうしたプランが実現していけば、Jリーグの社会貢献はこれからますます大きな存在感を発揮していくことになります。こうしたアイデアが続々と生まれ、実行段階へと移されていくあたり、Jリーグの理念が絵空事ではなく、現実的なものであることを実感させてくれます。
 でも問題はこれからかも知れません。現状で介護を必要としていなくて、病気でもない、しかもJリーグに興味のないお年寄りを、どうやって予防事業に参加させていくのか。子供達のリーグ戦は「J」の冠がつく(あるいは後ろ立てを想起させる)ことで、権威的な大会となった、勝利至上主義、エリート主義の蔓延に荷担してしまわないか。パッと考えても、いくつかの難点が思い浮かびます。
 社会貢献の理念が、形を持ち始めているJリーグ。耳障りの良い、計画発表に終わらないように、地道な事業活動に励んでいただきたいと思います。
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連動と思考

進むべき針路くっきり オシム日本、着実な進歩(共同通信) - goo ニュース
 ちらちらとしか見られませんでしたが、すごく良い流れで3点目を奪うなど日本代表は着実に「オシムのチーム」になってきています。オシムのフットボールを語る上でよく「考えて走る」がキーワードとして用いられますが、選ばれ続けている選手たちは、徐々にそれができるようになってきたのでしょう。
 一方で組織的なサッカーを語る上で「連動性/オートマティズム」という言葉もキーワードとして用いられます。一人の選手が動けば、次々と選手たちがボールのない所でもポジションチェンジを行って、相手の陣形を崩す(あるいは相手からゴールを守る)ということです。トルシエが日本に求め、徹底的に植えつけたのは、このオートマティズムだと言われています。
 ある程度の決まり事のもとに自動的に体が動く「オートマティズム」と、「考えながら走る」ことは、どのぐらいの違いがあるのでしょうか。ボーっと眺めていると、トルシエの代表もオシムの代表も同じ「組織的サッカー」に見えてしまうけれど、きっと細かな差がいろいろあって、表出できるパフォーマンスや達成できる成果にも、あるいはチーム解散後に日本サッカー界に残せる「種」にも差があることでしょう。
 たとえば今日の試合の3点目のシーン。駒野のクロスに、ニアへ加地が飛び込んできたシーン。加地があそこに入ってくることは「決まり事」なのか、あるいは彼の中に何らかの「思考」があったのか。見ているだけでは分かりませんが、インタビューやこれからの試合を見ていく中で、選手達のパフォーマンスを観察していきたいなと思います。
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"セ"と"パ"をやめよう

クライマックスシリーズ 来季からのPSG新名称(共同通信) - goo ニュース
セが「クライマックス セ」、パが「クライマックス パ」となる。
 「クライマックスシリーズ」はともかく、「セ」とか「パ」は止めた方がいい。安易に一音に略すのは、プロ野球の権威を貶めているだけでしょう。なぜ「セントラル」「パシフィック」と、言わないのでしょうか。
 格好悪くて、情けないので、NPBから率先して、「セ・リーグ」「パ・リーグ」は止めるようにしていただきたいものです。
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相撲の神事性とスポーツ

 先日、フジテレビで放映されていた「たけしの教育白書」なる番組で、「スポーツの品格」が議題に上がっていました。ガッツポーズの是非や大相撲の横綱、プロゴルファーをテーマに、スポーツマンの振る舞いについて品性があるか否かを話し合うという形式。興味深く視聴しました。
 とくに面白かったのが横綱の品格についての話。双葉山の「我、未だ木鶏たりえず」の言葉や相撲研修所での研修の様子など、力士がいかに品格を整えていくかをつぶさにレポートしていました。勝ち負けの世界に暮らしながら、感情を大っぴらにすることを是としない大相撲の世界。そこに暮らす力士の人々は大変そうです。

 ただ気になったのは、大相撲という神事の由来に一切ふれずに「スポーツ」の範疇で一括りにしていた点です。相撲というのは「相撲の節会(すまいのせちえ)」という奉納行事から派生して生まれた興行であって、神前であることが大前提です。だからこそ、力士には(神様に対し無礼にならぬよう)高い品性が求められるのです。これを単に「スポーツ」で一括りにしてしまうと、相撲に対しても、他の競技に対しても、不公平な感が残るのです。
 勝利に喜びつい出てしまうガッツポーズは、たしかに敵に対しては無礼かもしれないけれど、見ている側には爽やかで感動的にうつることもあるものです。悔しくて、グランドを叩く姿にもらい泣きしてしまうことだってあります。これを、横綱の品格を見習わなきゃで、一緒くたにしてしまうのは、何か「スポーツの品格=スポーツマンシップ」をゆがめるような気がしてしまいます。
 日経新聞に時折、掲載される内舘牧子さんのコラムには頻繁に力士に立ち居振る舞いに対する苦言が掲載されています。必ず相撲の神性に焦点をあてて、それにふさわしいか否かで、物事を論じているわけです。私、個人としては、原理的な彼女の言動はあまり好みではないのですが、品格を大事にすることで神性を守っていきたいとする、その姿勢は十分に理解できます。でも、それは相撲の話であって、「たけしの教育白書」のようにスポーツの括りで論ずべき問題ではないのです。
 ここの所、ずっと考えているのは「相撲をスポーツ」の範疇で語るのは、そろそろ止めにしたら良いんじゃないかということです。大相撲が保守的であればあるほど、現代スポーツ的ではなくなります。体を使う、勝ち負けがある、だからってスポーツだというのは、いかがなものかと…。なんて話をすると、「スポーツ」の定義の話になって、非常に面倒くさいので……。
 でも、素人なりにスポーツを語るには、やっぱり自分の物差しとして「スポーツの定義」は持っていないといけないなと感じます。
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闘争心の源

