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緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

あけましておめでとうございます

2011-01-02 01:23:20 | 日々

 ああ。1月1日のうちにupしようと思ったのに、間に合わなかった…。

 大晦日は夜勤をしまして、元旦が夜勤明けでした。
 本当に、とても穏やかな夜勤でした。これまでにないくらい…。
 
 


 今年もぼちぼちと更新していきます。
 今年は、自分にとって、えらいこっちゃになりそうな予感がしております。
 とほほ。

 とにかく??本年もよろしくお願いします。
 


見送る立場

2010-03-28 12:10:23 | 日々

 春は、出会いの季節ですが、お別れの季節でもあります。

 自分が「見送る立場」にあると、とても切ないものがあります。
 
 当然、見送る立場を、痛いくらいに意識しないといけないとなると、「見送られる立場」の方に対する、尊敬や愛着などなどが心全体に充満している状態です。
 
 ありきたりな言葉ですが、残念で仕方ありません。
 
 職場を去る理由は、おめでたい理由だけではありません。

 
 病院と、そして、看護部と、その人を取り囲むさまざまな環境と、うまく折り合いがつけられなかった結果として、「退職」という選択をされる方がいらっしゃいます。

 見送る立場にある自分は、今回ほど、その人が、辞めるという選択をする前に、もっと、もっと、私にできることはなかったのだろうかと考えあぐねています。
 今さら、考えても仕方のないことかもしれません。
 けれど、考えずにはいられません。
 
 事態が少しでも改善する方向性はなかったのかと考えることもあれば、過ぎたことなのに、誰かに対する愚痴めいたことも、振り払っても、振り払っても頭の中にまとわりつきます。困ったものです。

 私も、かつては、見送られる立場にありました。
 自分の安住の場所めいたものを求めて、職場を去った経験があります。

 見送られる立場であった過去の自分を考えると、職場を去るという決断をせざるを得ないときもあり、その決断を下した時には、周りのことよりも、自分のことを最優先に考えざるを得なかったことを思い出します。


 冷たい言い方ですが、職場がその人の未来や幸せのすべての保証をしてくれるわけではありません。


 職場を去ると、決断を下した方に送る言葉は、いつも、

 「あなたの決めた道を、振りかえることなく前に進んでください。」でした。

 いろんな状況が絡んだ上の今回のお別れでしたが、今回も、同じ言葉を送りました。


 俯いてばかりはいられません。
 私も、前に進むしかありません。
 

12月!!

2009-12-04 00:00:28 | 日々

 早いものですね。もう、12月。

 おかげさまで、インフルエンザにも、風邪にも負けずに毎日を過ごせております。
 それはよいことなのですが…。


 日々、一体、何をやっているんだろう…、と、やらなければならないことに埋もれて、焦りを感じている毎日でもあります。

 今月は、緩和ケア病棟でのクリスマス会があります。
 そして、自分個人のイベントとしては、忘年会があります。
 
 ちなみに、クリスマスイブは仕事、大晦日も仕事…。

 ああ、さみしいなぁ。

 
 ちょっと、ぼやかせていただきました。
 

よーく考えてみると

2009-10-25 22:04:43 | 日々

 月に数回しかupしない、できない、このブログ。
 毎日更新なんて、とんでもないっ(汗)でして。

 でも、過去の記事を見ていると…。なんと、あらためて、このブログを始めて1年以上経っていることに気がつきました(おそっ)。
 
 よくここまで来たなぁ(あっぱれ、私)。

 
 これからも、少しでもがん患者さんのケアのことや、看護師のことなどなどをお伝えできればと思っています。
 
 ぼちぼちとおつきあいくださいね。
 
 今日も読んでくださったあなた。
 チラ見してくださったあなた。
 目に映っただけでさっさと退散したあなた。
 
 とにかく、ここを訪れてくださったみなさま。
 ありがとうございます。
 
 

もう、6月

2009-06-01 00:32:18 | 日々

 もう、6月になっちゃいました。
 
 月日が過ぎていくのはとても早いですね。
 
 他愛もない内容になっちゃいました。
 
 これを読んでくださっている皆さん。お体にお気をつけください。
 たまーに、寄ってくださいね。たまーの更新ですから。
 

めっちゃ熱い

2009-02-24 22:42:40 | 日々

 同じ関西に住むもの同士であっても、言葉の使い方というのは違うものです。
 私は生粋の関西人ではありませんが、そこそこ、関西に住んでから長くなってきているので、ちょっとは関西人に染まってきたかな?と思ってます。

