国体? やめてもいいんじゃない

「国体いらないと思う」 石原都知事(共同通信) - goo ニュース
東京都の石原慎太郎知事は6日の定例会見で、国内最大のスポーツの祭典とされる国民体育大会(国体)の意義を問われ「わたし個人の意見として国体はもういらないと思う。もっと違った交流の仕方があるんじゃないか」などと答えた。

スポーツ大会の価値って、参加する選手のモチベーションの強弱が決めると思うんですよ。
企業の仕事の価値は、金額という物差しがある程度通用するけれど、スポーツは賞金の多寡だけでは決まりません。
伝統だったり、勝つことの困難さだったり、大会規模の大きさだったり…。いろんな要素が組み合わせっているんです。

ほとんどの競技で、アスリートはオリンピックを勝ちたいと思うわけで、だからこそオリンピックは面白い。
サッカーの場合は、国ならワールドカップ、クラブならカップ戦よりリーグ戦ですよね。

じゃあ、今の国体がモチベーションの頂点に位置する競技って、どのくらいあるんでしょう?
テレビや新聞などの報道で見る限り、国体を最高の大会と認識している選手は少ないような…
ならば、今のまま無駄な公共事業の温床になっているよりも、スパッとやめちゃた方がいいと思います。
体協さんや文部科学省さんには、やめられない事情があるのかしら?
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )