先週のある日、療育の教室の参観に行ってきました。
知り合いのお子さんが通われているので、無理を言って見学させて頂いたのです。
未就学児のクラスを見学させて頂き、非常に勉強になりましたし、感動しました。
私が伺った教室は、一般の家屋で行われていて、とても暖かみのある雰囲気でした。
勧められるままに上がらせて頂き、中に入ったのですが、まず目に入ったのは
椅子の置き場所です。
椅子の置き場所は、色分けされたシートの上なのですが、
療育が必要な子にとって、これは非常に分かり易い目印になるな~と思いました。
目印があるとお片付けがし易いでしょうし、
「僕は赤いシートの上に片づけるのだ。」という責任感みたいなものも育まれるでしょう。
専門家の先生ならではの工夫だな~と思いました。
その日は、先生が2人に対して生徒さんが3人~と云う、とても贅沢な授業でした。
また、1番最初に、授業の流れをイラストによって示していらっしゃったのですが、
こうすることによって、子ども達にとって安心感をあたえるのだろうなぁ~と思いました。
また、様々な動作、運動などの療育を見学して思ったことは、
子ども達に最後までやり遂げさせるという事を大切にしていらっしゃるのだなぁ~と思いました。
途中で諦めたり、妥協させない御指導方針は、見習わなくてはと思いました。
療育が必要な子にとって何よりも大事なことは、自信を付けることです。
そして、自信とは、小さな達成感の積み重ねで育まれるものだからです。
そして何より、主催の先生とスタッフの先生の、暖かい言葉がけと優しい笑顔が素晴らしく、
そこの教室に集うお子さん達は本当に幸せだと思いました。
私も、そんな先生方を見習って、良いレッスンをしていきたいと改めて思ったのでした。