Speed Bird:Tokyoボンド&ボンドGirlのCoolなSPYスタイル

グルメと遊びは一級品の英国情報部員007御用達、Tokyoボンド&ボンドGirlの為のハイセンスで愛すべき店をご紹介。

Dal Matto@西麻布

2005-12-18 00:32:30 | Spyなグルメ
先日の夜、先輩Officerを誘って今からイタ飯でも行こうということに。前から行ってみたかったDal Mattoに当日予約なんて無理だろうなぁと思いつつもダメもとで電話。で、偶然席が取れてしまった。ラッキー!

西麻布のイタリアンひしめき合う激戦地にあるこのお店。路地に入ったところのビルの地下。看板も目立たないのでちょっと分かりにくいかも。

内装は白い壁でシンプルなかんじ。案内されたのは入り口近くのキッチンに面したカウンター席。店内にはこのカウンターの他にテーブル席や半個室っぽい席もあり全部で20席くらいか。キッチンではシェフ・スタッフが忙しく立ち回る。活気ある雰囲気の店内、いい感じ。

この店、なんといっても売りはその価格構成。
メニューはなく4000円程度のおまかせコース。席につくとまず何か食べられないものがあるか聞かれる。何でも食べます!と伝えると早速調理にとりか かってくれる。料理はこうしたお任せなので渡されるのはドリンクのメニューのみ。ワインのボトルは結構お高めだが、秀逸なのはここのハウスワインのシ ステム。なんと1500円で赤も白も飲み放題。周りのお客も皆テーブルにはハウスワインのカラフェが並ぶ。ワイン好きでたっぷり飲みたい我々には感涙のシステム。

料理のほうは、都度キッチンのシェフが入れ替わりもってくる。特に誰がサービスを担当するとか決まってない様子。メカブやなまこをショットグラス に入れた アミューズでスタートし、前菜(3種類の魚のカルパッチョっぽいもの・自家製ハムと野菜、京野菜盛り合わせ)、パスタ、肉料理と続く。と、書いたが書きな がらちょっと記憶が曖昧なことに気がつく、、、ワイン飲みすぎたもので(汗)。あ、そうそう、そういえばリゾットもでてきた気がする。ともかく忘れてしま うくらい皿数も多い。立派なボリューム。それから、出されるパンは小ぶりだけどこれも旨い。パンには3種類のオリーブオイル(産地も教えてくれたけど忘れ てしまった、スマん、、シェフ殿)を添えてくれる。それぞれの味の違いを楽しむことができるのも面白い。

コース全体でのボリュームが結構あるので食いしん坊にとってはホント 大満足。不覚にもデザートまでたどり着けなかった。(ちなみにデザートは別料金のようです) もちろんボリュームだ けでなく、どれもさっぱりした味付けでどれも美味。

これだけ飲んで食べて6000円程度だから素晴らしいコストパフォーマンス。気の合う仲間としっかり飲んで食べてワイワイやりたい時、かなり使えます。

■DAL-MATTO
東京都港区西麻布1-10--8
Tel&Fax 03-3470-9899

営業時間 18:00 - 28:00 (ラストオーダー 26:00)
定休日  月曜日






Documentary On Japanese Sushi

2005-12-17 11:07:06 | Spyなグルメ
最近世界中どこへ行っても見かけるようになった日本が誇る伝統の食文化、Sushi。MI6のofficerたちも寿司は大好き。そんな寿司をはじめて食べる外国人の方々向けに作られた秀逸な教育用VideoをMI6が掴んだ。

それがこの 「Documentary On Japanese Sushi」。

暖簾のくぐり方から、入店の仕方、席の取り方、等々、日本人の義理人情、サムライスタイルを通じて事細かに教えてくれる。
外 国人をSushi屋に連れて行くときは先にこれをちゃんと見てから行くべき。彼らはもしかしてすでにこれを見て勉強してきているかもしれないから。貴方が このVideoの通りの作法をこなせたら、きっと「あーこの人はサムライの心を忘れない正統派日本人なのだ」と尊敬の眼で見られること間違いなしだ。

注)
しかし、このFlashホント面白すぎ。決して会社で勤務時間中には見ないほうがいいです。一人笑いを堪えるのが大変です。

ブルーオーシャン戦略

2005-12-16 12:52:43 | SpyなBook
MI6のSpyともなると戦略立案能力も重要。で、最近読んだのが「ブルーオーシャン戦略」なるビジネス本。著者はW・チャン・キム、レネ・モボルニュで二人とも世界屈指のビジネススクールINSEADの教授。

