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緩和ケアで行こう

へなちょこ緩和ケアナース?!のネガティブ傾向な日記です。

高齢の患者を馬鹿にするでないっ!!!

2013-04-22 21:53:32 | 日々

 うちの母親は70歳を超えておりますから…。
 定期的に通院しているのであります、でも、これって、別に珍しいことではなく、この年代の人々にとってはよくあることで…。


 うちの母親は、腰椎すべり症の手術を受けましたが、足のしびれが思うようにとれず、神経障害性疼痛に悩まされている人です。



 
 通院している整形外科は、地元では「有力な???」病院。

 母親の脊椎の状態や手術後の体調を聴いていると、ポンとしましてはもう、加齢による身体的な不自由さといかに付き合っていくかということがうちの母親の課題ではなかろうか、と思っています。
 
 ただ、母親は自分の体調と日々、必死に闘っております。
 ですから、電話であっても、必死に自分の体調の不調さをずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと話し続けます。


 人が自分の体なのに自分の体じゃないような、そんな自分の体とおつきあいするには、周りの者も「うげげっ」と思うくらいその人の愚痴を聴くことが必要になるものだなぁ、って常々思います。
 (緩和ケアを大切だと思う者としては、「愚痴」と言い切るのは本望ではありません。自分の親だからです、愚痴っていうのは)


 


 で。


 母親は言います。



 「あそこの先生は、にこりともせん。自分からどうですか、すらゆうてこん(=言わない)。」


 だそうです。
 うちの母親の主治医(整形外科のドクターね)はとてもコミュニケーションが取れない医者みたい。
 しかも、外来の看護師すらが、「あの先生は喋らない」ですって。



 


 あああ。
 そんな医者(こういう時には医師ではなく、ドクターではなく、医者と呼ばせてもらいます、私の感覚です)って、よく聴くよなぁ。



 そこのとこ、私が直接どうにかできることではないので、母親にいくつかの「お笑い」選択肢を提示しました。


 ①「せんせ、(医師の仏頂面を配慮して)せんせこそ、体調はどうですか」と聞く。
 ②「せんせ、これあげる~~~」って、あめちゃんまたはチョコでも渡してみる。
  (おそらく、これはすぐにゴミ箱行きまたは看護師にあげてしまう)
 などなど。


 この医師、うちの母親がお礼と称して渡す「現金」を渡した時だけ、「ありがとう」というそうな。


 ああああ。
 

 最低やな、この医者。
 くそっ。


 現金を渡すことって、汚い気持ちというよりも本気でお礼を示したい患者の気持ちをどうとらえているのだっ。
 と、その医者に言いたい。

 くそっ。



 なんでもかんでも、高齢者の体調の不調を「年だから」で済ませるでないっ!!






 医療者は、「診てやっているのだ」「看てやっているのだ」では求められている役割やプロ魂としてはお粗末すぎます。





 

 


 蛇足ですが、私にも実は、「コイツ」ががんになって緩和ケア病棟に入院してきたら、どんなにしんどくても、どんなに痛くても、「どうせ、終わりなんですから何もしなくていいんじゃないですか」って、鎮痛剤などなど、全く使わずにいてやるからっ、っ!!!って思っている医師が何名かいます。


 「どうせ、終わりなんですから、何もしなくてもいいじゃないですか」は本人(=某医師)の言葉です。
 

  

 実際に、そんなことはできないし、実際にその人の苦しさを目の当りにしたら真剣に考えてしまうとしても。





 医者ってのは、どうしてこんなに患者をもやもやとさせてしまうのでしょうね。

 患者だろうが、医師だろうが、同じ人間なのに。
 生きていること、生きてきたからには死に向かっていることは、生まれてきたからには万人に同じことなのに。


 


 

あ゛あ゛

2012-10-25 22:43:04 | 日々

 もう、これで、今の職場を離れよう…と思うタイミングの時にも、
 大変ショックなことって、起こるんだなぁ。


 組織から、
 お前はいらないといわれているような感覚。

 きっと、これは、自分の被害妄想だ。
 目の前で起こっていることは、大したことじゃない、そんなはずはない、と言い聞かせないとやってられない。




 ショックなことは、 
 忘れることは難しいけど、どうにかこうにか、自分の未来のためにできるだけいい意味づけをしないと…。



 でも、今の自分じゃ、

 本当に、
 心が折れそう。



 


 目の前で起こっていることに、
 ついていけないよぉ。

 


へろへろ・・・・

2012-09-22 15:03:25 | 日々

 このところ、息継ぎをせずに素潜りを続けているので、水面に浮上して息継ぎはするけれど、うまく空気を吸えなくてアップアップしているのにまた潜らないといけないような状況…。
 (まわりくどくてよくわからない表現ですね)


