日本代表 0-2 ガーナ代表
ボール支配率
FIFAランク
60位-50位
58.1%-41.9%
8分 T.パーティー(ガーナ/5)
51分 E.ボアテング(ガーナ/21)
日産スタジアム
2018年5月30日 19:28 雨 一時 曇 20.3℃
64,520人
雨が降り止まぬピッチで行われた国内最後の試合は完敗だった。選手によってはこの試合が国内で最後の代表戦となる可能性もあった。
サッカーは個人技の高さよりも高い組織、連動性がチームの強さとなる。
そういった上で本来ならW予選で敗退したチームよりも、出場を決めているチームの方が完成度を上回りFIFAランク以上の結果を生む可能性も高い。
とくにホームアドバンテージのある壮行試合であれば。
しかし、チーム力は終始安定した「らしさ」を見せたガーナが上だった。高い個人技と強いフィジカルを余すことなく積極的な攻撃を仕掛けたかと思えば、日本サイドでピッチに倒れる選手が時間を稼いだ。
得点は選手の高いシュート技術で奪ったと言えるが、そのきっかけはやはり時間をかけて築いたチーム力の差だろう。
日本はチームとしても、個人をみても気迫を感じさせたプレイが少なく感じた。
だからといって本田、香川、長谷部は気迫は感じられたが空回りしているようなプレイも多かった。
そもそもこの試合の本来の目的は翌日の発表に控えた選手選考にある。
現26人中3人が落選。サポートメンバー入りが予想される。とくに南アフリカ大会組にとってはほぼラストチャンス。
チャレンジマッチのレギュレーションを利用し6人の交代を使った日本(ガーナは4人)。
HTでピッチを降りた大迫、宇佐美、原口、そして特に際立っていた長友は確定だろう。
逆にその後の3人(武藤、香川、酒井高)、そして後半入れ替わった長谷部、本田、山口と井手口、岡崎、武藤ら9人が当確線上にいると考えられる。
1人しか交代させなかったDFのメンバーは固そうだ。
W杯後は森保一の監督就任も噂されているサムライブルー。
少なくとも国内で行われる西野Jはこの1試合のみとなる。
超短期の西野ジャパンがロシアで結果を出したとしても日本サッカーの未来に大きな影響はないが、少しでも素晴らしい試合にしてほしい。
・今後の日本代表スケジュール
国際親善試合
2018/6/8(金) 現地時間 19:00 (日本時間 26:00)
vs スイス代表
スイス/スタディオ・コルナレド
国際親善試合
2018/6/12(火) 現地時間 15:05 (日本時間 22:05)
vs パラグアイ代表
チボリ・シュタディオン(オーストリア/インスブルック)
2018FIFAワールドカップ ロシア
第1節 2018年06月19日 15:00 KickOff
vs コロンビア
サランスク/モルドヴィアアリーナ
第2節 2018年06月24日 20:00 KickOff
vs セネガル
エカテリンブルク/エカテリンブルクアリーナ
第3節 2018年06月28日 17:00 KickOff
vs ポーランド
ヴォルゴグラード/ヴォルゴグラードアリーナ