蝶子ちゃんの記念撮影

私達は、バラ育栽培に加えて、咲き終わった胡蝶蘭の再生・復活栽培しています。胡蝶蘭は咲かせるのは非常に難しいランの花です。
そして、綺麗に咲かせるには困難な育成管理作業があります。温度、湿度、日照、病気、越冬・・・etcの管理。本当に難しい!!園芸者の上級者向けのお花です。

その胡蝶蘭が成長して、先月23日に開花しました。その後、この胡蝶蘭は開花を続けて、毎日華麗な花姿を見せてくれて私達を楽しませ、和ませてくれています。

私達は、この胡蝶蘭が家族に思えてきまして、この胡蝶蘭に「蝶子」という名前をつけました。今日は、この蝶子ちゃんが、今年一番美しい花姿を見せてくれていますので、この蝶子ちゃんの晴れ姿を記念写真に撮りました。

◆保護した胡蝶蘭についてのお話:
2018年の秋にホームセンターで、咲き終わって、衰弱した胡蝶蘭が売れ残っていているのを妻が発見しまして、綺麗に咲いていた頃には、お店の目につく場所に堂々と飾られていたのに、花が咲き終わったらお店の隅に追いやられてしまって・・・。
カメラマン(妻)は、この咲き終わった衰弱した胡蝶蘭が可哀想に思って、この胡蝶蘭を保護したいと思って買ってきました。それからこの保護胡蝶蘭を育て始めました。

カメラマン(妻)は、この保護胡蝶蘭に水やり、肥料をやり、温度、湿度、日照、病気、越冬・・・etcの管理をしました。まるで、障碍を持つ人間の子供を育てるように、愛情込めて元の元気な胡蝶蘭になって美しい花を咲かせようになって欲しいと願って、努力と忍耐で毎日大事に育て行きました。
この保護胡蝶蘭をお世話を続けた結果、その後、衰弱した胡蝶蘭は、復活・再生の生育を続けて行きまして、2019年3月28日にビックリ!!するくらい美しさ花を咲かせてくれました。
この2019年3月28日は、私の再就職活動で、採用内定の通知が届いた日でした。まるで、私の就職先の内定合格に合わせるかのような”good timing”でした。

思えば、咲き終わった胡蝶蘭は、定年退職していた私なのです。咲き終わった胡蝶蘭をもう一度咲かせるのは、非常に難しい事なのです。人も定年退職した後、再就職するのは、非常に難しい事です。胡蝶蘭と同じですね。
胡蝶蘭はしゃべる事はできませんが、生存への執念で忍耐・努力して花を咲かせるまでに復活・再生したのだ。と思います。
この美しく咲いた胡蝶蘭を見て、咲き終わった胡蝶蘭が再び咲いたこの出来事は、人間においても何事も諦めないで、忍耐・努力すれば、困難は乗り越えられる。と連想してしまいました。

その後、この保護胡蝶蘭は、去年も今頃、美しく咲きました。そして、またも幸運な出来事も私達に運んで来てくれました。
今年も、この保護胡蝶蘭は、その後も再生成長して、今年も今月23日に開花しました。去年以上に華麗な花姿を見せてくれました。
ちなみに今年は、80cmを超えるほどのシュートが何と4本も出ました。(去年は、2本でした)

そして、この保護胡蝶蘭は、現在も成長中です。長いシュートからは、多くの花が咲いています。部屋の中をまるで、蝶々が舞っている、蝶々が乱舞する花姿となっています!!
蝶子ちゃんは、毎日、私達の生活に潤いを与えてくれて、一日に活力を与えてくれて楽しませてくれています。

蝶子ちゃんへ
我が家に来てくれてありがとうございます。
これからも、美しい花姿を見せてくださいね!!
★★★ 胡蝶蘭の花言葉は、「清純」「幸福が飛んでくる」です。
皆様にも蝶子ちゃんから「幸福が飛んでくる」事を祈念致します。

記録
天気: 曇時々雨
最高気温(℃)[前日差] 19℃[+1]
最低気温(℃)[前日差] 15℃[+6]
散歩人
とカメラマン(妻)