 病棟の管理業務、病棟でのスタッフ業務、専門職としての職務、院内外の講義の準備、一般病棟への訪問、学生指導・・・。
 

 やらなければならないことがありすぎて、窒息しそう。




 そろそろ、
 自分の限界を迎えつつあるので、なんと。
 今日。


 人材派遣会社に登録してみた。



 
 もう、がんばって笑顔すら浮かべられないくらいの精神状態なのだけど、
 スタッフからは、もっと笑顔でいてくださいっていわれて、
 ほんまに、へこみそうになった。



 

 ここで愚痴ることって、
 自分以外の人にこの愚痴が伝わるってことなので、よくないんだろなーと思いつつ、
 ああ、もう限界だーとひしひしと感じているので、思いは自分の心と体に充満して、自分の心と体だけでは思いが居座る場所が足りなくて、溢れてしまったので指が動いてしまって、「吐いて」ます。






 「私」ではなく、「私以外」のところにうまくいかないことのすべての原因があるという風土で呼吸することに疲れました。



 


 

スミマセン

2012-09-07 21:43:54 | 日々


 画像は、
 フレンチトーストでございます。

 訳あって、
 「エンシュアリキッド」なるものが廃棄ということになりそうだったので、捨てるのはもったいないと思いました。


 で。
 そのエンシュアリキッドを1缶ほどいただきまして。






 フレンチトーストって、牛乳と卵で作りますが、牛乳の代わりにエンシュアリキッドで作ってみました。



 そして、スタッフに試食してもらいました、とさ。




 このフレンチトーストは、エンシュアリキッドで作っています、と食べる前に伝えると、どのスタッフも、「ええええ~~~」と言って、食べるのをかなり敬遠します。


 しかーし。
 何も言わずに食べてもらうと、おいしいと言ってもらえます。


 このリアクションの意味するところはー。
 いかにー。
 エンシュアリキッドっておいしくないかとスタッフが思っているのかってのを物語っていると思われますが…。
 (実際に、患者さんは飲んでいるのだけれど・・・)


 


 ま、こんなことをやってみましたっていう報告でありました。


 


 

バイクちゃん

2012-08-15 21:13:54 | 日々

 気分転換すること。
 大切ねー。

 その引き出しは、多いほどいいかもしれないですね。


 ああ。
 そろそろ、私は、「バイク王」さんに連絡しようかと思っている今日この頃…。


 
 バイクに乗る気持ちになれない私…。


 バイクだって、一期一会のはずだけど…。
 ほんまに、ごめんね、バイクちゃん。



 今日は、バイクのミラーにセミが止まっていた。



 そうか、そうか、セミにとってはいい休憩場所やったんや。
 それなら駐輪場にたたずむ価値もあったかな。



 は~~~。



 とほほ。



 

奥の手、打破っ

2012-03-27 23:04:29 | 日々

 今日は、ある会議に出席するために、病棟での仕事をそそくさと切り上げ、会議に出かけました。


 それにしても。
 最近、病棟は火の車。

 休日もヘルプを看護部に頼んでみても、「しかと」されてしまう状態で、とほほなことですが、ポンが穴埋めに出勤しなくてはならない過酷な状態。

 これって、どんな施設でもよくあることなのかな…。

 そんなこんなで悶々とする日々。
 帰宅してから、翌朝までの自宅での滞在時間が短い、今日この頃。



 で。
 今日の大切な会議。


 運転をして会議が開催される場所まで向かいましたが…。


 恐ろしく眠たい。

 運転をしていても、このまま事故をして死んでもいいや…ってくらい眠たかった。

 体が「びくんっ」となるくらい、うとうとしてしまっていまして。



 このままでは、本当に死んでしまう…と思ったので、途中でコンビニに寄って、迷った末。
 「ミンミンダハ」を購入っ。
 普段はこの手の類を飲むことはまず、ありません。
 でも、今日は別っ。
 会議で居眠りをするわけには参りません。


 何としても居眠りは避けねば…。

 

 眠いし、急がなきゃなんないし。

 で。
 じっくりと選ぶ時間がなかったんです。
 だから、2種類あった眠眠打破の「高価な」方を買いました。

 どれどれ。
 興味があったので、成分を見てみようとしましたが、無水カフェインがどれくらい含まれているのかがよくわからなかった…。
 瓶のボディには、書いてくれていると思っていたので…。




 ま。
 半端なく眠たい私にはそんなことは、どーでもよかったことなので…。
 

 

 とにかく、ごくごくっと飲みました。




 そのあと。



 びっくりするくらい、目が冴えました。


 ほんと、びっくり。


 運転しながら、眠眠打破のポンへの仕事ぶりに感心してしまいました。



 おかげさんで、会議は一睡もすることもなく…。
 (当たり前っ)



 
 ただ、会議の内容は、できるものなら、眠っていたかった…という結果でした…。

 とほほ。



 それにしても、すごいなぁ。
 打破。

 

 
 
 

明日がやってくるのが早い

2012-02-24 21:47:40 | 日々

明日がやってくるのが、
「あっっっ」という間の毎日でございまする…。

明日の朝、起きれるかなぁ。
いつもよりも早く起きなきゃなんない。





朝がとっても弱い私…。
携帯のアラーム+スヌーズで、30分鳴りっぱなしの毎日だから、
起きたい時間の30分~1時間前からアラームはセットしております。
とことん、朝が弱い。