内容はというと簡単に言えば、ライバルと同じ市場で戦うかぎり、どれほど巧妙に戦略を練ったところで、いずれ消耗戦を強いられる。なので、血みどろの戦い が繰り広げられる既存の市場〈レッド・オーシャン(赤い海)〉を抜け出し、競争のない未開拓の市場〈ブルー・オーシャン(青い海)〉を創造することこそ が、熾烈な競争環境を生きる企業が繁栄しつづけるための唯一の方法である、といった内容。

そのツールとして「戦略キャンバス」や「4つのアクション」即ち

1.付け加える
2.取り除く
3.大胆に増やす
4.大胆に減らす

の4つを紹介。それらの項目を見つけるための6つのパスについても説明している。 その説明の題材として取り上げられるのはT型フォード、サウスウエスト航空、シルク・ドゥ・ソレイユ、日本からはQBハウスやimodeなどなど豊富な事例。

その中で最近よく見るワインのイエローテイルな ども紹介されていて、へぇーこういう戦略で伸びてきた会社なのか、なんて勉強にもなった。この会社、ビールやカクテルを飲んでる顧客に目を向け、それまで のビンテージや伝統格式、タンニン、オーク、深み、熟成といった要素をバッサリと切り落とし、飲みやすさ、選びやすさ(ワインの専門用語に頼らないマーケ ティング)、シャルドネとシラーズへの絞込み(今はカベルネとかメルローもあるみたいですが)、さらには業界で初めて赤と白のボトル形状の統一化といった 戦略の製造流通コストの低減化による低価格の実現などで、またたくまに激売れワインとなったもの。

こうしたいろんな例が紹介されていて読んでいて面白い。新鮮な見方。ただ、実際には何をブルーオーシャンと見なすかが難しいところか。実際にはブルーオー シャンと自分が思ってやっていることが実はレッドオーシャンから抜け出ていないことがあるだろうし、新規分野であればそれが必ず売れるわけでもない。ブ ルーかどうかは結果論的な面もあるだろう。そのあたり成功事例しか出てこないのだが、ブルーオーシャンを狙っていたつもりだったのに失敗した事例など、ブ ルーオーシャンへのアプローチの突っ込んだ分析も欲しかったなぁというところ。 それでも新しいものの見方という意味で面白いです。

ブルーオーシャンを探すという考え方、ビジネスだけでなくいろんな場面で応用できそう。ボンドガールを合コンで探すというのはレッドオーシャンということかな。SPYも今後はブルーオーシャン志向でいきたいものだ。

Bloody Mary Shooters

2005-12-13 21:54:39 | Spyなグルメ
寒い日々が続きますね。皆さんいかが過ごしですか?なんて英国紳士風に始めてみました。冬といえば牡蠣の出回る季節。今週末には大学時代の友人宅で牡蠣Party予定。何でも100個以上の新鮮な牡蠣を実家から取り寄せて牡蠣三昧にしてくれるというから大いに楽しみ。

で、牡蠣料理で思い出すのが数年前にメルボルンのサウスヤラのレストランで見つけたメニュー。このサウスヤラはメルボルンではちょっとオシャレ地区的なところでいろんな美味い店が点在する、東京で言えば代官山とか麻布とか青山的な雰囲気。

とあるミッションでメルボルンに長期滞在したいたある晩、Dinnerの店を探して見つけたのがChapel St.にあるFish Houseというお店。家族経営の小さな店。名前のごとくシーフードの店だ。で、メニューを開いて何をオーダーしようかと考えているときに目にとまったのが「Bloody  Mary Shooters」という聞きなれない珍しいメニュー。むむ?何だこれ?と思いウェイトレスのおばさんに聞くと、嬉しそうに「頼めばわかる よ。でも1人2個は頼んだほうがいいよ。皆1個頼んでも後から追加!って言うからね」というなんともモッタイぶった答え。こりゃ頼まないわけにはいかない と思い、素直に1人2個ずつオーダー。

で、出てきたものはというと、これがなるほどという感じ。
Bloody Mary(ウオッカをトマトジュースで割ったもの)がウイスキーのショットグラスで出てくるの だが、その中にやや小粒の一口サイズの生牡蠣が入っているのである。これをショットグラスをあおるようにクィッっと飲み干すというスタイルでいただくの だ。これが美味い。そしてカッコいい。こんな粋な牡蠣の食べ方初めてだった。やはり1個じゃ足りない。2個頼んでおいてよかったよかった。帰国後 Tokyoでこれを頼んで流行らそうと思ったけど、すっかり忘れてた(汗)。レシピ的には大抵のレストランバーにはありそうなものばかりでできてるのでオ リジナルで頼めば作ってもらえそうだしね。

今度どっかで試してみよう。皆さんもお試しあれ。もしどこかでこのメニューをオーダーしてる我侭な客を見つけたら、、、それは私、Spyかもしれない!

