Yuki Life

希望を胸に
しっかり 歩こ♪

底力

2011年07月01日 13時11分55秒 | 日記
福島原発では、高い放射線量で被ばくする作業員が相次いでいて、

人手不足が深刻化しているという。。。



事故当初こそ、マスクにミネラルウォーターに野菜産地にと

神経質になっていた人たちが多かったが、すっかり報道量も減った今、

みなさん、どの程度 深刻に考えているのだろうか?

(小さいお子さんを抱える方は、今もかなり気を遣っているのでしょうかね)


かく言う私は、

3月~4月半ばは、花粉症対策もあってマスクをしていたけれど

今はしていない。

水は、、、我が家には浄活水器をつけているが、

それでは放射性を除去できないらしいことを知りつつも、

日々その水で食事を作り、お風呂に入っている。

洗濯に至っては浄活水器を通していない水だし、

洗濯物も布団もベランダに干している。

なんとも お粗末な危機意識です。

だけど、こんな私も食べ物だけは問題意識を持ち続けていて。。。

過剰反応だと言われようと何だろうと、

なるべく西の方で採れたものを購入して食べている。

お陰で、もう3ヶ月強もの間、みず菜ときゅうりを食べていない。

私の住む地域では西の産地のものが売られていないからだ。

みず菜なんて京野菜なのにね・・・

大好きな魚や海草を食べる回数は、極端に減った。

「いつまで続ければ安心できるかな~」と思いながら、

毎日、未だ終息の目処の立たない原発のニュースを見てる。




ところで今、

「若い人よりも被ばくによる影響が小さいわれわれ引退組が作業に当たった方がいい」

との山田恭暉さん(元技術者)の呼び掛けで、

400人ほどの60歳以上の方が参加を表明、約1200人が支援を申出ているそうです。



私は、知識もなく ただ怖がるばかりで情けないものですが、

こんなにも沢山の・・・愛国心、正義感、、、なんと言うのでしょう、、、

何とかしよう!という熱い心を持った方がいるのですね。

震災に際して知った、

東北の人たちが「自分よりも他者を」と気遣う逞しい優しさ、

首都圏の帰宅難民に向けられた援助の数々、

そして、この度の既リタイア者たちの申し出!


今年は、大変な経験をした年であると同時に

日本という国民が底に持つ国民性を知る年にもなりました。

計画停電・節電を経て、今後の日本が向かう道に

その国民性を反映していけると良いなぁと思います。