白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

巣立ち

2021年05月19日 21時59分48秒 | 日記
四月初め頃、庭に置いた巣箱にシジュウカラが巣をかけた。
毎日楽しみに巣に出入りする様子を見ていた。
ひなが生まれ、親はせっせと餌を運んでいた。
元気に育てとそっと声援を送っていた。
そのひなが、昨日巣立ったようだ。
朝は親鳥がエサを運ぶのを見た。午後、ひなの鳴き声が聞こえない。
親鳥もやってこない。
午前中に旅立ったようだ。
その様子を見れなかったのは残念だが、十分楽しませてもらった。
シジュウカラの寿命は一年半から二年だという。
意外に短い。
一度に十個くらいの卵を産み、無事に育つのは八割程度だという。
大自然の中に飛び出して、自由に空を飛ぶがいい。
厳しい環境の中でも、精一杯生きて欲しい。
見守ってきた親のような気持ちで、少し寂しさも感じている。
新しい巣箱を設置しようと、今作り始めている。

庭では大好きなクロユリが咲き始めた。

小鳥や花たちが気持ちに潤いを与えてくれる。




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