白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

裏山散歩 笠岳

2024年08月15日 21時19分04秒 | 日記
79年目の終戦記念日。
戦争を起こしたのは誰だ。
戦争で設けたのは誰だ。
喜ぶのは軍需産業と名誉と権力欲にまみれた者たちだ。
泣くのはいつも庶民。

お盆。
高校野球の熱戦が続いている。
もう一つ日本アルプス銃弾レースが行われている。
富山の日本海から北、中央、南アルプスを経由して静岡の駿河湾迄、415キロのレース。8日以内に完走がルール。11日午前零時からスタートして、今先頭は365キロ付近まで到達している。残り50キロ。
GPSで位置がリアルタイムで確認できる。
前回2022年の覇者が今回もトップ。
ほとんど寝ないで山を走り続ける。超人を通り越してもはや狂人、いや驚人としか言いようがない。
いずれテレビで放映されるだろうが、早く見たい。

朝6時を少し過ぎたころ、電話が鳴った。
誰だ、こんな朝早く、と思いながら電話にかみさんが出るとこの9月に80歳になる友人のK子さん。
明日、雨の予報なので、笠岳今日にして欲しいという。
7月、楽しみにしていた鳥海山が、梅雨末期の大雨で7号目くらいまでしか登れなかったということで山に飢えている。

で、今日登ることに。
笠岳は標高2,076メートル。立派な2,000メートル峰なのだ。
ところが車で1,900メートルまで行ける。
ちょっとした散歩感覚で行ける山なのだ。

ゆっくり歩いて登り40分。
ガシガシ登っていけば11分。
ぼくも足を痛めているし、今日はゆっくりペース。





この山は階段がきつい。
何段あるか数えたこともあるが今はもう忘れてしまった。



頂上直下には岩場もあって楽しい。
登山者の中には怖くなってここで引き返す人もいる。


山頂。

晴れていれば360度の展望。


慎重に下る。
最近の山の遭難は転倒による骨折と体力不足による行動不能が圧倒的に多い。

帰りは志賀高原の高天原に立ち寄りヤナギランを見る。
ラストランでジェラートとピザを食べる。
お盆だというのに人影は少ない。
嘗ての賑わいを知るものとしては寂しい限り。

湯田中駅前にある楓の湯で汗を流しまったり。
入浴料300円がうれしい。

人出が多いメインの山になぞ出かける気にならず、地元の裏山で楽しい一日を過ごした。



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