ソノターネット2

メインページはブックマークからどうぞ

けいおん!! OP アニメに見るCGの使われ方

2010-04-18 09:10:20 | TV
 
 やるな東海漬物。

 オープニングの、アニメの方。こちらはごく一部で激論が巻き起こっています。
 基本的にCG使いまくりなんだそうですが、一般の映画やTVCMでのCG出たての頃のように、「今」はCG丸出しの方がたぶん楽しいです。ただ、全編で丸出しでは無く、CG丸出しのカットといわゆるアニメ方式のカットがいい感じの配分で織りまぜられているので、見ていてその行ったり来たり感がすごく楽しいです。

 あと、歌にあわせてガチャガチャしているという評価もありますが、いわゆるアニメ方式のカットの学生生活の絶妙な切り取り方がありがちかもしれないですがすごくぐっと来るシーンばかり。
 雪道を歩いていて転んで隣の人を道連れにしちゃうシーンとか、(誰かが何かをして)ムギとあずにゃんがにっこり微笑むシーンとか、唯が教室の最後尾の席で居眠りするシーンとか、とうの昔に学生時代を終えた僕からしても「あぁ~」って思ってしまうシーンばかり。

 いろいろ話を総合すると、オープニングのぐるぐるなどは、だいたいのところは計算CGで描かせて、顔のパーツなどは手作業的に描いているんじゃないかということでした。

 あと、けいおん!!2回目のホームセンターのシーンでは消失の映画でも使われたデジカメ→何やら変換→背景として使用をばりばりに使っていました。
 それだけ見れば手抜きとかなんとかの評価もできてしまうのかもしれませんが、商業作品である以上かけられる手間は一定範囲しかなく、そこで手抜き一辺倒ではなくて、手抜きで得られた余力のリソースをキャラクターの動きに当てているんだと思います。ホームセンターの入り口でりっちゃんが制服のポケットに手を突っ込んでパタパタやっているところなど、普通のアニメなら口パクだけで良いところも全力で動かしています。これはこれで大正解だと思います。



 んーと。