4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

明日への課題

2014年03月05日 23時57分21秒 | 観戦記

キリンチャレンジカップ2014
日本 4 vs 2 ニュージーランド

シュート数16:10

岡崎慎司(前半4分)
香川真司(前半7分)
森重真人(前半11分)
岡崎慎司(前半17分)
ウッド(前半39分)
ウッド(後半35分) 
2014年3月5日(水)19:40
国立競技場

7.6℃ 47,670人 

最後の国立の舞台で行われた日本代表の試合。
負け試合はさけたかったのだろうか。
仮想ギリシャとの対戦なのか、3年前に開催中止となった被災国同士の親善試合なのかはわからないが、今日の試合はW杯出場選手決定前の大事な時期を考えるととても残念な試合内容だった。

対戦したNZはスピードもなく、フィジカルもJリーガーたちが簡単に対応できるほども欧州を仮想できるレベルはになかった。
むしろそれよりもひどかったのは日本代表の方だった。これまでのザックジャパンの試合の中でこれほど連動性の低い試合があっただろうか。本田は再三得意ではないドリブルでボールを奪われつづけ、持ち味であるパス、フリーキックでは精度を欠いた。また香川はドリブルにキレがなく長友との動きも合っていなかった。
また後半から出場した遠藤も試合から消えている時間が多くチームはスピードを失い劣化していった。
中でも絶望的なのは守備陣のレベルの低さだった。これから対戦しなければならないW杯出場国に比べ決して手強いとはいえないレベルを相手にイージーミスが目立ち失点を生んでいた。特にひどかったのは、酒井(宏)、吉田。だが試合に出たDF陣全員をリストから外してもいいほどだった。

交代メンバーに関しても齋藤、豊田はザックの中で選手順位が低いことが明確になった。
選定を踏まえればもう少し長い時間ピッチに立たせても良くザックの采配にも疑問が残る内容だった。
個人技で得点を重ねただけで相手の状態、失点を考慮すると先行きを強く不安視させた試合となったが現段階でのウィークポイントが分かったことだけは良かった。

ただ言えることは、ファン・サポーターがこの試合をみておもしろいと思ってはいけないし、納得してもいけない。
こんな試合が日本代表がしてはいけない。
そんな考えでは日本のサッカーや日本人プレーヤーが世界のサッカーで認められる時代は遠い。
どんなに目指すはW杯優勝と口にしていても、日本のサッカーは世界的に知名度が低いままだ。

試合内容以外では足を痛めた主審が途中で4審に変わるというのは初めて見たが、国立の珍事として語り継がれていくのだろうか。

後半10分ごろ、オーストラリア人のMr. Alan MILLLINER(アラン・ミリナー)主審が左太もも裏の違和感を訴え、第4の審判員東城穣(37)が代わりにピッチへ入った。

試合内容と同じく寒かったのは演出にもある。国立での最後の代表戦と謳いアディダスが特別ユニフォームを販売したり(多くは4月の受取となるが)、入り口で国立のミニチュアを配布したが、当日に発表された「ウカスカジー」の新曲はチラシとVTRのみ、国歌斉唱も伴奏のBGMのみと雨風に冷えきっていた観衆には寒々しい演出だった。さすがにキプロス戦では恒例の無駄なイベント披露に金を使うんだろうか。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 雪辱の勝利 | トップ | サポーター問題 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

観戦記」カテゴリの最新記事