年の瀬も押し迫った12月23・24・25日の3連休。
X’masで世の中はウキウキしていたと思いますが
私はこの3日間に2度も弓道場に通いました。
夫には 「ウチの嫁さん、こんな日のこんな時間に行くよ・・・」
と嫌味を言われながら。
ごめんね。
でも弓道場が冬休みに入ってしまうから
この週末が射納めなんだ・・・許せ!!
と心を鬼にして 家を出た。
率直に言って、
行って良かった。すごく。
幾人もの先生がいる中で、この日は
私が初めて 「この先生から学びたい」 とはっきり思いを寄せた方の担当日。
最近は、この「この先生から学びたい」気持ちが揺らいでいて
「ほかの先生にしようかな」という考えが浮かぶようになっていた。
理由は、この先生がアレコレ教えてくれないから。
さて、この日。
日が日だったから 人が少なくて
ほぼマンツーマンの指導を受けることができた。
先生とは帰り道も途中まで一緒で
いつになくじっくりと話し、
どういう思いで私を指導くださっているかを知ることができた。
「いろんな事をいう人がいるけど、1つずつでいい」 と
私の乗り越える力・努力を信じて、見守ってくださっていたのでした。
それなのに私は
他の先生がアレコレ言ってくださるのに比べ
この先生は いっつも同じことしか言わない…
あんまり私に教えたくないのかな、
先生と生徒としての相性が良くないのかな、、、
なんて捻くれた考えを起こして、先生を変えようかと思うようになっていたんだ。
私、なんて馬鹿だったんだろう。
いろいろな先生が居て、いろいろな指導法に接する機会があり、
先生を選べるからこそ生じてしまった迷いだった。
とは言え、
自分がずいぶん甘ったれた考えで弓道をやっていたことに気づかされた。
ちょっとでも早く、上達したくて必死だったのもある。
でも
私の、「もっとアレコレ言って欲しい」は、
子どもの「かまって かまって」 と何ら変わらなかった。
先生は ちゃんと見て下さっているんだ。
なんと! 親のような懐の深さじゃないですか!
親の心 子知らず
ならぬ
師匠の心 弟子知らず?!
先生は、先生のお考えで、私を指導してくれているのだから
あとは私が それをしっかり身に付けて一歩ずつ登っていけるかどうか、だけ。
ツベコベ言う前にまず 言われたことをしっかりやってみろ!だわ、私。
『急がば回れ』 だね。
今年は これで射納めです。
来年また 気持ちをあらたに コツコツ精進していきます。