ソムタムのリーガルマインド涵養の旅

中央大学法学部通信教育課程で学ぶソムタムの日記

ゼミレポ、遅々として、進む

2006-10-02 19:42:40 | 演習
ここんとこ、ずっと取り組んできた行政法演習のゼミレポートすが、
とにかく、なんとか、とりあえず、まあこんなところで、
完成しました。

結局、字数は20,000字を越えてしまい、規定オーバー。
いろんなことが消化不良のまま盛り込まれている感じですし、
言っていることの内容が、丹波哲郎さんの「北京原人」や
水野晴朗さんの「シベリア超特急」並にツジツマが会わないことも無視しつつ、
とりあえず、えいや!と出してしまう勇気も必要なんですよ。これが。

今回地獄のゼミレポートに取り組んでみた感想なんぞ。

まず感じることは、挑戦してみてよかったということです。
一つのテーマについて、背景事情を詳しく書いたり、関係する専門書を
読んで論点を深く掘ってみたりという作業は、これから卒論に取り組む
にあたって、いい経験になりました。

改めて思うのは、法律学の基礎学力不足。
あることがらについて文献なんか読んでいると、いろんな考え方が
提示されていて、その文献を読んでみると、また別の考え方にいきつく。
次から次へと様々な視点が芋づる式に拡がっていきますが、
それらを自分なりにどう整理するのか。そのとき、いろんな実定法、
訴訟法のしっかりとした知識があれば、全体をスパッと見通す整理が
できるのでしょう。
今の自分の実力では、まだまだ無理だと自覚しました。

それにしても。

レポートを書いている最中に、次から次へと浮かぶ様々な法的疑問。
その疑問に対する解決方向としていくつかのことを思いつき、
「俺様、天才?」などと思ったり。さらに文献を読むと、その
答えが明確に示されていたりして、「おおっ、そうか。
そうだったんだ」なんて、納得したり。

この作業は、なにげに面白く、刺激的です!

まだ演習をとっておられない方には、ぜひ履修されることをお勧めします。
しかも、できるだけ早い段階で履修されるのが良いと思います。
科目は何でもいいと思いますが、できれば、自分が卒論にしたいと考えて
いる分野だと興味を持って取り組めると思います。
そして、できればゼミレポートが必修となっている地獄ゼミの方が
お勧めです。単に、事例を発表するだけのゼミとは、達成感がものすごく
違うと思いますよ!

次回のゼミ日程は10月7、8日。場所はエル大阪。
3連休をつぶしてしまうので家族からは大ブーイングだけど、
これだけは、行かせて下され~!