南十字星の軌道  “SOUTHERN CROSS ORBIT”

サッカー日本代表と浦和レッズのサポーターで料理する事、映画鑑賞、スポーツする事が好きな45歳の子持ちのオッサンの独り言

やっと気持の整理がつきました・・・

2006年07月01日 00時11分05秒 | サッカー
 「ワールドカップで日本は期待はずれ・惨敗」と言うのが、多くのマスコミの論調ですがそうなんでしょうか?

 日本は3回目の出場で予選突破は2回目です。
従って2回目の出場と同じ何ですよね。
 前回大会は開催国特権で実力も無いのにブラジル、イングランドなどと同じ扱いのシード国で予選リーグは強豪国と対戦しない恵まれた境遇だったことを考えるとこの結果は「当たり前なんだな」と冷静に分析出来るようになりました。

 でもやっぱりこの結果は悔しいです。
3敗も十分ありえる組み合わせの中「勝ち点1」をヨーロッパで始めて取った、と言う考え方もありますが、『ジーコの4年間』ってなんだったのか?と言う疑問がここ数日間、頭から離れないんです。

 2002年大会が終って「ワールドカップを闘った経験のある監督」を招聘するはずだったのに「ジーコ」と言うブランドに惑わされ続けた4年間と言う気がしてなりません。

 もっと振り返るなら「マイアミの奇跡」でブラジルを破り2勝1敗だったのに予選敗退したアトランタオリンピックの教訓が全く活かされていないのではないか。
世界大会で2勝1敗で予選敗退は確かこの時の日本だけだったと思います。
この時も決定力不足から得失点差で敗退でした。
今回も「点が取れない」だけでなく「世界中に恥を晒した」ミスキックまで飛び出したのですから・・・
 フランスでアルゼンチンに1対0で負けた時、「惜敗」と世間では言われましたが、“アルゼンチンは1対0で勝てばいい”サッカーをしてその通りに負けた日本は「惜敗」ではなく「惨敗」だった事に殆どの人は気付いていない。
そういう事の反省がなされない限り誰が監督でも結果は同じになりそうで怖いのです。

 おまけに、日本サポーターは代表に対して優しすぎる。
あんな結果に終った代表選手を空港で拍手で迎えるのだから・・・
南米やヨーロッパだったら生卵、腐ったトマト等の雨が降っただろう、と思う。
私がもしあの日休みだったら、多分卵持参で成田に行っていただろう、と思います。
 
 また代表選手も「代表」の意味を解っているのだろうか?
自分の後ろには日本中のサッカー選手、国民がいることを忘れていないだろうか?


 韓国は初勝利まで5大会かかった。
優勝経験のあるアルゼンチン、フランスだって一次予選敗退したことがある。
そう考えれば、たった3回目の日本がこの結果でも十分じゃないか、と思う。

 でれるだけでいいワールドカップは今回で終わり。
次回からが本当のワールドカップの戦いだと思います。
出るのが当たり前じゃない、予選の方が大変かもしれないのがワールドカップ。
そして本大会は「楽な試合」なんてどの国にとっても1試合もない。

 もう一度「私達の日本代表」がワールドカップで勝てるまで応援し続けたい。
ワールドカップを改めて『すごい』と感じた日本の敗戦でした。


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2 コメント

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残念でしたね (ナツパパ)
2006-07-01 18:08:32
日本の勝敗を離れると、ワールドカップの試合は面白いですね。

どれも1級品です。眼福、眼福。

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そうでうね (南十字星)
2006-07-01 21:57:11
そうやってどんどん目が肥えていって、面白くなっていくんですよね
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