日本、4強入りならず バレー世界選手権第9日(共同通信) - goo ニュース
 もはや勝とうが負けようが、結果は大きく変わるわけではない試合になりましたが、選手たちは必死に飛び、打ち、拾う、気迫あふれるプレーを展開していました。とくに第2セット終盤のイタリアに食らいつこうとする姿勢は、未来への可能性を大いに感じさせるプレーだったのではないでしょうか。
 あきらめない姿勢が素晴らしいと、私のような外野が口にするのは簡単だけれど、選手達の闘争心を維持しつづけるのは、かなり難しいことのような気がします。監督・コーチ陣が、何らかのメソッドで彼女たちの気持ちに活力を吹き込んだのか、あるいは世界選手権という場が彼女たちに力を与えるのか、アリーナの盛り上がりなのか、アスリートの本能か…?
 闘争心の源泉が気にかかる今日この頃です。
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前向き人生をつかめ

 最近、考えていることは人生にはスポーツと同じで「モメンタム」があるなということ。何をやっても追い風が吹いて上手くいく時期、逆にやることなすことが裏目に出てドツボにはまる時期。何かに起因する流れが生じて、私の人生を左右している実感があるのです。
 ということは、正体不明のモメンタムの原因を見つけだして、操作することができるようになれば、私の人生も前向きになるに違いありません。仕事だって、プライベートだって充実しまくりじゃないですか。
 「なんてことを考えている」と、アメフト経験者でキャリア豊富な大先輩に話をしたら、「うん、まさにその通り」だと、お墨付きを頂戴しました。トップカテゴリのフットボーラーからビジネスパーソンとなり、数十人の部下を引き連れるその方も、同じようなことを部下に対して説いているそうです。

 モメンタムをつかむことに対し、技術的・精神的なアプローチを確立できれば、前向きな人生も目の前です。そのためにはまず、現状で流れの転換点がどこにあるのか、それを探るところから始めていきたいと思います。
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日本代表テクニカルレポートはどこに?

 先日のニュースで話題になった「日本代表テクニカルレポート」(6.300円也)は、どこに売ってるんでしょう? JFAのサイトでもamazonでも見つからないのですが…。
 どんな内容が書いてあるのかが読みたくて、せっかく「欲しくもないDVD」とセットで高額を払ってあげようと思ってるのに、どこにも見あたりません。たしか10日発売と書いてあったと思うのですが、記憶違いだったのでしょうか。

 それとも、読む必要ないよ、という神の啓示?
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小久保の移籍

 ソフトバンクと小久保が初交渉らしいですが、「できレース」っぽくて、ニュースを見聞きしても、どうもムカムカします。そもそも巨人への移籍がなんだったのか説明もないし、あっさり巨人を出ていく姿勢も何か解せない。本人が意識してなのか否かは分かりませんが、あまりにもファンの心を軽く見積もっている感じが伝わってきます。
 ファンとのリレーションを無視して(いるようにみえて)、自分たちの都合だけでチームをあちらこちらへと移動する。テレビに映る「ニコニコ」も「ニヤニヤ」に見える。選手の移籍は悪いことではないけれど、今回(と前回)の小久保の移籍は、どうなんでしょう?
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JFA報告書発表

調整失敗、初戦敗戦で暗転 日本協会がW杯敗因を分析

 ここまで批判されながらも時間をかけて、じっくりと練り上げたドイツ大会のレポートが発表されましたか。で、その内容が「『調整の失敗』『初戦を落としたダメージ』」という、これまで散々指摘されつくした感のあるもの…。
 語り尽くされた意見を改めて表に出してくるわけですから、きっと専門家ならではの、斬新な深遠な見方で、分析されていることでしょう。どんな構造で大会を分析し、結論づけているのか、時間をかけた意味がどれほど報告書に盛り込まれているのか、楽しみです。
 報告書はDVDとセットで10日から一般にも販売されるそうなので、「商売上手」な協会に感謝しつつ、楽しみにしていたいと思います。
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ママさん選手の活躍

