南十字星の軌道  “SOUTHERN CROSS ORBIT”

サッカー日本代表と浦和レッズのサポーターで料理する事、映画鑑賞、スポーツする事が好きな45歳の子持ちのオッサンの独り言

針穴写真・・・

2005年08月25日 20時00分34秒 | 文化・芸術・美術
 先日、池袋にある某高層ビルで「針穴写真(ピンホールカメラ)」のワークショップがあり、参加してきました。
今年で2年連続の参加、娘は3年連続参加のベテラン(?)となります。

「ピンホールカメラ」とは、密閉した箱などの中に入れた紙製のフィルムに、箱に空けてある直径0.3mm程の穴から風景等を写し込む「レンズのないカメラ」です。
シャッターはピンホールを塞ぐように貼った粘着テープでシャッタースピード(テープを剥がしている時間)は日光の下は30秒位から日陰では5~10分と様々。
同じ条件でもシャッターを開けている時間を変えることで全く違った作品が出来上がるのでやりだすと結構ハマってしまうんです。
一昨年、娘に保護者として同行したときに手伝っているうちに夢中になってしまい「来年は参加するぞ」と去年参加してまた今年もと言う具合にどんどんハマっている自分が少々怖いんです。

1枚撮影したら暗室で現像して(勿論自分でやります。現像液等はワークショップで用意してくれています)また次の撮影へ、と言う感じで5~6枚撮影したらネガから気に入っている物、面白そうな物を2枚現像します。
そして参加者全員で発表会をする。
勿論批判する訳ではなく、様々な年代(小学校低学年から結構なおじさん、おばさんまでいました)の参加者の作品を楽しんで「今度はこんなの撮ってみよう」なんていいながらワイワイガヤガヤやって終わるんです。

 私ですか、昨年から考えていた「千手観音」に挑戦しました(自分を撮影しながら体は動かさずに露出時間の具合で手が何本にも写るように手を動かして見ました)が、時間が短かったために腕が十分に写らなかったり、携帯電話と500ccペットボトルを置いて撮影したら風で動いた携帯とペットボトルが予想外に面白く撮影出来たりと、楽しい時間が過ごせました。

 講師のE.レビンソン氏は日本語がペラペラの農業をする外国人で毎回このワークショップで楽しい講義をしてくれます。

 実は私、現在何とか自宅でも現像が出来ない物かと思案中です。暗室さえあれば現像までは可能なので(プリントは写真屋さんにお願いすることで妥協したい)今後もしかしたら自宅周辺で変な箱を持った変なオッサンが何事かやっている姿が見られたらそれが私だと思ってください。

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4 コメント

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熱望! (調整役)
2005-08-26 09:20:55
次回は是非ご一緒に。お誘い下さい。

カメラ好きとしましては、ちょっと見逃せませんね。

ピンホールカメラ同好会を父親の回で立ち上げましょう。
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そこで折り入って (南十字星)
2005-08-28 20:25:22
相談ですが暗室ってどうしたらいいですか?

最大の課題です

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暗室準備 (調整役)
2005-08-29 09:56:28
まず、陽の入ってこない環境が必要です。

夜になれば大丈夫だ、と思うでしょう。

これがなかなか。今は夜でも、結構明るいんです。

だからまず、厚手のカーテン、出来れば黒の、

そうわたしがはおっていたようなものが欲しいですね。

それから、部屋のライトに赤いランプが欲しいですね。

蛍光灯でも、ライトには小さなグローブライトが付いていますから、それを赤いライトに代えたらいいですよ。これはヨドバシカメラに売っています。

これで、部屋の準備は大丈夫だと思います。

あとは、またご連絡しましょう。
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一番いいのは (南十字星)
2005-09-01 12:29:02
やはり「ユニットバス」なんでしょうか?

庭にユニットバスを設置するのも面白いかも・・・。
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