このところの生活の窮屈加減で、なんとか、6時くらいには目覚めることができるようになった私…。
(通勤時間が短いので、心身共に甘えてます)
これでもがんばっているつもり…。




朝に強いってのは、憧れますぅ。







明日は、ざちょ、がんばってきます。


年始

2012-01-04 00:02:43 | 日々

 あけましておめでとうございます。
 今年も、このブログにおつきあいいただけると、とっても嬉しいです。


 また、「今年」が始まったっ。

 今年は自分にとって「動く」年にしたいと思います。
 さて、どう動くのやら。


 ますます寒くなってきていますが、みなさま、お体に気を付けて。
 

2011年12月31日

2011-12-31 02:03:50 | 日々

 このブログを読んでくださっている方々へ。

 今年も一年、おつきあいくださってありがとうございました。

 来年もぼちっといかせていただきます。

 
 来年も、もっと、もっと、緩和ケアを好きになれるといいなぁ。
 
 みなさま。よいお年を。
 

原稿、完成

2011-11-18 04:57:59 | 日々

 突然の原稿を依頼され、悶絶しておりました。
 今週の初めに依頼を受けて、締め切りが本日っ。

 
 今回の原稿にはこれといってテーマがないので、かえって、頭を抱えてしまいました。
 いつもなら、結構、悩みつつも、ぱぱぱーーっと仕上げることができるのですが…。

 そしてー。

 今。

 完成いたしましたー。


 はぁ。疲れました。
 
 

複雑な人間関係

2011-09-28 04:46:45 | 日々

 世の中には、
 いかんともしがたい人間関係というのは存在するものなのですなぁ。

 関係の修復よりも、
 ひょっとしたら、お互いが、その時を何とか過ごすことだけでも「よし」とする方がいい時も、あるものですなぁ。
 
 ああ。
 複雑。
 

ばたん、きゅー・・・

2011-06-29 05:12:06 | 日々

 このごろ、仕事から帰ってきたら、ふっと力が抜けた途端、気が付いたら数時間が経っていた…という毎日を過ごしております…。

 患者さんや家族さんに、何か、短期的な目標を持てるといいですね…とお話ししながら、生活のお手伝いをしてはおりますが…。

 私の目標は…。
 何にしよ?

 

 とりあえず、大学時代の同級生にメール、メール…。

 『私を連れ出す計画を練ってくださいまし。』

 『じゃ、お泊りでーーー。』
 (友人は、このような企画を、私への「接待」と呼んでくれてます)

 
 おお。友よー。
 ありがとー。
 

 ってなわけで、これを「お楽しみ」にやってこかー。
 

心が軋む

2011-03-15 05:13:58 | 日々

 先週末から、テレビの前から離れられなくなり、ネットでは震災関連の情報をいやというほど、読みました。
 津波に飲み込まれる街の映像をみていると、こちらまで息苦しくなるくらいです。
 
 
 
 今日、仕事から帰ってきて、テレビをふとみると、小学生くらいの女の子がインタビューを受けてました。

 確か、
 「帰るところがあることがどれだけ幸せなことか…、家族がいることがどれだけ幸せなことか…。」

 そんなことを話していたと思います。





 いやいや、そんな感謝の気持ちを持たなければならないのは、私たちのほうだ…。

 
 生きていることに感謝しないといけない…。




 
 普通に生活できていることを申し訳なくも思いつつも、自分にできることは何か?ということを考えずにはいられません。

 
 被災地に飛んでいきたいと思っている医療者はきっと多いことでしょう。
 何か、手助けになることをしたいと思っている人も多いことでしょう。

 もどかしくて、マスコミの報道や関係者のあり方に憤りを感じるのも仕方のないことかもしれません。


 
 自分にできることは、被災地の方々に、直接的なお手伝いをすることだけではないと思っています。

 
 考えてみると、自分にできることは結構あるのではないかと思います。


 亡くなられた方の冥福を祈ること、一人でも多くの人が助かることを祈ること。
 何より、日々の生活が「在る」ことを感謝すること。
 
 これも、自分にできること、だと思っています。

 

あっかーん!

2011-02-20 23:42:22 | 日々

 毎日、ノルマの波に飲み込まれそうーー。
 

 何とか、がんばって、週末には必ず、実家に帰るぞーーーっ。
 
 やらないといけないことに追われると、気持ちに余裕がなくなってきているのを、いやっちゅうほど、自覚しているけれど…。
 
 そんな時に限って、「不誠実だー」と感じる対応を受けると、相当、へこみます。
 

 よくよく、考えると、そういうことは、自分も、相手に知らず知らずにやってしまっていることかもしれない…。

 余裕はないのだけど、できるだけ冷静に考えようとすると、自分を振り返ってしまうのでありました。

 ってことは。
 まだ、余裕があるってことかな???
 

 うっそーー。
 いやーーん。