雑誌とスポーツ

 電車の車内吊り広告で見かけましたが、女性誌の「FRaU」でプロ野球特集をしているとか。スポーツの雑誌進出もずいぶんと進んできたなと実感します。

 「週刊文春」や「週刊新潮」「週刊朝日」といったオヤジ雑誌は言うに及ばず、「ダイヤモンド」や「東洋経済」などの経済誌にスポーツ関連記事が掲載されることは珍しくありません。「AERA」では、前サッカーマガジン編集長の伊東武彦さんが専属でサッカー記事を掲載しています。今や、スポーツ記事は雑誌界における重大コンテンツなのですね。

 私たちが雑誌、ライフスタイル誌でも経済誌でも、とにかく雑誌を読んでいて、そこに音楽の話題が出てきても違和感をおぼえることはあまりありません。でも、一昔前はそこにサッカーの話題が掲載されていれば、「おぉっ!」という驚きをもって記事を読んでいました。女性誌でユーミンやB'zが語られても、プロ野球が語られることはあまりありませんでした。

 でも今やあらゆる雑誌で、さまざまなスポーツコンテンツが取り上げられ、それに対して私たちは疑問も驚きもおぼえなくなっています。そこにあることに、違和感がなくなってきているのです。
 スポーツが社会化する第一歩というのは、こういうことなんですね。そこにあることが当たり前になって、はじめて、さらにあるべき姿が求められる過程へと移行するのでしょう。
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サッカー協会のエリート育成

双葉・中高一貫教育―サッカー協会のエリート育成

 以前から話題にのぼっていましたが、中学・高校と一体化したサッカー協会のエリート育成がいよいよ、その形を見せてきました。おそらく選手育成のナレッジは世界有数のレベルにある日本サッカー協会のこと、双葉中等学校卒の日本代表選手が登場することも、遠い日の夢ではないでしょう。

 ただ、今回の話題で私が思い出すのは、冷戦時代に東ヨーロッパから世界を席巻したステートアマの選手たちです。スポーツによる国威発揚を絶対命題に、国主導による強化のもと、彼らはオリンピックや世界大会でのメダル獲得を目指して、競技力向上に努めてきました。
 結果、どうなったか? ソ連や東ドイツをはじめとする各国には結果至上主義が吹き荒れ、ドーピングが盛んに行われる始末。21世紀の現在も、当時の後遺症に悩むアスリートは少なくないと言います。

 もちろん、サッカー協会が指導する選手たちがドーピングに手を出すと言いたいわけではありません。けれど、ここらあたりで競技団体、あるいは体協が中央集権的にトップカテゴリの選手を育成する命題を考えなければならないのではないでしょうか?
 それが、単にメダル獲得、それに伴う国民意識の向上なのでは、結果、勝利至上主義に陥り、当時の東欧の二の舞になりかねません。なぜ、日本サッカー協会が、あるいは体協がエリートを育成しなければならないのか? その先に、サッカーファミリーは、あるいは国民はどのようなメリットを教授できるのか? 

 強化と普及はスポーツの両輪と言われます。これからの日本のスポーツ界が、強化ばかりに勢力を傾けないように、国民である私たちが監視していかなければならないでしょう。
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ロッテ瀬戸山代表

古田、経営側の牛歩にモ~然「いつやるんだ!!」 (夕刊フジ) - goo ニュース

> 「会議が終わってうっかり『ドラフト改革についてはそのうちに』といったら、選手会から『いつやるんだ!』と怒られた」と瀬戸山代表。

 そりゃ、怒られるだろ。昨年、古田に握手を拒否された際の、しまりのない薄笑い顔が目に浮かびます。
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巨人の桑田真澄

サラリーマン生き残りヒント? 桑田流処世術 (夕刊フジ) - goo ニュース

 ↑の記事は、桑田にはもはや往年の力はないのに、口先だけで何とか主力投手の座を維持している。サラリーマン諸氏も参考にしてみては? という、まぁ極めてタブロイド紙的なニュース(?)ですが…、これって、どうなんでしょう?

 私は、実力のない人はいくら口先が達者でも、いつかボロが出ると信じています。それゆえに、いつも緊張と戦いながら仕事をしているわけですが、夕刊フジの社内では記事を書く能力が低くとも、口先で上司に取り入って、高給取りとなることが可能なのでしょうか?

