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6歳幼児自家用車暴走で器物破損

2006-06-21 03:02:12 | Weblog
【前提条件】
 我が家は道路に対して敷地がやや高いためカースペースが勾配になっています。

【惨劇へのフローチャート】
  1. それで車が動かないようにということで父がタイヤ止めを買ってきました。オートマだからパーキングに入れれば問題無いはずなんですけどね。
  2. 日曜日、出かけようと車に乗り込み発進しようとしたら動かず。タイヤ止めをはずし忘れてました。
  3. 車から降りるのにギアをニュートラルにしました。
  4. タイヤ止めを外したらさすが勾配、車が動き始めました(笑)またタイヤ止めするのもめんどくさいので手で車を押さえながら「誰かパーキングにして~」と言ったら6歳のムスメが「私がやる」と言ったので頼むことにしました。
  5. 「どうやるの?」と聞かれました。
  6. 「レバーを上に上げてー」と答えました。我が家の車はハンドル横にコラムシフトのようにオートマのレバーがついています。
  7. Rに入れてしまったようで車がバックを始め、後ろに設置してあった物置に激突しました。
  8. あわてて「うえ、うえ~」と言いました。
【惨劇開始】
 あわてた娘がレバーを下に入れてしまいました。ギアはドライブに入り車が前進を始めました。大ピンチ。車の前から全力で押さえるも恐るべしクリープ現象。まったく止まりません。家の前の10mくらいの路地を過ぎるとそこそこ車通りのある普通の道です。繰り返しますが大ピンチ。全力で押さえるも恐るべしクリープ現象。まったく止まりません。もう繰り返しません。
 ツマが車の横でムスメに「止めて止めて!」と叫びました。どうやって動いているのかわからないムスメがどうやって止められるかわかるわけがありません。
 もうすぐ路地から出てしまう!というところで、路地手前のヨソサマ宅の前に停めてあった自転車を踏みつけ花瓶を砕きそいつらがタイヤ止めとなってなんとか停止しました。
 ツマの叫び声と何かが砕ける音で近所のひとが出てきました。

 現場だけ見ると僕が運転しそこなってヨソサマ宅の器物を損壊しまくっただけです。
 速攻でお詫びの品を買いに行き、ヨソサマには話を単純化し、「タイヤ止めをはずしたときニュートラルだったので車が下りてきてしまったんです。ムスメが乗っててあわや道路へ、というところで変な言い方だけど壊れた自転車のおかげで助かりました」とお詫びの品を献上してきました。

 【惨劇へのフローチャート】の各番号どこででも、「あ」と気づいて後戻りしていればコトはおきなかったわけなのです。大事故ってこういう風な連鎖で起きるんだなぁという見本のようです。
 まぁでも考え方としては、「9.いつもヨソサマんちの前に停めてあった自転車と花瓶が無かった」という項目が追加されていたら車は家の前の通りにまで進んでしまい、おそらくもっと大きな事故になっていたわけなのでそれから比べたら大幸運ではあります。

 問題の対策としては、作業者への指導とのフローチャートの1番、誤解のモトであるタイヤ止めはしない、ということにしました。
 やれやれ。映画のワンシーンのように車を押さえて手と首が痛いですよ。