メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

映画『東京のえくぼ』(1952)

2024-06-10 12:35:28 | 映画
監督:松林宗恵
音楽:服部良一

出演
河上伸子:丹阿弥谷津子
河上大作:柳家金語楼
河上八重:清川虹子
峯京子(婦人警官):高峰秀子

紀の國屋文太郎:上原謙
林長十郎:古川ロッパ
木村徳太郎:小倉繁
用度課長:江川宇礼雄

酒屋の主人武さん:田中春男
巡査:小林桂樹
ほか





【内容抜粋メモ】
テーマ曲から始まる

満員のバスの中でスリ騒ぎが起きて交番に寄る







お客は並んで荷物検査され
取り調べを受けていると婦警キョウコと被害者ノブコが同級生と分かる








ブンタロウは女ものの財布を持っていて連行されるがとぼける
いくら入ってるか正確に答えるノブコ
ノブコ:貧乏だから覚えきれないほど持った覚えはない









紀伊国屋物産の入社試験でものすごい長蛇の列に並ぶノブコ
優秀な5人の中から2人を選ぶ







専務:
みかんの缶詰のストックを出そうかどうか迷っていたら
あの娘が舌を出したのを見て、出すお告げだと分かり
注文が殺到したから採用しなきゃならん



社長が行方不明になったと大騒ぎ
電話交換手が大勢、社長の行方を探す









社長の写真はあのスリ
写真をさかのぼるとソックリな武士の面々








牢に入ってる社長



ノブコが大手に入社したのを近所の酒屋に褒められる








満員バスに乗って通勤

社長が行方不明の新聞を読んだ巡査が電話する
上司らが牢まで迎えに来る


専務から書類にハンコを押してくれと言われて
いやいやつまらなそうに始める社長










社長秘書になったノブコを見て互いに気づく


分刻みのスケジュール
黒塗りのクルマに乗って、向かい側の汽船会社へ赴く

高橋一郎氏の告別式で弔辞を読む







結婚式でスピーチ

交響楽団のお祝いでスピーチ

火星号?の追悼で原稿を間違えて読む

金婚式祝い

関東工業のパーティーでご馳走を食べる

夜9時 接待でべろんべろん あと4件もある
ノブコ:お可哀想に・・・



朝9時5分前 起立して社歌斉唱 男女の合唱が本格的
♪みかんづめ~

外回りの監督はノブコに任される

専務:
暴漢扱いにして捕まえてもええ
社内の人事に口出ししちゃいけない家訓になってる
わしあっての紀伊国屋になっておるから心配いらん



社長にランチを出して、スケジュールを教える
社長業がどれほどくだらないか愚痴る

社長が一番やりたいことを聞くと、ホルンを吹くこと

♪とおき山に日は落ちて~






ノブコ:今度こそうまく逃げてくださいませ

社長は変装して会社を出る ノブコは社長イスに縛られている

港でホルンを吹いていると子どもが聴きいる









ノブコがバスで迎えに来る

衣類店でスーツを売って、安いスーツを買う
質屋で時計も売り、いっしょにラーメンを食べる










木下左千男(サチオ)と名前をかえれば、うっかり社長と呼んでもバレない
サチオを家に呼ぶ







社長だと思って慌てて早口で喋りまくる両親

ノブコ:
この人、社長じゃなくて、サチオさんていうの
うちの2階に下宿させてあげるの

サチオは生まれて初めて焼酎を飲んで酔っ払い
醤油でハンコを押す仕草を繰り返す








重要会議
ノブコが出した手紙に社長の言葉として
全重役の反省を求めてストライキしているとある

サチオがホルンを吹き、末っ子が歌う さすがに上手いなあ
♪赤とんぼ








父:サチオは焼酎を飲ませるとてんかんを起こす

母:9時前になると歌い出す あの人頭おかしいんじゃないの?



母の誕生日で子どもたちがプレゼントをあげる

父:
お前んとこの社長が雲隠れしたらしいじゃないか
めくら番をするのがイヤだって呆れた
人を信用することを知らない
オレはかかあに任せてある
オレは根がしっかりしてるから、かかあが信用してくれてる


家族で余興を演る
サチオのホルンで歌う末っ子
♪今日はママさんの誕生日~








2階でみんなで川の字で寝てる
ノブコ:明日は日曜日 サチオさんが一番行きたい所にご案内します
サチオ:動物園


動物園でライオンを見たり、オットセイを見たり
ロープウェイに乗ったら停電で停まる







銀行、ホテル、レストランなどの関連会社も大混乱

父の勤めるみかん缶詰工場で運搬を手伝うサチオはミスばかり
サチオ:モノをつくるのは大変な仕事ですね

父:お前たち、今日は映画に行ってこい
末っ子:私、マンガ映画じゃないと観に行かない

父:あんた、うちのノブコをどう思う?
サチオ:僕のようなでくのぼうにはもったいない

ノブコ:すぐ社長にお戻りになってください
サチオ:僕はサチオです









工場で書類が上でひっかかってると文句を言ってるのを聞いて
サチオ:現場に缶が回ってないってどういうことなんだ

昨日、入社したばかりなのに、狂ってると思われ
メガネをかけ、ヒゲをつける
上司:まさか水戸黄門のマネをしていたとは!

みんな、自分の上役になすりつける



社長机には書類の山








専務:
これ以上世間に隠すわけにいかない
毎日、関係会社の従業員が押しかけてくる
株主総会を開いて、見つかるまでの間、臨時の社長をつくろう

社長が帰ったとみんなで押しかける

社長:
数日間の逃亡で迷惑をかけた
みなさんを信頼することを知らなかったのが原因だった
すみやかにこの書類を決裁するつもりです

父が入ってきて、サチオが社長だと分かる

父:
社長がお帰りになったならもう用事はない
あっしはいいよ、娘は今日かぎり辞めさせてもらう!

社長は父になにか耳うち

徹夜でハンコ押し

社長:引き出しに君に処理してほしい書類が入ってる 返事は屋上で待ってる

妻にする辞令

キョウコ:
スリを捕まえた
社長さんをスリにしてごめんなさい










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