 世間を騒がせているライブドアの堀江社長にしたって、小泉首相だって、きっと私のような凡人には分からない能力があるからこそ、それなりの地位に上り詰めたのだろうと思っています。
(もっとも、地位に上り詰めることと、その地位で何をするかはまったく別のことですが…)

 桑田真澄にしても、オープン戦でいくら打たれたところで、練習等で首脳陣を納得させているから、主力として計算されるわけで、何も堀内監督にゴマをすったところで先発ローテーション入りできるわけではないでしょう。
 逆に、理屈を口にすればするほど、後の成績によってはバッシングの対象となりかねません。計算高く、自分に厳しい彼は、そうしたことまで自身のバネにしているような気さえします。

 私ゃ、プレッシャーには弱いので、何も言わずにこっそり生きていこうかなと思います。
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野球界、改革へスタート―NPB構造改革協議会

 ようやくNPBが改革の方向をつける努力を開始しました。

 球団側が中期ビジョン作成へ 構造改革協(毎日新聞)

 1.現状のプロ野球には改革の余地がある

 改革協議会が動き出しているところを見ると、これは球団も選手も同意しているところ。一番大きな総論については、コンセンサスが取れています。

 2.いつから改革を始める?

 毎日新聞の記事によれば、アジア人枠の設定や70人枠の撤廃は<すぐすぐ>の改革案として俎上に乗せられているようです。でも、これまでも外国人枠や支配下選手数は改革を重ねてきましたから、政治家風に言うところの「抜本的な改革」にはなり得ません。
 ということで…

 3.抜本改革は中長期的に

 4つの中期ビジョンが定められました。慌てて、失敗するよりも将来を見据えた構造改革が大切なのは、政治もプロ野球も同じこと。経営者と選手、そしてファンのコンセンサスを形成するための、ビジョン策定が肝心です。
 が、なんと言うか、まぁ、漠然としたビジョンで…。このあたりが次の、

 4.各論については、異論噴出?

 という不安に行き着きます。いくら構造改革をするとはいえ、いつまでも悠長にかまえている余裕は今のNPBにはありません。けれど、いざ議論を始めれば、各球団、選手、ファンのエゴから、異論反論が吹き出してくることは想像にかたくありません(まぁ、ファンの意見は誰が吸い上げるのかは謎ですけれど)。

 大きな方向性から、各方面の合意を形成しながら、少しずつ、ちょっとずつ、議論の枠組みを小さな所に落とし込んで行かなければなりません。そのためには、各人が、もちろんファンも含めてですが、エゴを捨て、皆が野球というスポーツを盛り上げていきたいものです。

 プロとアマチュアを統括する、本物の競技団体が議論をリードしていってくれれば、理想的なんですけどね…。
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「正当なゴール」に対する川淵さんの言い分と協会の失敗



 「正当」という言葉の意味をgoo辞書で調べてみました。
<道理にかなっていること。正しいこと。また、そのさま(三省堂提供「大辞林 第二版」より)>

 けれど、そんなことをしたところで、川淵さんの言いたいことは分かりません。

 川淵会長「正当」に不快感 横浜M-磐田戦福西ゴール (共同通信)

 辞書の文面通りに、そしてサッカー協会の審判委員会の「福西の手は意図的にボールを扱ったものではない」という言い分にそって考えれば、それはきっと「正当」なゴールなはず。協会長が何と言おうと、ルール上、正当なものは正当なはずです。

 でも、会長の言う「正当」はその言意を示すものではありません。
 日本中で注目を集める試合の、しかもロスタイム直前に生まれた、1点しか入らなかった試合の決勝ゴール。それが明らかに手に当たっているとなれば、サッカーファンならば誰でも話題にするでしょう。ゆえに審判委員会なるところで審議もされたのでしょうが、その委員会が「正当」というかなり強い言葉を用いて、あの出来事に権威を与えてしまっていることに不快感を示しているのです。
 アクシデントに対して、協会内の委員会が『お墨つき』を与えてしまったことで、「わざとじゃなければ良いんでしょ」という発想が流布しないとも限りません。

