みつちーのevergreen-forest

現在は再びQMAがメイン。An×Anではお世話になりました。クイズに使っていた頭脳は、別のために使い始めています。

ウィンブルドン決勝

2008-07-16 00:29:30 | スポラン4(陸上・水泳など)
6日の夜、ウィンブルドンテニスの男子シングルスの決勝戦が行われ、スペインのナダル選手が優勝しました。
この試合、僕は12時半ごろまで外出していなくてはならないスケジュールだったので、録画をして、少しずつ見ていったのですが、本当にすごい試合だったと思います。テニスをしたことがない僕がそう思うのですから、普段プレーされている方や経験者の方はなおさらだったことでしょう。

コーナーを狙うコントロールや、パワーあふれるサービスなどのテクニックがすごいことは言うまでもないのですが、僕が一番信じられないのは、5セット戦えるその体力です。特に、今回は第3・4セットがタイブレークになり、第5セットも9-7という死闘で、試合時間が5時間近くになりましたが、その長丁場を動き続けられることに尊敬の念をいだきます。僕がテニスをやったとしても、3ゲームもてばいい方でしょう。

試合の内容ですが、あくまで素人目なのですが、フェデラー選手にミスが多かったように見えました。なんだか、準決勝までと違う感じがしたのです。もしかしたら、ナダル選手が打ってくる球だからだったのかも知れませんが。
また、印象に残ったことは、悔しさのあまり声を出すことがあっても、二人ともラケットを投げたりしていなかったことです。思うようにならなくとも、物に当たらない。このような強い精神力があるからこそ、ウィンブルドンの最後の二人に残ることができたのでしょうね。

「フェデラーがクレーで勝つのが先か、ナダルが芝で勝つのが先か」と言われていたようですが、後者が先に現実となりました。今年のローランギャロスの結果を見ると、ナダル選手がいるかぎり、フェデラー選手がそこで勝つのはなかなか難しいのかもしれませんが、来年の大会で、ウィンブルドンのリベンジを果たせるかどうかに注目したいと思います。
もっとも、それ以前に、まだ全米オープンが残っていますので、先に注目すべきなのはこちらですね。

こんな歴史的な好試合だった今回の決勝戦でしたが、一つ残念なことがありました。それは、テレビが朝4時半で教育テレビに移ってしまったことです。上述のように、僕は録画をスタートさせていました。最後のほうは、家にいたのですが、途中から見るのも楽しみが減ると思い、また、何より起きていられなかったので録画を続けていたのですが、第5セットの途中で終わってしまいました。確かに、今回の試合は普通では想像できないほどの長いものであったため、特別なケースだったと思いますが、万一、大延長があった時はそうなることがあると新聞に書いておいてくれればよかったのにと思います。
来年からは、センターコートに屋根ができるということなので、このようなことはほとんど起こらなくなると思いますが。

※ 下書きでしばらく保存していたので、追加の話です。13日に、総合テレビでこの試合の再放送がありました。友人に録画してもらったので、後日ゆっくり見たいと思います。

あとは、テレビにおけるテニスの扱いについて。今、地上波である程度中継されている4大大会はウィンブルドンだけなんですね。以前は、テレ東で全豪と全仏、TBSで全米をやっていたのですが、今はWOWOWでしかきちんとは見られないようです。今回のようなすばらしい試合が見られる可能性が高いのにもかかわらず中継しないというのは、非常にもったいない気がします。くだらないバラエティや、どうでもいいドラマを増やすぐらいなら、その時間を分けてあげて欲しいと思うのですが。

それにしても、なぜウィンブルドンの決勝とF1イギリスGPの決勝が同じ日になってしまったのでしょうか。主催者が違うから仕方がないことなのでしょうが、大イベントが同じ日に同じ国の中で行われるというのは、なんだかすごい話です。

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