白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

出張そば20人前

2023年06月10日 22時03分59秒 | 日記
『食品衛生責任者養成講習会受講修了証書』なるものがある。
これはお店を出すときに必要になるもので、保健所に申請すれば、もちろん施設面の検査はあるが営業することができる。
営業するつもりはないが、そばの会を運営するにはあった方がいいだろうと2年前に取得した。
今回、老人介護施設のNPO法人から施設で手打ちそばを出したいから協力してほしいと依頼を受けた。
17人分、温かいそばと冷たいそばという注文。
昨夜遅くと今朝早く21人前を打った。
さすがに身内や知り合いに提供するのとは訳が違う。蚤の心臓の私には緊張の度合いが違う。
そういえば、愛知の素庵さんが施設への出張そば打ちをしていたが、このところ更新がない。どうされたのだろうか。
そんな緊張の中続けて来られたことに敬意を払う。
ともあれ、自宅でそばを20人前打った。
粉は高山製粉の縄文。やや粗挽きの黒い点々の飛ぶ田舎風のそば。
打ちながら思う、これでいいのだろうか?もっともっとうまく打てるはず。
そんな風にして、施設に出かけて行った。
注文は暖かいなめこそば2。冷たいざるそば14。持ち帰り5。
湯を沸かし蕎麦を茹で、水洗い。1人前ずつしか茹でられないので時間がかかる。
出来たところから順に食べてもらうが、残念ながらそれを見ている余裕はない。全部出し終わるのに1時間くらいかかった。
そばはどうだったのだろうか?満足してもらえただろうか。

全て片付けが終わって、実費と少しばかりのお礼を頂いて、『年に3~4回このようなことをやっていただけないか』と言われた。
一応そばは合格と判断してよさそうだ。
都合3時間ほどだったが、無事に終わってほっとしている。

この次はスタッフの人に調理は任せて、打ったそばを届けるだけなら何とかなりそうだと思う。
これでも結構忙しい身の上なのだ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