読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

染井為人著「黒い糸」 

2024-06-13 | さ行
千葉県松戸市の結婚相談所でアドバイザーとして働くバツイチ子持ちの平山亜紀は、仕事で顧客とトラブルを起こして以降、無言電話などの嫌がらせに苦しめられている。亜紀の息子・小太郎が通う旭ヶ丘小学校の6年2組でも、クラスメイトの女児が失踪するという事件が起きていた。事件後に休職してしまった担任に替わり、小太郎のクラスの担任を引き継いだ長谷川祐介は、クラス委員長の倉持莉世から、クラスの転入生の母親が犯人だという推理を聞かされて戸惑うが、今度はその莉世が何者かに襲われ意識不明の重体となってしまう。特定のクラスの周辺で立て続けにおきる事件の犯人は同一なのか、またその目的とは。・・・多種多彩の怪しい強烈キャラの登場人物たちによって次々に起きる謎が謎を生む展開。誰もが怪しい展開で最後には意外な人物が犯人。繰り返しウザい持論をとなえる男性教師長谷川の兄のキャラも面白い。一気読み出来そう。続編もありか?
2023年8月角川書店刊 

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