オランジュ・ブルー

2005-12-11 08:25:07 | Spyなグルメ
天気のいい土曜、久しぶりにドライブに行きたくなり、気がついたらハイウェイを飛ばして葉山へ向かっていた。昨晩飲みすぎたこともあり、遅めの一日のス タート、湘南の海をドライブしはじめた時刻には日が車内に差し込むくらいに傾き始め海も深みのあるブルーに変わってきていた。立ち寄ったのは葉山にある神奈川県立近代美術館。前から行こうと思いつついつも忘れてしまっていた。今日はふと思い出 し、黄昏はじめた閉館も近い時間にたどり着いた。

葉山の緑の自然と美しく調和する建物。ゆったりしたレイアウトが心地よい。目の前は白砂青松の一色海岸、背後は常緑の緑濃い三ヶ岡山、葉山御用邸から連なる緑の一角をなす位置にこの美術館はある。

このあたりではかなり広めの敷地にゆとりあるレイアウトで、白い花崗石でつくられたシンプルで低層のフォルムが、海の水平線や背後の緑の中にうまく溶け込 んでいる。また光の採り方が自然で巧み。中庭の建物の合間から見える湘南の海や山が美しい。SPYとしてはかなり好みの雰囲気。

葉山館中庭

そんな美術館の中にあるレストランがオランジュブルー。 非日常な空間と作品、周囲の自然にゆったりとした気分になった後の余韻に浸るのにいい。 ホテルオークラがプロデュースらしい。ちょっと残念なのはメニューが少ないことと閉店が美術館と同じ1700であること。しょうがないけどね。ですのでラ ンチが主体の利用かな。でも美術館併設と考えればまぁしょうがない。それよりも一色海岸の砂浜と松林、打つ寄せる波、夕焼けに染まる空を眺められるこのロ ケーションは素晴らしい。オープンエアのテラスもある。

今までの湘南ドライブというとカフェ・レストランをドライブして回るというのが定石かと思うが、そんな定番プログラムにこの美術館はきっと新鮮な変化を加 えてくれるに違いない。ちょいインテリなボンドガールと知的に共鳴したいボンド諸氏にはお勧め。ちょうど閉館時間までに夕暮れが眺められる今の季節が旬で ある。


SANTAは逃げ切れるのか?毎年恒例NORADサンタ追跡プログラム

2005-12-09 12:52:33 | Spyなetc.

この時期、MI6にとっては通常のミッションのほかに重要な毎年恒例のミッションがある。それは世界の諜報機関がNORADと連携し取り組むサンタ追跡プログラム。今年もNORADにWEBサイトが開設され、クリスマスのサンタの仕事っぷりを全世界に生中継する。MI6は主にUK近辺での彼の行動を最新の情報機器と腕スグリのOfficerの力で追跡し、その活動を保護するのが主な役割だ。

NORADは正式名称は北アメリカ航空宇宙防衛司令部(North American Aerospace Defence Command)。アメリカ合衆国とカナダが共同で運営する統合防衛組織で、北アメリカ(アメリカ合衆国とカナダ)の航空や宇宙に関して観測または危険 の早期発見を目的としてアメリカ北方軍の元に設置された組織。24時間体制で宇宙の衛星の状況や地球上の核ミサイル や戦略爆撃機などの動向を見守っている。

では、なんでこのお堅い名称のNORADがサンタを追跡することになったのか?実は今年で50回目にも及ぶ長い歴史を持つイベントだがそのきっかけはまったくの偶然から始まっている。

NORADの前任である中央防衛航空軍基地(CONAD)がコロラドスプリングスにあったころに話はさかのぼる。サンタさんとお話が出来ると宣伝 した地元のお店が、広告に間違ったホットラインの電話番号を載せてしまったことがきっかけ。サンタさんにつながるはずの電話は、CONAD司令長官のホッ トラインにつながってしまった。その電話を受けた長官のハリー・シャウプ大佐は、サンタが北極から南へ向かった形跡があるか彼の部下にレーダーで調べさ せ、電話をした子供たちにその居場所の最新情報を伝えた。そんな偶然からこの一大プロジェクトは生まれたのだ。

