南十字星の軌道  “SOUTHERN CROSS ORBIT”

サッカー日本代表と浦和レッズのサポーターで料理する事、映画鑑賞、スポーツする事が好きな45歳の子持ちのオッサンの独り言

4月と言えば・・・

2005年03月28日 22時13分54秒 | ボウリング
 自己紹介にもある様に、25歳から私はプロボウらーの研修生として某ボウリング場で社員として勤務しながらプロテスト合格を目指しボウリング漬けの生活を送っていました。(多い日は朝10時から20時位まで練習していたんです。)大学時代にボウリング部に所属して学生では関東地区でそこそこの成績だったので、プロの世界で自分を試したいと、プロを目指す世界に飛び込みました。
 4月の第1月曜日から4日間がプロテスト第一次試験の期間なのです。だから今でもこの時期はその頃を懐かしく感じる季節なんです。
 プロテストは、1次試験4日間1日15ゲームトータル60ゲームでアベレージ190ピン以上(当時のボーダーラインです。現在は少し上がったらしい)で合格。但し2日目終了時点でアベレージ185ピン以下の受験生は3日目に進めないと言うレギュレーションでした。そして2次試験は5月の連休明けから今度は東京で1日(15ゲーム)、翌週大阪京都で2日間(各15ゲーム)、その翌週東京で1日(15ゲーム)。つまり3週間かけて東京と関西往復して60ゲーム(今度は2日目のカットはなし)でアベレージ190ピン以上でで実技合格となり、3次試験の筆記、面接と続き(ここで落ちた人の話を私は知らない)晴れてプロボウラーとなれるのです。
 1日15ゲームって想像出来ますか?朝9時開始で昼休憩をはさみ、夕方4時位までかかります。精神的にも体力的にもかなりきついですが、トーナメントではないので他の受験生の成績は関係無い為自分との戦いのみの15ゲームは一度経験すると病み付きになる程の緊張感で今でも私の体に染み付いているある種の「快感」を感じることが出来ます。
 私のテストの成績ですか?それを聞くのは野暮ってモンです。合格してたら営業マンなんてやってませんよ。でもボウリングをやってて良かったことは、今でも全国にボウリングで知り合った友達がいます。もう20年近い付き合いの連中ですが。それと最も良かったことは妻と知り合えた事ですね。私が学生時代にバイトしていたボウリング場(上記の就職した所ではない、別の所)の御客様として来ていたんです。(御客様に手を出した従業員って事は気付かないで良いですから。)
 もうすぐ、プロテストシーズンです。元受験生としてもっとボウリングがスポーツとして認知されてメジャースポーツになって欲しいと思います。なんてったって、日本で国民がもっとも多くやってるスポーツは“ボウリング”なんですから。