 私が、ことさら、敏感になるのは、自分が聞いたことがないまたは知らない言葉を耳にしたときです。

 先日、こんなことがありました。

 入院された患者さんは、食道がんがかなり進んでいました。熱いものを食べると、痛みがあるはずなのに、とてもとても熱いものを好んで食べられておりました。
 そこで、うちの緩和ケア医が患者さんに投げかけた言葉は…。

 「食べるものは、やっぱり…、『ちんちんに』熱いほうがいいんですかね?」

 緩和ケア医と患者さんが話をしていたところに同席していた私は、二人の会話の内容はそっちのけ…。

 「え?今、『ちんちん』ゆうた?何、何、何それ?めっちゃ、熱いってことを、『ちんちんに』熱い、ってゆうん?でも、それって、それって…。」

 もう、その言葉ばかりが気になって仕方ありませんでした。

 患者さんと話が終わったあと、緩和ケア医と私は話をしました。
 
 「せんせー、『ちんちんに』とかゆうとったなー。普通、そんなん、いわへんで。」と私は言ったのですが、
 ここから、「すごく熱い」ということを「ちんちんに熱い」というかどうか、でスタッフも湧き始めました。

 『ちんちんに』熱いというのは、あり!というスタッフが大勢いました。
 
 ちなみに、めっちゃ熱いというのは『ちんちんに』熱いというそうですが、めっちゃ冷たいは、「きんきんに冷たい」となり、『ちんちんに』冷たいとは言わないそうです。

 
 いやいや、日常で、路面電車のことを『ちんちん』電車、とはいうけど(これは聴き慣れてる)、『ちんちんに』熱いとはいわんやろー。

 
 でも、言うらしい。
 

 『ちんちんに』という言葉に、過剰に反応してしまった私が、エロいとか、云々、そういうこっちゃなくてー。

 
 関西人にとっての標準語なのね、『ちんちんに』熱い、は。
 
 私は、まだ、関西人に染まりきれていないところが多々あるんだろうなー。
 
 でも、よぉ使わんわぁ。こりゃ。

目まぐるしい一日

2009-02-14 00:33:43 | 日々

 今日は、認定看護師の卵さんの修了式に参加してきました。
 勿論、そのためにお休みをとるわけにはいかず、仕事の合間をぬって学校に出向きました。

 無事に修了することができてよかったねー。
 おめでとう、みまさま。
 (ひっそりとですが、ここでもお祝いメッセージ、っと。)

 謝辞を代表さんが読まれているときには、すすり泣きがあちこちから聞こえてきて、学生でもないのに、私もうるっときそうでした。
 これからのご活躍を期待してますっ。


 ところで。

 今日は、そのおかげで、かっとびに忙しかった、です。
 お昼ごはんは、まともに食べる暇がないので、往きは、休憩室に転がっていた?食パン1枚を運転しながらかじって…。
 帰りも、患者さんのご家族との面談の予定があったので、ゆっくりすることはできずで、せかせかと帰ってきました。またもや、昼ごはん代わりとなる食料を食べそびれそうだったので…。


 大急ぎでコンビニに寄りました。その時の食べたいものの気分は「グラタン」でした。
 しかしなー、運転をしながらどやって食べる?と考えちゃいました。

 が。

 食べる方法よりも、食べたい気持ちを優先して、グラタンを買いました。

 で。

 さすがに、運転しながらグラタンを食べるのは無理なのでー、赤信号になるたびに、がつがつ食べて、全部食べちゃいました。
 対向車の運転手さんの視線は、気になっていないことにして、食べることと、信号が青に変わるタイミングに集中!!!
 (危ないってわかっていますが。すんません。しかも、早食いっ!!)

