久々に映画を観ました
地味に良かった~
ちょっとボケが入り始めちゃったような、頑固なお父さんと
その家族(特に次男坊)との物語。
100万ドルが当たった! と、その賞金を受け取りに徒歩で向かったお父さん。
家族はみんな その当選は詐欺まがいだと気付いているのに
当の本人は『当たった』ことを疑わない。
で、
お金を受け取るために歩き出して…高速道路を歩いているところを警察に保護された。
「この当選通知は、ウソだ」
「当たってなんかいない」
そう言い聞かせても、お父さんは聞く耳を持たず
やっぱり歩いて行こうとするんだ。
結局ね、次男がそんなお父さんを車に乗せて連れて行くんだよ。
100万ドルは当たっていないってことを分からせるために。
はっきり言って、地味なストーリー。
でも
妻の夫への想い が垣間見えるジーンがあったり
当選者に群がる周囲の反応に「ありがち!」と思えたり
『リアル』が随所にちりばめられているのが
なかなか良いなぁ~と思えるから観続けていられたんだと思う。
このまま終わりに向かうのかな、、、と思っていたら
クライマックスになって
『父の想い』が明らかになった。
これがグッと来た~~
そして
その父の想いに呼応して 次男の心も動いていく。
いや~ 後味の良い映画でした。
地味。
地味だけど良かった!!