宮本が代表復帰 サッカー日本女子代表(共同通信) - goo ニュース
 日本は世界有数と言えるほど、女性スポーツが盛んな国です。アテネオリンピックでは、野口みずき、吉田沙保里、伊調馨、谷亮子、上野雅恵、阿武教子、塚田真希、柴田亜衣といった選手たちが金メダルを獲得。トリノでも荒川静香が金メダル。メダル獲得数の男女比では、かなり女性の比率が高い国の一つなはずです。
 そんな国ですから、ぜひ宮本ともみのような母親アスリートが、もっともっと第一線で活躍するようになれば、女性が第一線で活躍しづらい社会も少しは変わるんじゃないかなーと期待してしまいます。パパさん選手が活躍しても話題にならないように、ママさん選手も話題にならないようになると良いですね。
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哲学を捨てる

 黒田に小笠原に、磯部にサブロー。FAがらみで大勢の選手が話題になり、岩村、井川、松坂がポスティングで話題に。仁志はトレード、桑田は自由契約。坪井や宮地がトライアウト受験と、まぁ、こんなに忙しいプロ野球のシーズンオフはないのではないかと思われるほど、選手が激動する今年のストーブリーグです。
 日本のプロ野球は、建前上はドラフトによる戦力均衡を哲学として掲げ、トレードに出されない限りは、選手は同じ球団で選手生涯を全うしてきたのです。でも、制度が多様化し、選手の権利がさまざまに認められてる今日、「戦力均衡」の哲学を捨てるべき時期が来ているのかも知れません。
 各球団が保有する戦力はそもそも不均衡なのだ、という哲学の上で、NewsZERO(日本テレビ)で星野仙一が主張していたレンタル移籍を認めるなり、移籍金制度やユース制度を導入して、移籍金収入による経営を可能にしたりしていくことも必要なのではないでしょうか。
 ドラフトは自由枠やくじ引きで完全に有名無実化し、FAも導入、アメリカ行きにはポスティングもある。今や、既存の哲学で球団運営を考えることは不可能なのです。
 戦力は不均衡
 という常識を改めて見つめ直すところから始めましょう。
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日本代表2次リーグへ

日本は2位で2次リーグへ バレー世界選手権(共同通信) - goo ニュース
 セルビア、イタリア、キューバと強豪国が待ち受ける2次リーグへ。4連勝でチームの雰囲気は上昇機運にあるでしょうから、2次リーグでも選手達の活躍を期待したいものです。台湾の勢いが減速してくれるのを望みながらの戦いですが、目標のベスト4に入るためには、セルビア、イタリア、キューバの3チーム相手に2勝はしなければなりません。当然、1次リーグでの偵察も万全でしょうし、会場は圧倒的なホームの雰囲気です。日本代表の総合力と選手達の底力に期待しましょう。
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ライバルのいる幸せ

日本、韓国下し2次Lへ バレー世界選手権(共同通信) - goo ニュース

 日本も韓国も気持ちの入った好ゲームでした。片方に流れが傾いても、簡単に試合は決まらない。追いつ追われつの試合で、互いに負けたくない気持ちがコートにあふれていました。
 正直、バレーに限らず、サッカーでも野球でも柔道でもマラソンでも、どんな競技でも韓国には負けたくないと、観ていて思います。別に韓国が特別嫌いなわけではないけれど、でもスポーツでは絶対に負けたくない。良きか悪しきか分からないけれど、唯一無二なライバル国であることは間違いありません。こんなライバルを持てたことは、スポーツライフを送るのに幸せなことです。
 この後、日ハムはアジアシリーズでサムスンと戦うし、ラグビーはW杯予選で韓国代表と雌雄を決します。両方とも実力から行けば負ける相手ではないけれど、敵は日本を相手にすると不思議な力を発揮するお国柄。こちらもしっかり気合いを入れて、ともに勝ちきってもらいたいと思います。
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意味不明な記事

ヒディンク監督が痛烈日本批判(スポーツニッポン) - goo ニュース
 なんでアーセナル対CSKAモスクワを観戦したロシア代表監督が、縁もゆかりもない日本の批判を……? マナーも軽視して飛び込み取材をした記者にイラッとしただけなのでは、という気がします。今年のワールドカップ前には「韓国ファンのためにW杯日本戦は必ず勝利する」と口にしたほどの方なので、批判というより悪口ですね。
 しかし、意味の分からない記事だなぁ……。
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桑田真澄のフィナーレ

桑田が米球界挑戦へ 21年間在籍の巨人を退団(共同通信) - goo ニュース

 これまでいろんな悩みを抱えながら、巨人のユニフォームを着てきた桑田真澄。3Aでもいいので、プロ生活の最後に心の底から野球を楽しんでもらいたいですね。できれば日本のチームで復活するところを見たいけれど…。
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