 食い意地が、張って、張って、張りまくり、の私。

 そして、駆け足でケーキ屋さんにより、病棟のスタッフに食べてもらうケーキを買って…。

 来週も、「どうなることやら」の毎日になりそうです。
 

自分に重ねて

2009-01-23 18:40:41 | 日々

 スーパーに買い物に行った時に、たまたま出会った、なじみのある顔。
 病院の病棟の掃除担当のおばちゃんだった。

 「おつかれさまです。」と声をかけた私。
 
 実は、スーパーで職場の人を見かけたその時は、常に「逃げちゃお~~」と思う私です。だってですね、かごの中を見られるのって、ちょいと恥ずかしいからー。

 でも、今日は何だかわからないけど、「堂々と?」おばちゃんに声をかけました。
 
 おばちゃんは、自分のかごの中身が「たいしたものではない」ということを話しつつ、ご自分の事情を笑顔で話し始めました。
 ご家族のことでした。聞いていると、家から逃げ出しても、誰からも「そりゃそうだよな」と同情してもらえそうな事情の中、必死にご家族のお世話をしていらっしゃることがわかりました。

 ご家族の事情にいろいろなことがある、というのはよくあることです。私がどうして今日、こうやってブログにまで書いているかというと。
 おばちゃんの普段からの笑顔があったからでした。

 おばちゃんは、朝早くから、病棟をお掃除してくれます。必ず、笑顔で「おはようございます。」ときちんと挨拶をしてくれます。
 おばちゃんは、病棟にひょこっと入ってきた虫退治に困っていると、必ず、笑顔で手を貸してくれます。そして、虫の説明までしてくれます。
 おばちゃんはいつも笑顔です。

 どうして、この人は、こんなに笑顔でいられるのだろう…。

 おばちゃんは、言いました。
 「普段から、(ひどいことを)言われなれてるから、少々のことなら気にならないわ。」
 
 おばちゃんの話を聞きながら、自分のことを省みざるを得ませんでした。


 逃げたいけど、逃げられない。
 逃げたいけど逃げられないから、逃げない。
 けれど、逃げないのは、自分の意思。
 逃げようと思えば、いつでも逃げられるのに、逃げないのは、自分の意思。


 逃げたいな、と思っている自分と、おばちゃんの逃げない生き方を重ねずして話を聞けなくて、ずっと、考えていました。

 おばちゃんが「ぼちぼち」とやっていけることを祈りつつ、さて、自分はどうしよう?と考えさせられた一場面でした。

 そう。
 私は迷っています。
 
 自分は、今のままでいいのかどうかを。
 

忘年会シーズン

2008-12-20 20:39:01 | 日々

 12月は忘年会シーズン。
 
 私の宴会の参加スタイルは…。

 最初は談笑しながら、出されたお料理をぼちぼち食べて、みなさんがそろそろ「お腹がいっぱいになってきた。」という頃に席を移動します。そして、皆さんが食べきれないお料理をがっつり頂く、というものです。
 そう…。
 出された一人前のお料理で満腹になって満ち足りることがあまりないのです…。


 先日の自分が元いた部署の忘年会では、みなさん、私が「食べまくる」ことを知っているので、お料理を分けてくれます。
 でも、もう既にデザートのためにお皿がさげられていたため、シメのご飯を食べようと思っても、おかずがありませんでした。
 集まったお皿はおしんこ5皿。おしんこで茶碗にこんもり盛られたご飯を頂きました。
 とほほ。

 今年は、今まで看護師として勤務してきて、初めて、よその部署からの忘年会のお誘いがありました(ああ、嬉しい)。

 よその部署の忘年会ではセーブしないとね…。
 「食べまくり」を否定することはないのですが、いささか、恥ずかしい…。

 

ああ、研究

2008-11-10 00:38:53 | 日々

 この時期は、大学の教員や大学院生からの研究参加のお願いが多くなります。
 結構な頻度で調査用紙に記入しているスタッフからは、「またー???」と『うんざりだー』メッセージが飛び交っています。

 かつて、研究をやっていた頃の自分のことを省みると、研究に参加していただけると、とてもありがたく思っていました。ですから、しぶしぶなスタッフに、「書いてもらえたら、研究者はとっても助かると思うよー」と声をかけています。

 この時期だから、仕方がないかもしれないし、調査用紙の内容によっては、うんざりになるのは仕方ないかもしれない。
 
 が。

 もう一度、研究をやっていた頃の自分を省みないと…。
 研究の参加は「自由意思」。
 どんな理由でうんざりするかはさておき、こんな調査には協力できない!と思うスタッフの気持ちも尊重して、いやなら書かなくていいよ、とも声をかけてあげないといけないなーと思う今日この頃です。

 ああ。私も研究をやらなくちゃ。
 計画書は遅々として進まず。ちちちちちちち遅々…(意味不明)。