ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

夏スク結果、到着。

2006-10-11 21:07:59 | 夏スク
今日、出張から帰宅したら、夏スク結果が届いていました。
とにかく、もどかしくシールをはがして確認しました。

なんとか、民法5、労働法2、ともに合格することができました。
労働法2はアキラメていたので、少し嬉しいです。

演習終了!

2006-10-09 16:26:48 | 演習
9月から始まった演習も昨日で終了。
とにかくホッとすると同時に一抹の寂しさを感じています。

今回は、前回のゼミで宿題となっていた事項を中心にゼミ生がそれぞれの
力作レポートに基づいて説明し、それに対して土田先生が解釈の方法や
考え方について質疑応答形式で掘り下げていくというものとなりました。

ソムタムも発表しましたが、キンチョー!発表前には、向かいに座った
K子さんから、「顔色が悪いわよ?」と心配していただくほどの状況、、。

まあ自分なりに考えた論理を展開したのですが、前回の指摘事項への答えは
合格点を頂いたものの、今回チカラを入れた今後のあるべき方向について、
先生からはアッサリと、「それは”青年の主張”に過ぎない」と。
つまり、法のあるべき姿を言うのはいいけど、
法律学として主張を展開しなければいけないのだ、と。
その主張にはいくらでも反論できるけど、反対説には目配りをしたか?
反対説を勉強すれば、そんな簡単には主張できないはずだよ。
法の解釈、適用を積み重ねるのが法律学であって、そうでなければ単なる
青年の主張だ、と。

と言いつつ、私の主張に沿った判例も紹介してくださいましたが、それは
かなりのレアケースだとか。確かに、先生から突っ込まれたポイントは正論。

さすが先生はスゴイ ( ^^)/ m(..m) m(..m)ははっー !

発表したみんな、その場では先生から突っ込まれてヘナヘナでしたし、
あるゼミ生など先生からの質問の連続に思わず、
「先生、今ワタシ、頭が真っ白になってます、、」と。

でも、ゼミが終わって帰宅してみると土田先生からゼミ生達にメールが。
「合計4日間に及ぶ行政法演習への参加、本当にお疲れさまでした。
皆さんの学修姿勢を拝見し、たくさんの元気をいただきました。
有難うございました。
また、土田のつまらぬツッコミにもお付き合いいただき、有難うございました。
今回の演習で学んだことを次に生かしていただければ幸いです。」

このメールを読んだ瞬間、全ての苦労が吹き飛びました。

ゼミ生の中には演習受講が2回目という人も多かったのですが、
この土田先生のゼミはとても良かったと言ってました。
同じ演習でも、レジュメ1枚で終わったり、2日目は観光地に遊びに行っちゃう
もの(これはこれで楽しいかも)、先生がまじめに教えてくれないもの、
などなどあるらしいです。

土田ゼミは熱いですし、レポートは大変ですが、お勧めです。
もう単位になりませんが、来年も開講されたら参加したいな!





ゼミ再開初日

2006-10-07 22:17:14 | 演習
いやあ、やってきました一月ぶりの大阪に。

ゼミ戦士たちが集うはエル大阪。
今回は、それぞれみんな一万数千字のレポートを引っさげての再会。
再会したゼミ生、男性2名、女性5名。(bibaianさん、うらやましいだろ~♪)

みんな、がんばったねえ。そうそう、この一月、ゼミレポ作成しかしてなかったよ。

同じ苦労をした者同士、思わず連帯。
ほっとするのも束の間。早速演習に入る。

冒頭に先生いわく、
「じゃ、今日は一人の持ち時間、2時間ということで」

ぇえ~~!  やはり、このゼミは容赦ない、、。
結局最初の人は、先生に許してもらうまで3時間、まな板の上状態。

でも、やっぱりゼミの密度は濃い。情報公開法の不開示決定の取消訴訟の議論をすれば、
先生は、実定法違反と手続法違反の議論に導き、その取消訴訟への影響の議論に導く。
先生いわく、「これは新司法試験の典型論点のひとつですね。」

先生が繰り出す質問に必死になって答えようと考えているうちに、いつのまにか
そういう高度な論点を考えるところに導かれる。
緊張の連続なんだけど、そこが実におもしろい。緊張感と達成感。

飲み会のとき、話題は鬼のゼミレポに。そこで先生がにこっとして言われた。
「でも、やってよかったでしょ。」

今日は一人半しか終わらず、私の発表は明日に持ち越されました。
さあて、酔いもさめてきたので、ちょっと準備でもしますか。

スクーリングの結果通知を発送しました。

2006-10-06 16:53:21 | 夏スク
中大通教のウエブページを見ていたら、通学生向けトップに

2006年度夏期スクーリングの結果通知を発送しました。

キターーーーーーー!
これから週末のゼミ参加のため大阪に行くので、ハガキを確認するのは
いつになるやら?
田舎である我が家まではだいたい東京の人ゲット+2日。
ちなみに今月号の白門はまだ届いてません、、(涙)

今回の夏スクは、労働法2がちょっとヤバめなので大変不安です。
この「結果通知発送お知らせ」をみてから、実際に成績を見るまでの気持ち、
ナンともいえませんねえ(って不安なのは私だけ?)

そして、明日からはいよいよ演習後半戦。続々と、他のゼミ生仲間から
発表レポがメールで送付されてくる。見ると、みんながんばっていて
前回レジュメも用意できなかった人でも、今回は12,000字くらい
書いてたりして、すごい努力がうかがえます。

中には、この間に遠方まで短スク受講しにいってパワーアップした人もいるし、
みんな格段にレベルアップしているみたいです。
難しい課題に挑戦していたSさんも、しっかりレポを送ってきた。
通教の皆さん、本当に努力家が多くて刺激になります。

みんな、頑張ってますね。明日の演習が楽しみです。
そして、楽しくお疲れ様の飲み会をやりましょう~♪

そして、既に短スクに突入しているみなさん、オンデマ受講中のみなさん、
頑張りましょう!(3連休だけど)


ご了承できません!