追跡方法はNORADの能力をフル動員したもの。レーダー、サテライト、サンタカムやジェット戦闘機など四つのハイテク・システムを使いサンタを 追跡。サンタが出発したのをレーダーが捉えた瞬間から、サテライトを使いルドルフの鼻から放出される赤外線を感知、追跡していく。科学者が何年にも亘って ルドルフの鼻から発生する熱を測定しようとし試みているが、今のところまだ解明されて いないとのこと。

MI6はサンタをテロの脅威から守り、無事良い子の皆のところにプレゼントが届くようにするのが任務だ。全勢力を挙げて取り組みたい。
このBlogを読んでくれているボンド&ボンドガールにもいいプレゼントが届くよう祈っている。



コピー機修理担当者の告白

2005-12-06 12:37:42 | Spyなetc.
クリスマスシーズンともなるとMI6のOfficeも華やかな雰囲気になってくる。しかし世間がお祝いムードだからといってMI6は息をつくことはない。新たなミッションへ向け日夜邁進するのが我等の使命だ。しかし、CNETの記事が伝えるところではこの時期コピー機修理担当の多忙さは我々を凌ぐようだ。(以下引用です)

コピー機メーカーのキヤノンは、クリスマスシーズン中、事務用機器を丁寧に扱うよう訴えている。同社によると、祝い事が続くこの季節、修理依頼の電話が 25%も増えるという。その理由は、おなじみの行為--「臀部(でんぶ)のコピー」という悪ふざけをする人が増えることにある。

このような行為は、オフィスパーティでよく見られる。しかし、こうした悪ふざけの結果、コピー機のガラスを割ってしまう人が実に 多いのだ。クリスマスシーズン中、キヤノン技術者の32%が、身体の一部をコピーしようとして割れたガラス板を修理するために呼び出されているという。

ロンドンにあるキヤノンに勤務するTim Andrewsによると、「毎年、正月明けは、コピー機のガラス交換で忙しくなる。多くの場合、『臀部のコピー』が原因だ」と述べる。

キヤノンは、顧客から寄せられる修理依頼の電話のうち46%が、業務とは無関係な行為による破損だという驚くべき数字を発表している。

イギリス北部に勤務するGeoff Bushは、自分が担当した修理について、面白い経験談を語る。ある若い女性がコピーの最中にガラスを破損してしまったそうだ。さらに、このコピー機は同 時に紙詰まりを起こしてしまったという。機械が修理され、紙詰まりも解消された途端、酔いもすっかり覚めた同僚の目の前に排出されたのは、女性の臀部のコ ピーだった。

西洋人の体格が「スーパーサイズ化している」ことも恐らく、こうした故障に影響を与えている。これに対応するため、キヤノンでは現在、ガラスを1mm厚くしているという。

しかし、もっと驚くべき話を、北イギリスのサービスエンジニアSteven Mannionから得ることができた。「男性性器のコピーが詰まった機械を修理したことがある」(Mannion)

この話では、機械に詰まっていたのが、コピーの方であったことを願うばかりだ。

Mannionは、「修理先のマネージャは、修理費を支払うべき犯人を見つけるため、このコピーを持って事務所内を歩き回ることを示唆していた」と付け加えた。


なんとも笑えます。こうした「想定外」の利用法のためにガラスが1mm厚くなったなんてオチまでついているところもネタとして使えます。良い子の皆さんは真似しないように。

2ヶ月間フライトしまくるとどうなるか?世界一のマイレージ野郎

2005-12-05 12:13:59 | Spyなetc.
MI6のSPYともなれば世界中を飛び回るのが日常だ。年間移動距離はそこらのビジネスマンには負けないという自信があったのだが、、、
12/1にロイターが報じたニュースにはオドロキを隠せない。マーク・タッチさん(30)は2ヶ月間、カナダ国内を旅客機に乗って移動し続けた結果、マイ レージポイントを100万マイル貯めることに成功した。
また、その過程をネットで流したのが大受けで、一躍、セレブになっている。

ちなみに東京大阪は278マイルなので3597フライト分に相当する。東京ニューヨークだとしても148フライト分に相当。これを2ヶ月で貯めたのだから恐れ入る。

タッチさんは自身のブログ「The Great Canadian Mileage Run 2005」で、マイレージポイントが100万3625マイルに達し、過去61日間で56日間を機内で過ごした計算になると発表した。

彼は7000カナダドル(約72万4000円)で、10月1日から11月30日まで北米大陸なら乗り放題のカナダ航空の「ノースアメリカ・アンリミテッド・パス」を購入、この挑戦を始めた。下の写真がマークさん。