 たしかに福西のゴールは、それが「わざと」ではなかったなら、「道理(すなわちルール)にかなっていること」です。しかし、そのゴールに対する否定をうち消すために、権威を与えてしまったことは大きな失態と言わざるを得ません。私たちは、社会生活において事象そのものよりも、言語化された情報によって物事を判断します。なので、3月5日の福西のゴールは、「ゴール前の密集の中で、飛び上がった福西が中澤に押され、バランスを保つために広げた手に当たって、不随意的なバウンドによって榎本を越え、横浜ゴールへ吸いこまれたゴール」としてではなく、「(手に当たったのに)『正当なゴール』」として記憶されます。

 サッカー協会は、サッカーのルールを大切にするあまりに、あるいはスペシャルレフェリーの立場を保護したいあまりに、犯してはならないミスを犯してしまったのです。

 ところで、ハンドで英語では"handling"ですよね? 日本語で「ハンド」って訳して(略して?)しまうから、手に当たったと騒いでしまうだけで、「ハンドル」とでも略しておけば、意図的な操作という部分に意識が集まって、もう少し騒ぎも減るのではないですかね? これって、他の国でも"hand"って言うんでしょうか?
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四国アイランドリーグの第一歩、日本スポーツの未来

4月29日開幕へ、四国独立リーグの合同自主トレ開始 (読売新聞)

 先日、ユニフォームが発表され、自主トレもスタート。本当に四国アイランドリーグが始まるのだなぁという実感が徐々に湧いてきます。
 NPBへの道が何人に開かれるか分からないし、リーグの運営自体がいつまでもつのか分かりません。暗闇へ向かってダッシュするようなリーグの開幕となりますが、100人ものベースボールプレーヤーに野球をする場所を提供した石毛宏典代表の功績は非常に大きいものだと思います。

 野球に限らず、今の日本には大学を出ると競技スポーツを行う環境が非常に狭くなってしまいます。サッカーこそ、J1リーグを筆頭に、各都道府県リーグまで、ほぼ一貫したヒエラルキーのもとで行われていますが、他の競技はプロやごく限られた社会人リーグの枠を逃すということは、競技レベルからの脱退、エンジョイするスポーツへの転換を余儀なくされることに他なりません。

 バスケットのbjリーグも「大卒選手の受け皿」としての機能を果たすために発足させたと河内敏光コミッショナーが話しています。野球は、これまで日本の社会人チームに入るよりも、アメリカのマイナーや独立リーグを目指した方がプレーしやすいと言われていました。
 四国アイランドリーグやbjリーグの登場は、そうした状況が、徐々に変革を見せつつある証左だろうし、今後、さまざまな競技でこうした受け皿が拡大していくことが、日本スポーツの競技レベルの向上に寄与するだろうと信じています。

 そのためには、全国のスポーツ施設の改善、スポーツクラブを巡る経済環境の好転、そしてアスリートのセカンドキャリアサポートの充実などが、緊急的な課題として持ち上がります。
 私にすぐできることはtotoを買うことぐらいなものですが、<ハイレベルな競技スポーツがこの国にもたらす幸福>、それは世代間コミュニケーションかも知れないし、地域内融和かも知れないし、あるいは地域経済の活性化や愛国心の向上かも知れません。

 四国アイランドリーグが向かう暗闇の向こうには、光り輝く日本スポーツの未来が広がっていることを願っています。
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萩原美樹子監督に思う─監督は若い方が良いのか?

女子バスケ日本代表監督に萩原美樹子

 ついこの間まで現役だったような気もしますが、アテネオリンピックにも出場した女子バスケ日本代表チームのヘッドコーチに萩原美樹子さんが34歳にして就任するとのこと。同性、同世代監督の就任は、プレーする選手たちにとってさぞ心づよいのではないでしょうか。
 
 テレビで解説を聞いていても、理路整然と語るタイプのようで、バスケ素人の目には指導者に向いたタイプのように感じられる彼女。ですが、選手としての感覚が残っているだけに、情にほだされる部分も出てきてしまうのではないかという心配もなくはありません。

