副田本道の「平和維新」

私の夢:「平和維新」を世界の共通語にすること。

人類が滅びる「第三時世界大戦」は絶対避けるべきだ

2008-11-17 04:28:00 | Weblog
一粒万倍日 メールマガジン国際派時事コラム「商社マンに技あり!」の紹介です。
泉 幸男(いずみ・ゆきお Izumi Yukio)さんに感謝。来訪者に感謝。

戦争のことについては詳しくないが、

 日本人の若い連中は、そう言って われもわれも と勝ち組
の「パーロ(中国共産党の八路軍)」に加わったのだと。

上記のような事実があったとのこと。
お国のために戦った、兵隊さんの生きかたを学んだ。
戦争を知らない私は、戦争の苦しみは知らない。
世界各地の紛争の報道を、テレビや新聞で知ると、悲しみがこみ上げてくる。
二度とこんなことが起こらないようにと、いつも思う。

アメリカの次期副大統領は、「第三時世界大戦が起こる」と予言している。

人類が滅びる「第三時世界大戦」は絶対避けるべきだ。

私は「平和維新」を通じて、世界中に訴えたい。

紹介はここから。
◆■■■国際派時事コラム「商社マンに技あり!」■■■◆
http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/

    「路地裏語り」で聞いたこと、話したこと

■■■■第245号■平成20年11月17日発行■■■◆

 「まぐまぐ大賞」の季節となりました。

 配信会社「まぐまぐ」が年末開催のメールマガジン(配信
誌)表彰イベントです。

 昨年は当誌も「行政・政治・地域情報部門第3位」の表彰
を頂き、お蔭さまで新たな読者との出会いもありました。

 よろしければ、今年も当誌を「まぐまぐ大賞」にご推薦く
ださい。
(↓ 賞の概要はこちら)
http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/

 11月18日(火)の午後6時締め切りで、まずは第一次予選
の推薦受付がおこなわれています。
(↓ 当誌を推薦いただくフォーム)
http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/form.html?0000063858

 部門ごとに上位10誌ほどがノミネートされ、その後あらた
めて読者による決選投票となります。



 11月15日の催し「泉幸男の路地裏語り」は14名の方にご参
加いただきました。 
 はるばるお越しいただき本当にありがとうございました。

 7月19日の第1回にも来られたリピーターの方が4名おら
れたのも、うれしいことでした。



 昭和20年当時満洲にいて、ソ連軍侵入ののち2年間ほどを
奉天(いまの瀋陽)で暮らした後に帰国したという方から、
会場のお好み焼き屋さんで問わず語りをお聞きした。

 終戦当時、12歳。お坊ちゃん生活が暗転した。

「日本は新型爆弾で廃墟になってしまったから、帰っても
しようがない」

 日本人の若い連中は、そう言って われもわれも と勝ち組
の「パーロ(中国共産党の八路軍)」に加わったのだと。

 周囲の連中からは最悪の選択だと言われた「日本帰国」を
自分は選んだ。
 結果的にはそれが大正解だった……。


■ 満洲帝国の継承者 ■


 敗戦後、およそ満洲にいた日本人という日本人が故郷を目
指し、それがかなう人がいて、かなわぬ人がいた……

……ということだとばかり思っていたが、じつは日本人も、
集団ごとにいろいろな境遇があり、それに応じてさまざまな
ムードがおおっていたのだろうと考え直した。

 歴史のヒダに身震いしそうになる。

 ちょうどブログに逆説とアイロニーをこめて、中国共産党
が中国国民党を圧倒できたのは満洲帝国の一大資産を引き継
いだからだ(それが満洲帝国建国の最大の誤算)、と書いた
ところだった。
http:

 お話を聞かせてくれた方も、こう言われた。

「そりゃそうですよ。中国共産党が力をつけたのは、満洲
を支配下におさめたからです。
満洲帝国を引き継いだから、中国共産党は勝てたんです」

「ああ、やはり実感としてもそうだったですか。
八路軍に勇んで加わった日本人は、いいように使われたあと
で、歴史から抹殺されたのでしょうか」


■ インドネシア残留日本兵はプラス評価だが ■


 終戦後に日本兵が、再来したオランダ勢に対してインドネ
シア人兵士とともに武器をとり、インドネシア独立に貢献し
たことはよく知られている。
 今では圧倒的にプラスの評価だ。

 しかし、中国共産党の八路軍に加わった日本人のことを我
々はどう評価すればいいだろうか。

 おそらく、生存欲やマルクス主義信奉の美化や、さまざま
の思惑がどろどろと屈折しながら渦を巻いていたはず。

「パーロ」に入った日本人たちを後々待ち受けたであろう
過酷な運命を思うと、今の視点でもって「バカもの」と斬っ
て捨てるのは忍びない。

 そんな思考を巡らす余地があるから歴史に惹かれるのだ。


■ 手駒としての台湾政権 ■


「路地裏語り」のオープニング・トークでは、台湾の前の
大統領、陳水扁さんの逮捕にからめ、こんなことも話した。
 以下、若干の補足も含めて。

 なぜ米国は台湾の独立を支持しないのだろう。
 民主主義の前衛をタテマエとする国が。

 台湾独立で万一、中国が武力行使してきたら困るから、と
いうのは多分オモテ向きの口実なのじゃなかろうか。

 台湾政府がいわば米国の傘下に転がり込んだ亡命政府だと
考えれば、あくまで中国から亡命してきた政府として遇し、
中国に対する主権を主張させ続けるのが外交の教科書に書い
てある基本形だろう。

