ららみ先生のピアノのおけいこ

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腑に落ちた!自分らしく生きるということ~東田直樹さん「絆創膏日記」

2018-12-28 | 自閉症の作家・東田直樹さん

KADOKAWA発の文芸情報サイト「カドブン」で、
自閉症の作家・東田直樹さんのエッセイ(毎週水曜更新)
「東田直樹の絆創膏日記」
第57回 「僕のもやもや」が掲載されました。
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2018年12月17日

   自分らしく生きていくためには、どうすればいいのか、悩んだことはないだろうか。
 そんな時には、どうして自分らしく生きたいのか、そう考えるようになったきっかけを、もう一度思い出してほしい。おそらく現状に不満があり、何かを改善したいか、または、よりよい自分になりたいかのどちらかに違いない。
 だとするなら、可能な限り環境を整える、出来るだけ自分自身が向上する、などの努力をすればいいのだと思う。
「自分らしく」という言葉を使うと、自分にしか出来ないことに挑戦しなければならないイメージがある。けれど、この世の中にある仕事や作業の多くは、誰がやっても大きな違いはないものが多い。逆に言えば、代わりの人が、いくらでもいるからこそ、社会は成り立っているのだ。
 では、自分らしくあることには、どのような意義があるのだろう。
 それを考えるために、結果が与える有効性という視点に着目してはどうか。
 そうすれば、自分だからこそ出来ることが、おのずと見えて来るような気がするのだ。
 自分らしくいることで、幸せになる人は誰なのか。
 僕の頭には、自分自身と家族の顔が思い浮かぶ。
 今、幸せな毎日を送れているなら、もう十分自分らしく生きていると断言してもいいのかもしれない。
「自分らしく生きる」とは、自分だけにしかわからない幸せを、身に沁みて感じることだと思うから。

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「自分らしく生きる」とは、どういう意味かな。。。と、ずっと考えてきました。

ああ自分だけにしかわからない幸せを感じることなんだと腑に落ちました。

全くその通りと心から思ったのでした。

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