みんながいつも笑顔でありますように

私と家族と脳腫瘍G4の姉と

9月25日(木) 手術前日 入院2日目

2009-02-12 | 初めての入院
朝5時に出発して空港に向かいました。
眠ってないし泣いたし、で顔は腫れてた。
いつ自宅に帰れるかも分からない事や
理ちゃんは私が到着するまで大丈夫なんだろうかと
様々な思いが入り乱れて、気が付くと涙がポロポロ。
空港で理ちゃんにコアラのぬいぐるみを買った。
今度はいつ会えるか分からない夫さんとお別れ

飛行機に乗って、、、映画を見た。
その時やってたのは「相棒」あと
好きな俳優オダギリジョーの映画もやってたなー。
でも気が付くと涙がポロポロ メソメソ 

預けたスーツケースもないので
飛行機到着30分後にはもうタクシーに乗ってました。
あの日は蒸してたなー。暑かった。
9月も終わりで夜遅かったのに汗かいた。

そして病院へ。
受付で脳神経外科の病棟を聞いて迷路のような暗い廊下を歩き
ナースセンターで理ちゃんの病室を聞き 
コンコン ノックをして笑顔で入った。

もう決めてたんです。
 これからは泣かない、笑顔で何でもないように振舞う

理ちゃんは母にご飯を食べさせてもらってた。
手が震えてて あんまり食欲はないみたいだった。

母も笑ってたし、理ちゃんも私に気が付いて
「よぉ」って震える声で言ってた

脳のむくみがひどいらしく、意識も混濁していて
「今日が何日か」の質問にも「3月39日」と答えたりしていたのに
私が病室に入って母が
「あの人誰?」の質問に「あ、花だぁー」と答える事ができたし
「あの人は理の何?」と聞くと「妹ですよぉ」と誇らしげに答えた。
「お姉ちゃんじゃないの?」と聞いても「何言ってるのー妹ですよぉー」と。
「花はどこに住んでるの?」の質問は「・・・・?はははは 知りませんよぉ」
と元気よく笑っただけだけど。
でも妹の存在が分かってくれた事がとても嬉しかった。

とにもかくにも、いつ逝ってもおかしくない、と言われた昨晩の危機を脱し
ステロイド点滴で脳の腫れも抑えて
話す事も出来るようになったんだそうです。
私が到着した日は遅かったので Drからお話を聞く事はできなかったけど
ひとまず落ち着いているという事で安心。

入院1日目は、うちは父が居ないので母一人じゃ心細いだろう、と
旅行に一緒に行く予定だった親友Kさんが病室に泊まってくれたらしい。
本当に感謝です。
Kさんはとても落ち着いていて事実をしっかり受け止め
母を支えてくれたらしいです。本当に感謝。

明日は手術。
理ちゃんは眠りに落ち、
「今日はもう大丈夫ですよ」と言われたので
ずっと病院に居た母も一先ず私と一緒にいったん実家へ帰りました。
コンビニで買ったご飯を食べた。
まだご飯があんまり食べれなかった。
でも久しぶりに食べたコンビニおにぎりがおいしかった。
こんな時でも「おいしい」って感じれた。
理ちゃんに会って、母に会って
やっと私も落ち着いたみたいです、取り合えず。

実家に帰って、メソメソ泣くより、
うちの場合は「信じられない、信じられない」と
大きな声で不安を消すようにひたすら話していた、と思う。。。
これも自己防衛のひとつなんでしょうか



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