 ド・ゴール将軍の亡命政権だって、フランス全土に対する
主権を主張していたから価値があり大事に遇された。

 米国ともなると、50年、100年単位の国家の盛衰を考えて
いて、中国共産党政権が崩壊した後に中国全土の主権を唱え
ることのできる亡命政府を手駒として持っておくのは当然、
ということではないか。

 だから、台湾の政権には独立を主張してもらいたくない。
 タテマエだけは中国全土にも潜在的な主権をもっていると
言い続けてもらいたいのだ。
 
 将来の選択肢が多いに越したことはないのだ。

 もちろん「それを言っちゃあオシマイよ」の世界だから、
米国政府がここまであからさまなことを口に出すことはない
にせよ……。


■ 第3回は来年春 ■


「路地裏語り」の後半で参加者の皆さんと話してみると、
オープニング・トークをもっと聞きたかったと一様におっし
ゃった。

 来年春の第3回イベントでは、アジアの政治経済・歴史を
縦横に語る正攻法でやってみましょう。

 ブログの強力な書き手をゲストにお呼びするつもりです。

 たとえ傍迷惑(はためいわく)でも、コラム子本人がやり
たいのは実は文藝ものでしてね。

 第1回の 現代詩歌い詠み も、
 今回第2回の 短篇小説の劇的朗読 + 短歌の謡い詠みも
やっている本人は「日本文学史上に残る事件」のつもりで、
ものすごく力を入れたのでありますが、まあ、2度やってみ
て多少は気が済みました。

 とにかく来年春も、ぜひお楽しみに。


===


▲ 後記 ▼


さいきんのコラム子のブログ記事から ――


現場では、ますます頼られている 「米ドル」
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/200811120000/

 名前はいちいち挙げないが、今回の世界金融危機で
「すわ、米ドル基軸の時代はこれで終わりだ」
と小躍りする論者がいて、現場の感覚とずいぶん違うなぁと
思っていた。

 市場は米ドル貨に熱いラヴコールを送り続けている。

 米ドルに取って替わる存在かと一時言われたユーロのほう
がずんずん下がっていく。

 サブプライムローンの債権を金融商品化して世界中にばら
撒くビジネスモデルで世界中にご迷惑をかけたのが米国金融
界であったのは事実で、歴史的「責任」はあるだろうが、

けっきょくそうやって

米国国内にはしっかり住宅資産が積みあがり、その費用の少
なからぬ部分を負担したのは、ヨーロッパ諸国をはじめ金融
商品で儲けようとした国民だった、という構図だ。

 帳簿上の損失は米国にもしっかり残ったが、資産もばっち
り積みあがった。

 米国外の人々は、ひたすら損をしただけ。

 だから、あんがい米国が傷ついていないというのは、じつ
にロジカルなのだ。

 なぜ「米ドル」がいま一層頼られるのか、わたしはうまく
説明ができないが、11月8日の日経にわかりやすいコラムが
あった。


「こ線橋」 って、何だ?
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/200811140000/

 数ヶ月前、工事中の日暮里駅構内のお知らせに「こ線橋」
という単語を見つけたときは、何のことか全く分からなかっ
た。

「こせんきょう」。
 この 「こ」 は、漢字でどう書くのだろう……。


==


<泉 幸男 著>


『中国人に会う前に読もう  第一線商社マンの目』 

『日本の本領(そこぢから) 国際派商社マンの辛口メモ』

通 信 販 売 も 受 付 中
http://homepage2.nifty.com/sai/mart/


==

■主宰  泉 幸男(いずみ・ゆきお Izumi Yukio)

http://www.f5.dion.ne.jp/~t-izumi/
(旗艦ウェブサイト。これまでの号もここで見られます)
http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/
(週に3回ほど更新しているブログ)

■発行者への通信は mailto:t-izumi@f5.dion.ne.jp
 いただいたメールは、引用することがあります。
引用内容が政治性を強く帯びたものについては、掲載につ
いて ご本人の事前了解をいただくつもりですが、 この辺の
采配は発行者にお任せいただくしかありません。
発信者氏名は原則として公開しません。公開する際は、ご
本人の事前了解をいただきます。
掲載するメールは、発信者の居住地名(市ないし県名)を
できるだけ書かせていただきたく、それについてお問合せを
することがあります。

■このメールマガジンの転送・転載はご自由にどうぞ。

■このメールマガジンの内容は、主宰の勤務先の見解とは無
関係です。このメールマガジンは、主宰の勤務先による監修
その他のサポートを一切受けておりません。主宰の勤務先に
おいて守秘対象とされる事項は一切含まれておりません。