東日本大震災に端を発する福島原発の問題がなければ
私がこの本を手にすることはなかっただろう。
目に見えない危機…放射能についての文献を幾つか読んでいるなかで
この 「朽ちていった命」 について言及する筆者が何人かいたので
興味を持って 図書館に予約をして入手したんだ。
入手できるまでに 相当の日数が掛かったことから察するに
私と同じように 放射能が人体に与える影響について
興味を持った人が少なからずいるということなのだろう。
1999年秋に起きた茨城県東海村の臨界事故の犠牲者の闘病記録だ。
臨界事故であるから、今回の福島原発の問題とは質が違う。
ましてや、福島から離れた地域に住む者にとっては 尚更。
しかし
臨界事故が起こるに至った背景について読むに…
結局は 「杜撰」「危機意識の欠落」 なんだ。
たまらないよ。
2人が死亡し、所長・部長など会社側の6名が有罪となる事故が
10年以上も前に起きていたにも拘わらず
※ この本では特に、
被爆者の治療に当たった医療従事者の内面を吐露する記述に
深く感じるものがありました。
重く、辛い内容だったけれど、読んで良かった!
私がこの本を手にすることはなかっただろう。
目に見えない危機…放射能についての文献を幾つか読んでいるなかで
この 「朽ちていった命」 について言及する筆者が何人かいたので
興味を持って 図書館に予約をして入手したんだ。
入手できるまでに 相当の日数が掛かったことから察するに
私と同じように 放射能が人体に与える影響について
興味を持った人が少なからずいるということなのだろう。
1999年秋に起きた茨城県東海村の臨界事故の犠牲者の闘病記録だ。
臨界事故であるから、今回の福島原発の問題とは質が違う。
ましてや、福島から離れた地域に住む者にとっては 尚更。
しかし
臨界事故が起こるに至った背景について読むに…
結局は 「杜撰」「危機意識の欠落」 なんだ。
たまらないよ。
2人が死亡し、所長・部長など会社側の6名が有罪となる事故が
10年以上も前に起きていたにも拘わらず
※ この本では特に、
被爆者の治療に当たった医療従事者の内面を吐露する記述に
深く感じるものがありました。
重く、辛い内容だったけれど、読んで良かった!
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