企業側は、自治体や住民から理解を得て事業を進めるにしろ、そうでないにしろ、プラントを造るためだけを考えています。(安全面や自治体地域の利益等を無視しているという意味ではなく、企業側に造らないという選択肢はないという意味。事業を進め稼動させるための説明、説得)
住民側は拒否するか受け入れるかの選択がありますが、一つの目的に突き進む相手に対しては、気持ち的にも弱い立場になりがちです。
一つ言える事は、生き馬の目を抜くような百戦錬磨の企業が大きな事業を達成させようとする時は、度重なる会議と綿密な計画を練って臨むと言う事。反対、浮遊票を、賛成(または非反対)意見に誘導するように住民感情の(マインド)コントロールを柔和に、時には強引に行なうのは常套手段。
企業側からの住民に対するアプローチ(どこから、誰から)、タイミング、その先の展開、綿密に練られている気がして勉強になるくらいです。僕が企業の命を受けた最前線の立場だったら… あれもこれも調べ上げて、どこから崩していこうか、誰を取り込もうか… できるかなぁ。
そして、プラント建設を経観し、新規参入を考える他企業。
企業側の社員(家族)はその仕事で生活していかなければいけないでしょうし、町に落ちるお金を考えれば受け入れるべきだ、なんていう意見もあります。
反対、賛成、それは個人の考え。どちらにしても簡単な問題ではなく、いろいろなことを十分吟味し、考えをまとめなければいけないと思います。
その上で僕は、反対。
アスベスト問題に隠れてますが、来年度の町の予算案関連でしょうもないうわさが。