読書備忘録

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映画『ジュラシック・ワールド/新 たなる支配者」

2022-08-10 | 映画
2022年米・アドベンチャー映画。原題「Jurassic World: Dominion」製作総指揮S・スピルバーグ。コリン・トレヴォロ監督作品。シリーズ第6作目、「ジュラシック・ワールド」三部作完結編。前作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(2018)でアメリカ本土に連れてこられた恐竜たちが解き放たれてから4年後、地球の至る場所に恐竜たちが棲みつき、“ジュラシック・ワールド”と化した世界が舞台。恐竜たちによる人間社会への被害が問題になる中、恐竜を欲望のために利用する人間達もいた。そんな中、バイオシン社が、CEOのルイス・ドジスンの指揮の下、イタリアのドロミーティ山脈に恐竜の保護施設「バイオシン・サンクチュアリ」を設立していた。オーウェン(クリス・プラット)クレア(ブライス・ダラス・ハワード)は、恐竜の保護活動をしながら、シエラネバダの麓でクローン人間メイジー(イザベラ・サーモン)と共に暮らしていた。二人はメイジーを実の娘のように思い育ててきたが14歳になり思春期に入ったメイジーは、いろいろな行動制限を疎ましく思っており、今の生活を窮屈に感じて自由を求めていた。すぐ近くの森には、オーウェンがかつてジュラシック・ワールドで調教したヴェロキラプトルのブルーと、ブルーの子供のベータが住んでいたがベータとメイジーが攫われる。同じ頃、アメリカの中西部では、大量発生した巨大なイナゴに農家の穀物畑が食い荒らされる被害が多発していた。その調査のため現場の農場を訪れた古植物学者エリー・サトラー博士(ローラ・ダーン)は、バイオシン社が開発した種を使用したという近隣の農場が巨大イナゴの被害を全く受けていないことに気付き、疑念を抱く。巨大イナゴの被害が拡大すれば世界の食料供給が重大な危機に晒されると考えたエリーは、捕獲した巨大イナゴを持って、顔馴染みの古生物学者のアラン・グラント博士(サム・ニール)、に協力を要請、アランはイナゴを詳しく調べ、白亜紀の生物の特徴があることに気付き、バイオシン社がイナゴに白亜紀の生物のDNAを組み込んで改良しているのではないかという仮説を立てる。二人はそれを確かめるため、かつて共にジュラシック・パーク事件の当事者であった数学者で、今はバイオシン社に雇われているイアン・マルコム博士(ジェフ・ゴールドブラム)のつてでバイオシン・サンクチュアリに向かう。
恐竜が闊歩し疾走し、人間に襲い掛かる恐竜ワールドを涼しい大画面で堪能。食料危機や企業の横暴、恐竜売買の闇組織などそれなりにリアル感ある展開で楽しめた。

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