2006-10-05 08:13:06 | その他
音楽を聴くだけじゃなくって、
録音した授業やpodcastを繰り返し聞くのに大活躍のipod。
朝の通勤や昼休みの爆睡中もいつも一緒のipod。

新しいシャッフルやnanoも出た♪
そろそろ次のやつ買おうかな、と
アップルストア学割コーナーにアクセス♪(ここは通教生も対象です)

と、こ、ろ、が、、、!

※iPodシリーズは2006年9月13日をもちまして割引対象外となりました。ご了承ください。

なぬ~。ご了承できませーーーーん!

imacやソフトは引き続き学割対象ですが、ipodがはずれたのは残念。
せっかく買おうと思ったのになあ。

それにしても、最近、podcastで色んな大学とかが授業コンテンツを配信している
のでとても興味深い。アメリカでもたしかデューク大とかで1年生全員にipodを
配布して授業とか配信していると聞きました。

ビデオコンテンツ付のpodcastなんか視聴していると、未来の通信教育って
たぶん、こんな風になるのかな??なんて、思いますね。

それにしても、アップル。ipodの学割、復活してくれ~!

オンデマンド刑法各論スタート!

2006-10-03 21:12:04 | 刑法
昨日から、オンデマンド授業で刑法各論の受講を開始しました!

画面からは、懐かしい只木先生の笑顔が。
(^^)(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーー!!

私は今日から、刑法各論の男。英語で言えば、C C G.

そう、シトシン、シトシン、グアニン
って、DNAとちゃうやろ~(セルフ突っ込み (;´д`)

ちがうって、Criminal Code Guy!
って、引っ張るほどの内容かよ(自爆)。

スミマセン。取り乱してしまいました。それほど、嬉しいのでございます。

一コマめの刑法上の人の定義の話しからして、生命倫理にまで触れる
只木節全開。あの、熱くやさしく語りかける只木先生の声が考えることを
促します。

刑法上の死の定義。従来の定義には収まりきらない脳死問題。
臓器提供を通じてしか治らない病気もあるので、私たちは脳死でもいいんじゃない
なんて思いがちですが、只木先生は問いかけます。

臨月のお母さんが交通事故で脳死状態のとき、出産したらその子は死んだ人の子ですか?
脳死を人の死と認めたとき、まだ家族が一緒に過ごしたいと思っていたと
しても、
さあ臓器を提供して下さいという強いプレッシャーがかかりませんか?
ヨーロッパでは認めているのに日本が遅れている?
日本は日本の考え方があるのではないですか?
ヨーロッパでは、逆に出生については、日本のような露出説ではなく、
もう受精した段階で人として認めますので、堕胎なんかとんでもない、
着床前診断なんかも厳密な規律が課されるということになるんです。
人の生と死について、さあ、どう考えますか?

只木先生が語りかけられること。もっと書きたいけど、
それこそ20,000字くらいいってしまうので、自粛。

オンデマンド授業はまだ始まったばかりですが、もう毎日楽しみです♪
只木先生、最高!

ゼミレポ、遅々として、進む

2006-10-02 19:42:40 | 演習
ここんとこ、ずっと取り組んできた行政法演習のゼミレポートすが、
とにかく、なんとか、とりあえず、まあこんなところで、
完成しました。

結局、字数は20,000字を越えてしまい、規定オーバー。
いろんなことが消化不良のまま盛り込まれている感じですし、
言っていることの内容が、丹波哲郎さんの「北京原人」や
水野晴朗さんの「シベリア超特急」並にツジツマが会わないことも無視しつつ、
とりあえず、えいや!と出してしまう勇気も必要なんですよ。これが。

今回地獄のゼミレポートに取り組んでみた感想なんぞ。

まず感じることは、挑戦してみてよかったということです。
一つのテーマについて、背景事情を詳しく書いたり、関係する専門書を
読んで論点を深く掘ってみたりという作業は、これから卒論に取り組む
にあたって、いい経験になりました。

改めて思うのは、法律学の基礎学力不足。
あることがらについて文献なんか読んでいると、いろんな考え方が
提示されていて、その文献を読んでみると、また別の考え方にいきつく。
次から次へと様々な視点が芋づる式に拡がっていきますが、
それらを自分なりにどう整理するのか。そのとき、いろんな実定法、
訴訟法のしっかりとした知識があれば、全体をスパッと見通す整理が
できるのでしょう。
今の自分の実力では、まだまだ無理だと自覚しました。

それにしても。

レポートを書いている最中に、次から次へと浮かぶ様々な法的疑問。
その疑問に対する解決方向としていくつかのことを思いつき、
「俺様、天才?」などと思ったり。さらに文献を読むと、その
答えが明確に示されていたりして、「おおっ、そうか。
そうだったんだ」なんて、納得したり。

この作業は、なにげに面白く、刺激的です!

まだ演習をとっておられない方には、ぜひ履修されることをお勧めします。
しかも、できるだけ早い段階で履修されるのが良いと思います。
科目は何でもいいと思いますが、できれば、自分が卒論にしたいと考えて
いる分野だと興味を持って取り組めると思います。
そして、できればゼミレポートが必修となっている地獄ゼミの方が
お勧めです。単に、事例を発表するだけのゼミとは、達成感がものすごく
違うと思いますよ!

次回のゼミ日程は10月7、8日。場所はエル大阪。
3連休をつぶしてしまうので家族からは大ブーイングだけど、
これだけは、行かせて下され~!