Mt.BのMTB

自転車、特にMTB中心のピンクな生活日記

あれを… 握って挟んで摩擦する

2009-11-17 21:09:49 | 自転車
(注 僕個人の考え。間違ってたらごめんなさい)
自転車のパーツの中でライダーの能力差に関係なく動いて(働くという意味ではなし)くれるのがブレーキキャリパーとその仲間達(シューとかパッドとか)。そしてパーツの中でも一番グレード間の性能差があるのもキャリパーS。
同条件で子供でも大人でも老人でも同じ力で入力すれば基本的に効きは同じ。どんなグレードでも思いっきり握ればロック。だからキャリパーはそこそこで十分、テクニックで補える部分だ、という考えもありますが、僕は一番テクニックを伝え難く、パーツに頼る割合が大きいのがブレーキングだと思います。
ブレーキ(ブレーキング)、距離も機械的にも体から一番遠い。握った力はレバーからワイヤー(オイル)、キャリパー、シュー(パッド)、リム(ディスク)、タイヤ、路面といろんなパーツを介して作用する。ディレイラーも同じようだけど変速するという意思と結果が直結してわかりやすい。
握って止まるというだけですが、各パーツの中継中継で自分の意思と力が食われて、いざ意識をすると力の伝え方が一番難しいのがブレーキングなのかもしれません。そこを補ってくれるのがキャリパーの精度とか剛性。一般人にはテクニックで埋められない絶対機械的グレード差なのです。それらを受け止めるフレームやホイールも重要ですがここでは割愛(というかよく解りません)。
誰がいい加減に使っても受け止めてくれる高等ブレーキ、更にパーツと上手く対話して使いこなすのが上級者。
僕はといえば… カチカチのアルミレーシングフレームのTIAGRAと雑談しながら山深い伊豆の峠を下っています。(たまにキャリパーの裏でミミズが乾いてたりする)



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