 そもそも指導者というのは、選手に感覚が近い方が良いのか、それともなるべく選手から遠い方が良いのか? さまざまな競技で語られてきた難題です。

 プロ野球で昨秋日本一となった西武ライオンズの伊東監督は、選手に近いタイプ。Fマリノスの岡田さんは、どちらかといえば選手と距離を置くタイプでしょうか?
 ヨーロッパのサッカーシーンを見れば、ファーガソンやギー・ルーのような大ベテラン監督もいれば(ジェフのオシムさんもそうですね)、デシャンのようについこの間までユニフォームを着ていた監督も大勢います。

 今日の朝日新聞の夕刊で、レッジーナのマッツァーリ監督は「選手に身近すぎる存在だと尊敬してもらえない。(監督にとって)若さはプラスにならない」と話しています。けれど前述のデシャンは、就任早々、チャンピオンズリーグの決勝までコマを進めています。

 まあ当たり前のことですが、一概にどちらとも言えないのが正解かも知れません。大切なのは年齢ではなくて、指導者としての個々の技量。萩原監督と彼女を抜擢したJABBAが評価される日がくるように、今後の女子バスケット代表チームの活躍に期待です。
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ヴォルティスの記事

ヴォルティス初陣飾る

 徳島新聞にヴォルティスの記事がアップされてました。チーム創設に尽力した飯泉知事のコメントも良いのですが、地元市民の声も知りたいところです
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オリックス、吉本と契約

吉本がオリックスと提携 広報や集客お手伝い (共同通信) - goo ニュース

 吉本興業は同じ関西の神戸製鋼コベルコスティーラーズとも契約を結んでいます。大畑がテレビに盛んに出たりするのも、吉本のサポートがあればこそ。なのですが、具体的に吉本がオリックスにどれだけの効果を提供できるのか、疑問も残らないでもありません。

 テレビ・雑誌への選手の露出が増えれば、人気が上がるのか? 携帯で情報提供の機会を増やせば人気が上がるのか? イベントに選手が顔を出せば人気が上がるのか?

 プロフェッショナルスポーツチームが何の哲学もなしにファンサービスをしたところで、それがすぐに成果を生み出すとは思えません。
 
 先のフルキャストスタジアム宮城における、飲食物持ち込み禁止もそうですが、ファンが何を望み、マネジメントサイドがそれをいかに具現化し、そのコミュニケーションをどのように継続して、いかなる成果に結びつけるのか。こうしたプロセスがなければ、どんなにお金を払っても、どれほど優秀なプロモーション企業と契約しても、眼に見える効果は生まれてきません。

 外注先は仕事になるのであれば、かけられた声をシカトすることはありません。ゆえに大切なのは依頼する側の哲学です。「ファンサービス」という言葉に溺れ、表象的な活動に終始してしまうのではないかと不安です。

 アスリートがファンの心をつかむのは、あくまでもフィールド上でのプレーがメインです。それがあってこそ、継続的なファンサービスが(地味であれ、派手であれ)効果を生み出します。
 それは一般企業の商品やサービスも同じことです。商品がよくなければ、どんなに広告に力をうっても、広報を懸命にしても売れ行きは伸びないのです。

 <プレーとプロモーション>は<ニワトリと卵>ではありません。スカイマークスタジアムに行けば全力でプレーする選手たちに会えるからファンは声を送るのです。
 オリックスの運営陣が、そんな当たり前のことを忘れていないことを切に願います。
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徳島ヴォルテス快勝―Jリーグ開幕

徳島快勝、草津は完敗

 Jリーグ開幕。私が応援する名古屋がロスタイムに追いつかれ、何とも悔しいファーストゲームとなりましたが、全30チームで最高の第1節を過ごしたのは、徳島ヴォルティスの皆さんですね。

 念願のJリーグのピッチで3対0の快勝。徳島から仙台まで足を運んだのであろうゴール裏の皆さんが、点が入るたびに踊る阿波踊りが、見ていても微笑ましく、そしてうらやましいものでありました。
 「徳島の地元メディアは盛り上がっているかな?」と思ってのぞいた徳島新聞のサイトが、特別に盛り上がっていなかったのは残念でしたが、ここから勝ち点を重ねるごとに地元のにぎわいも増して行くのでしょう。

 私は名古屋が突っ走ってくれた方が盛り上がれるのですが…。まぁ、次…ということで。
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好きなスポーツは「プロ野球」by読売