タッチさんの1日はこんな感じ。まず午前10時にバンクーバーから70キロほど離れたビクトリア行きのフライトに乗る。それから2つの都市を行ったり来たり6往復して、約4300キロ離れたトロント行きの深夜フライトに。そしてトロントについたら即、帰りの便に乗る。

彼のブログには世界中のメディアが注目、ロサンゼルスにはこの物語を書籍化するためのエージェントまでいるそうだ。

100万マイルのマイレージで、タッチさんはカナダ~オーストラリアをビジネスクラスで10往復することができる。タッチさんの計算では、これは7万カナ ダドル(約724万円)に相当するらしい。72万円の投資で10倍のリターンとはなかなかのもの。

ちなみにタッチさんの仕事は契約パイロットとのこと。(下の写真↓肩章が3本線なのでFirstOfficer(副操縦士)のようですね)

普段はB747のCargoを欧州やアジアに飛ばしているらしい。仕事でもこんなにフライトしてくれれば会社は生産性向上でホクホクに違いないけどネ。


PANE E VINO

2005-12-04 08:57:28 | Spyなグルメ
久しぶりにのんびりランチをしたくなり、横浜 馬車道駅にほど近いイタリアンレストランの「パネ・エ・ヴィーノ」に足を向ける。

白を基調としたシンプルで清潔感のある落ち着いた店内。静かな雰囲気でゆったり目なテーブル間隔のスペースのとり方が◎。ワイガヤのイタリアンというより ゆったりと落ち着いて食事というお店。静かに時間が流れていく雰囲気がいい。店内中央にはカサブランカを使ったセンスのいい大きなフラワーアレンジメント が置いてあり、右手の一面のレンガ壁がシンプルなインテリアの中にもほっとした落ち着きを感じさせる。このセンスはSPY好み。左手にはバーカウンターも ありここで先に一杯やってるなんて使い方もいいかも。

電話で予約した時の丁寧な対応のスタッフに好感。もちろん店でも落ち着いた店の雰囲気に合った礼儀正しく落ち着いたサービス。ポルチーニ茸のペンネを頂い たがこれ絶品。リーズナブルな値段でありながら、この味と雰囲気はなかなかのもの。自家製のパンも生地がもっちり皮はパリパリで味わい食感ともに素晴らし い。これだけでも買って帰りたいくらい。

横浜でちょっとキレイめで美味しい店をお探しなら間違いなくお勧めの店である。


ヴィオニス

2005-12-03 16:19:22 | Spyなグルメ
HQでのMeetingが終わったあと、喉を潤したくなり向かったのが銀座8丁目にあるサロンドシャンパーニュ ヴィオニス。ちょっと早い時間だったためか一番乗り。SPYはこの時間の静粛で緊張感のあるBarの雰囲気が結構好きだったりする。

有名な某すし屋の前にあるごく普通の雑居ビルの3階にこの店はある。目立つ看板もなく、よく探さないと見落としそうなロケーション。エレベーターを降り、 店のドアを開ければカウンターとその後ろに鎮座する特注のシャンパーニュセラーが目に飛び込んでくる。その中にずらりと並んだシャンパーニュのボトルが圧 巻。店内はメインのカウンターとグループ向けなテーブル席が2つのこじんまりした落ち着いた印象。暗すぎす明るすぎない照明はシャンパーニュの細かい泡を 美しく見えるにはちょうどいい。オーナーの阿部氏は2002年第3回全日本最優秀ソムリエコンクールで優勝。同年の全日本最優秀ソムリエとなり、2004 年第11回世界ソムリエコンクールの日本代表 に選出された方でこの日もお店にいらっしゃった。

カウンターでお勧めのシャンパーニュをグラスで頂く。美味。シャンパーニュの細かい泡と繊細な香りが一日の疲れを忘れさせてくれる。そういえばランチも食 べ損ねたハードな一日。勧められるままにもう一杯別のグラスをいただく。軽く2杯飲んでちょい心地よくなったところでチェックしてもらう。早い時間の Barでちょっと飲み、店が賑わう前にさっと帰るのも自分の好きな飲み方。金曜の夜早く一週間の疲れた体を軽くストレッチするような気分。

どこにでもあるドンペリを置いていないというのもこの店ならではの拘りか。小さいながらもしっかりしたメゾンのシャンパーニュを取り揃えたこの店、冬のイルミネーションが輝くこの季節に似合いそうだ。