好きなスポーツ「プロ野球」11年連続1位…読売調査


プロ野球に次いで、好きなスポーツでは「マラソン」40%、「高校野球」30%、「サッカーJリーグ」29%、「駅伝」27%――などの順となった。

揚げ足取りですけれど、好きなスポーツが「プロ野球」はおかしいですよね。それを言うなら「野球」なはず。私には、わざわざ「プロ」と「高校野球」を分けて選択肢とする意図が分かりません。しかし、この選択肢が歪んでいることは分かります。

 「マラソン」と「駅伝」が違う選択肢になっているのは、ルールも違うし分かります。でもプロ野球と高校野球は、選手が違うだけなのでは…。だったらサッカーも「Jリーグ」「海外リーグ」「日本代表戦」ぐらいに分けて尋ねるべきでしょう。

 もしかすると、そこで「日本代表戦」が上位にくるのを恐れたのでしょうか? それとも記事には「面接方式」にて調査とありますので、誘導的に…なんていうのは、想像が過ぎますね。

 読売新聞がプロ野球を真に愛するのであれば、一度、野球というスポーツに正当な評価を与えることから始めるべきでしょう。でなければ、改善点も見えてこないのではないでしょうか。
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青木功が中日クラウンズ出場

青木功が中日クラウンズ出場

 年齢差を越えて、同じレベルで勝負ができるというゴルフの特性。これがすっかり活かされていて楽しみです。

 普通、スポーツでもビジネスでも、あるいは日々の生活でも、60歳の人と20代後半の人がまったく同じレベルで何かの優劣を競うことはなかなかありません。どうしたって、年令というバイアスがかかって成果を判断されてしまいがちです(もっとも経営者には年令なんて関係ないということを、堀江さんなんかは主張しているのでしょうけれど…)。

 そんな中ゴルフは、ベテランも若手も同じレベルで優劣を競うスポーツです。青木功は、子どもたちにゴルフを指導していることからもわかるように、本当にゴルフが好きなことが知られています。
 そんな彼が久しぶりに日本のレギュラーツアーに参加する。ぜひ応援したいと思います。
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クラブ運営に見るレッズと楽天

試合後に飲み会できるゾ!…J1浦和 (サンケイスポーツ) - goo ニュース

 レッズはJリーグ屈指の優良クラブで、先般、三菱自動車からの損失補填を自発的に辞退したことでも話題を呼びました。で、その儲かっているお金を、選手補強などのギャンブルではなく、このバーやレッズランドなどのファシリティに投資するというのは賢明ですよね。

 <イルハン呼んで、観客アップ!!>よりも、こちらの方が魅力的なクラブ運営に思われます。
 フルキャストスタジアム宮城には、飲食物の持ち込みができないとか…。三木谷さん(あるいはその部下の皆さん)は、諸事情はあるのでしょうけれど、もう少し支持される球団(クラブ)運営を考えた方が良いのではないでしょうか。
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喫煙とスポーツ

 ダルビッシュ騒動をきっかけに北海道日本ハムファイターズでは、2軍選手のユニフォーム着用時に禁煙指令を出したとか。

禁煙ダルビッシュ、生涯禁煙を誓う

「おいおい1軍はいいのかよっ」
とか
「ユニフォームの時だけかよっ」
というツッコミどころはあるのですが、それよりも<タバコ=絶対悪>といった構図が、無批判に成立しているところが面白いなと思います。

 以前、私が生まれる前には、朝まで酒を飲み、タバコをふかし、それでも試合に出てはホームランを打つような選手が人気を博したと言います。西鉄ライオンズや近鉄バファローズ、南海ホークスはそんなチームの代表格でしょうか。

 その中でタバコは、退廃的な、あるいは野武士的な選手の記号として、それなりの存在位置を確保していたはず。チームがタバコを勧めていたということはないでしょうが、決してやめろとも言っていなかったのでしょう。

 「野性味が売りの某選手が、この春から禁煙を始めました」では、かえってファンも離れていくというものです。

 医学的に見ればタバコが運動機能に及ぼす悪影響は無視できませんが、あまりに合理主義的に物事を判断しちゃいないだろうか?
 プロ野球において本当に<タバコ=絶対悪>なのか、考察するメディアがあっても良さそうなものですが…。

と、タバコを吸わない私は考えてみるのでした。
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